メキシコで犬や猫を飼う場合ここが日本と違う!!
まさか自分が!海外で動物を飼うと思ってなく…。
2年前にたまたま里親を募集してた時に、黒犬に一目惚れをしてしまい…1匹だけでは遊び相手がいないと可哀想だなと色々な理由をつけて現在は犬2匹と猫1匹飼っている私。
日本へもし帰国しようと思った時には、日本は特にペット入国厳しいので、半年前からワクチン、チップ埋め込み、英語の診断書etc..必要になりますので、最後まで面倒見てあげられる決心がある方に少しでも参考になったら嬉しいです。
一目惚れをした愛犬。
この記事では、メキシコと日本の動物病院では何が違うの❓また手術代費用っていくらなのか、動物誘拐って本当にあるのか簡潔にまとめてます。
メキシコは野良犬・天国
よくツアー中にお客様が驚かれる1つに、野良犬の多さがあげられます!!道中、どこへいっても道端にいるメキシコの野良犬たち。
そしてメキシコの犬は、死ぬのが怖くないのかなとびっくりするほどに、走ってる車に突進してきたり、道路の真ん中で寝ていたりするので…。内心はヒヤヒヤ。
日本では、狂犬病予防が制定される1950年以前までは、野良犬・猫も多かったですが、現在では人々が狂犬病にかからないよう衛生管理のため、近年では滅多に日本の路上で見かけなりましたよね。
予防接種っていくら❓
1年に1度予防接種を受け、その時に予防接種した日付と予防接種の種類、犬または猫の体重を記入してくれます。
《犬の予防接種代》
600ペソ〜800ペソ(3600円〜4800円)
《猫の予防接種代》
1300ペソ〜1500ペソ(7800円〜9000円)
※ダニやノミから守る予防薬はメキシコではNextGard(1粒)と言い、体重によって値段が変わりますが、大体1500円〜2000円で購入できます。
ペットに関するスペイン語の豆知識
予防接種する→Vacunar
お散歩に連れて行く→Sacar a pasear
放し飼い→Tener suelto
小屋(犬)→Jaula
首輪→Collar
※散歩で大切なスペイン語の一つに「うんこ・糞」はPopó or Caca
たまに使われるもう1つの言葉がMierda(Shit)と使われています。
人間同士では、下品なので大人同士では使わない言葉ですが、対動物の糞などには、メキシコでは“Caca”を使い公園に貼り紙がしてあります。
犬と猫の去勢・避妊手術っていくら❓
メキシコは、動物病院によって診察代と手術代がだいぶ違い…。
メキシコのカンクンにある色々な動物病院の値段を調べると↓↓
※為替の変動によりますが、1ペソ6円計算で表記
《診察代》
300ペソ〜450ペソ(約1800円〜2500円)
※家にきてくれる出張ドクターもいて、出張料金250ペソ追加が通常です。
《犬の避妊・去勢手術》
600ペソ〜2000ペソの間(3600円〜12000円)
《猫の避妊・去勢手術》
避妊 800ペソ〜2500ペソ(4800円〜15000円)
去勢 600ペソ〜2000ペソ(3600円〜12000円)
恐ろしいほどに!!同じ避妊・去勢手術でも値段がコレだけ獣医によって違うので、手術受ける前にネットでレビューを調べてから行くのが1番。
猫の誤飲による手術
猫を飼うときに最も多い事故が、実は異物の誤飲と試飲になります。
犬以上に異物の誤飲や試飲が多く、飼い主さんが普段日常生活の中で気をつけていても、猫は紐やコード、ゴム、ティッシュ、プラスチックで遊ぶのが大好きな生き物。
夜中に1匹大運動会を繰り広げてることもしょっちゅう…。大変!!
我が家の猫は、なんと!ビーチサンダルを壊した時に下の留め具(丸粒のプラスチック)を飲み込み、それが胃まで到達せず…。
薬や、自力で取り出すことが困難だったので急遽手術することに。
実際に飲み込んだ時のビーチサンダルの留め具↓↓
《その時にかかった費用の内訳↓》
手術代 3000ペソ
レントゲン代 800ペソ
入院代 600ペソ
お薬代 1300ペソ
抜糸と診察代 500ペソ
合計 6200ペソ(約37,200円)
※日本に比べると手術代は、メキシコは動物病院あまり高くないですね!
反省中の愛猫…。
しかし!!
日本と違う点でスーパーびっくりしたのが!!
お薬をもらう時…動物病院にあるお薬は、そのまま帰りにもらうことができ診察代と一緒に支払うようになってるのですが、動物病院においてない薬はなんと!!
人間と同じ薬局から診断書があれば購入することができるんです。
例えば…
薬局で購入した物↓↓
右の電解水(ポカリスウェットのような飲み物)は、普段人間が風邪ひいたり、体調良くない時に飲むものですが、コレが犬や猫の体調悪い時に脱水症状がおきないよう飲ませてOK。
また、人間の飲む薬だと動物にとっては強い薬があり、1錠を半分にして12時間に1回などetc...決められた用法を守って飲ませることができるんです。
私は、メキシコ来るまで動物と人間の薬は違うものだと思っていたので、「薬局で買って飲ませてくださいね!」と普通に最初に言われた時は衝撃的でした。
メキシコでは少し前までは、診断書がなくても自由に薬など購入することができたのですが、ドラック漬けの人、また人々が医師の判断なしに誤った薬を買わないよう、安全性を考え基本医師の診断書がないと購入できるお薬は限られています。
メキシコに実際ある動物誘拐!
メキシコでは、犬を飼うと番犬がわりにもなりますが(※日本よりも空き巣が多い分)、その反面…高級住宅街に住んでる犬や猫を狙った誘拐事件があることも事実です。
どのような手口かというと…。
犬や猫を飼い主さんから巧みに盗み、行方不明になったと思った飼い主さんが「我が家の○○を探しています。」と近所に貼り紙をします。
その時点では誘拐犯は、まだ動きません。
しかし…いくら経っても見つかりません。
日にちが経つにつれ…飼い主さんが、どうしても愛犬・愛猫を見つけだしたく有力な情報を集めようとして、見つけてくれた人に懸賞金を出す場合があります。
その時に!!誘拐犯はあたかも自分が見つけてきたかのように振る舞い、そして懸賞金をいただくんです。
なんて卑怯な手を!!愛犬・愛猫は無事戻ってきますが、飼い主さんの立場にたって考えるとどうしようもない不安でいっぱいに…。
メキシコで犬・猫を飼われたい方は、Facebookやメルカドリブレで里親募集していたり、ミックス以外ご希望の方は、パグ犬は3万〜5万、ゴールデンレトリバーは8万〜15万ほどで購入することができます。
パグは愛くるしい顔していて個人的にたまらなく癒されますが、ただ‼️
飛行機には鼻が短い犬種は、健康上の問題でのせれないことが多いので、海外で動物飼われる方は、最期まで私が面倒見てあげる!気持ちで新しい家族を迎えてあげてください(^^)。