【小話】重複障害の話
最近はもう頻繁には聞かないWordですが。
「重複障害」とは、知的障害や精神障害など、複数の障害を併せ持った方々のことです。
例えば視覚障害+発達障害、聴覚障害+精神障害、といった組み合わせの障害を持つ方がいて、福祉支援や医療には、様々な困難がありました。
ただ、発達障害のように複数の特性(ADHD,アスペルガー症候群、学習障害)を持っている方がいることを考えると、概念としては古く、現在では当たり前の話になっているのではないでしょうか。
重複障害と同様に、障害者で病気を持つ方も存在します。癌から、高血圧、糖尿病、人工透析など、これも様々なケースがあるのですが、支援者はこれらの病気の知識も深からず学ばねばなりません。
病院では内科や整形外科など診療科が分かれていますが、生活の場である福祉の仕事では、そうはいきません。
精神保健福祉士だから発達障害や精神障害、認知症の知識があると強い、とは限らないことです。
皆様にわかりやすく、また理解していただけるような内容を目指します。サポートして頂けると幸いです。