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注文住宅放浪記 ~ヘーベルハウスと打ち合わせ ミライスタ編~


ヘーベルハウスのショールーム、ミライスタ

前回の打ち合わせ後、次回はショールームで見積の金額について説明するためにと、ショールームを案内された。
それが、このミライスタ。

LABO SPACEとあるが、がっつりしたブースには一度も入ったことはない……。
イメージ的には、お風呂やキッチンや外壁などの見本がずらっと並んだ空間。

この打ち合わせに臨む前に、営業さんにはヘーベルハウスで家を建てたい旨を伝えていた。

いざ、ミライスタ。
今まで、家の構造とか外観とか、建物としか見ていなかったけれど、設備をずらっと並んでいるのを見て、生活のイメージが湧いてきた。
メーカーによって特徴が全然違うお風呂やキッチンの説明。
玄関扉だけでも種類がいくつもあり、外壁に選べる色も20種類近くあった。

もちろんこうした見本を実際に見られたのはわくわくしたし、楽しかったが、あくまでも目的は金額についての説明。
お風呂だと同じメーカーでも、ランクがあり、機能をつけるかつけないかで値段が変わる。
外壁でも選んだ色や模様によっても値段が変わる。
先日の打ち合わせで頂いた見積にどのランクの設備が入っていて、どのような仕様になっているのか。どうした場合には値段が上がるのか。
こうした説明を丁寧にしていただいた。

営業さん、流石だ!と、率直に思ったのが、見積を作るうえで全て中~上ランクの設備・仕様になっており、値段を下げる余地があったり、逆に、値段を上げる余裕もあったりしていたこと。
他社の見積では、標準仕様でつくられており、最終的に見積より上がることしかできなかった。

設定した予算より余裕のある見積で、かつ、まだいろいろと変更できる余地があることを知り、大満足をしていた。
また、ミライスタを見学した後、軽い打ち合わせをすることになり、こちらが何も言っていないのに、改良した間取りの図面を頂いた。
間取りは、直す、といっても、何が正解かは実際に住んでみないとわからない。
だから、改良、という言葉が正しいかは一概には言えないが、その間取りは確かに前見たものより改良されており、動線などがよりすっきりしていた。

打ち合わせの最後、営業さんから探りの言葉。
「その~、どうですかね~、土地の方もですね~……」
そう、私たちは出産前にハウスメーカーだけ決められればいいと思っていた。
先日提案された、中古住宅を解体するという方法で手に入れる土地についてどうするか聞かれた。
私が少し怒ってしまった時も、営業さんに「出産後に土地を決めるつもりですから」と言い放っていたこともあり、営業さんも少々恐縮していた。
でも、値段に対する納得感、見せていただいた間取り、期待以上のものがばしばしと出てきたことにより、
「その土地で行きましょう」と、その場で返答した。

営業さんとしても、私たちからのいきなりの返答で少々焦っていたように見えたが、さっそく土地を購入する手配に早々と入り、さすがの行動力。
営業さんが不動産会社に連絡をし、土地購入の書類を記入した。

そして、この打ち合わせの3日後に再度打ち合わせをすることにして、土地購入の流れ、ヘーベルハウスとの契約の準備等をする予定になった。

住宅展示場で土地購入・ヘーベルハウスとの契約準備

住宅展示場はモデルハウスとして、家の見本になるだけでなく、打ち合わせ場所として使われる。
妻はいよいよ出産予定日1カ月前を切った。
これが出産前最後の打ち合わせになる。

契約時における見積の確認。
注文住宅を建てる場合、2回契約をする。
「この土地でこの計画をお願いします!」という請負契約。
その後、何度も何度も打ち合わせを重ねて、内装や設備の最終決定をした後、「この内容で建物を建ててください!」という変更契約。
その請負契約をするにあたっての見積の確認。
予算に余裕があることに大満足。
設備や内装にこだわる余地があるというのは、楽しみでもあった。

この時点で、「ヘーベルハウスさん、お願いします!」ということで、手付金のようなものが発生して、いくらか支払いをすることに。

そして、土地の購入にあたって用意するものの確認。
ここでも手付金が発生することに。
そう、いよいよお金がどんどん動いていく。
頭金として、決して安くない金額がどんどん発生してくる。

また、本格的に住宅ローンの審査を進める必要も出てきた。
住宅ローンについては、本当に紆余曲折あり、苦労したため、これはこれで記事を書く予定。

「ハウスメーカー、どうしよう」
「やっぱり、ヘーベルハウスがいい」
「めっちゃ素敵で、予算も余裕ある」
「土地もここにしよう!」
と、怒涛の流れ、およそ2週間以内にこの流れが全て決まった。
3カ月ぐらい、ああでもないこうでもないと悩んでいた疲れも正直あった。
これで、ようやく安心。

次回は、土地を購入編。
まさか中古住宅に住んでいた前の家主さんと遭遇!?
乞うご期待!

きっといつか、誰かの何かに。



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