えっ!教科書には載ってない!メキシコ人がよく使うスペイン語シリーズ2!
かつてスペインの支配下だったメキシコは、彼らからスペイン語を学ぶ傍らで、スペイン人には!わからないようメキシコ人独特のスペイン語の言い回しをうみだし、それが現代のメキシコスペイン語の語源になるのだとか。
実際にメキシコで生活をしてみると、日本の本屋さんで販売してるスペイン語の本には載ってないメキシコ独特のスペイン語での単語や言い回しがたくさんあり、最初覚えるのに一苦労…笑。
今回はその中でも、特に日本人は時間厳守!またその言葉通りに意味を捉え行動する実直な性質を持ってると思うのですが、お国変われば文化も変わり!メキシコ時間タイムをご紹介
Ahorita
スペイン語でAhora(アオラ)は本来『今』を意味します。…が!!
そのAhora『今』とメキシコ人は使い分けてよく、Ahorita(アオリータ)という言葉もよく使うのです!!
元々の由来がAhoraからきてるので『今の今で、今すぐってことかな??』って思いきや…意味が変わり、メキシコ人からAhoritaと言われた時は…。
まったく時間が読めません!笑
大体2〜3時間は時間かかる(もしくはそれ以上)になります…。
※未来にやるであろう不確かな『いつかやるね!』に近い表現になり、Ahoritaと言われた時には、やるかもしれないけれど、そのうちなんだなぁ…もしくはやらないってことなんだなーくらいの気持ちで受け止めてください。笑。
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シチュエーション別のAhoritaの見抜き方効力法は↓↓
Ahorita llego
『アオリータ・ジェゴ』は、本来のスペイン語の意味は “今もう着くよー”という意味になりますが、メキシコでは、遅刻して到着する意味を表します…。
めっちゃ遅れるとまではいかないけれど、でも遅れて到着するからねという意味になり、かなり長く待つハメになること多し。
Ahorita vengo
『アオリータ・ベンゴ』は、本来のスペイン語の意味は “今戻ってくるからね”という意味になりますが、メキシコ人はこの言葉をよく別れ際に使います。
日本語のまたね!もしくはじゃあね!に近い意味になるので、Ahorita vengoと言われた時は、お別れの挨拶程度で、基本戻ってくるわけではないので、待ってなくて大丈夫です。
但し!!
レストランや一緒に遊んだ時などにメキシコ人がお手洗いにたった時にも使う場合がありますが、その場合はすぐ戻ってくるのでご心配なく!!!
Ahorita
『アオリータ』のもう一つの使い方として、メキシコ人が柔らかく遠回しに断る時の1つして使われることもあります。
例えば、メキシコでは日本と違い、よく道端などでアメやガムまたタバコ1本から販売してるちびっ子たちがいてよく『アメ買わない??』と通りすがりの人に声をかけてくるのですが…。
そんな時に、婉曲表現として“Ahorita”を使い、今は買うつもりはないけれど、きっと未来のいつか買うよという表現として使われています。
使い慣れるまでが大変だわよね!笑。
ちなみに日本の旅行会社で働くのに慣れてるメキシコ人は、基本そこまで待ち合わせ時間に大幅な遅刻はないですが…。
アポヨ(ヘルプ)のドライバーさんを使う時は、待ち合わせ時間より少し早めに伝えておくとお客様お待たせすることなく行程スムーズにいくことも多し♪
Ándale
ándale(アンダレ)は、前回のシリーズ1弾でお伝えしたólare(オラレ)同様、幅広い意味で、よく使われる言葉になります。
特にそうだね!という同意表現や、何かに驚いたり、また相手を励ましたり、人に促したりする時に(そうだよ!!やっちゃえ!いけー!)って時に使われています。
メキシコ人にándaleという言葉を使うと、驚き“メキシコスペイン語知ってるのか!!”と驚かれることも多く、笑顔になり爆笑され!そこから会話が弾むこともあるので、気楽に使ってみてください。
※例題→ ¡Arriba,Arriba! ¡Ándale Ándale!
訳すと英語のニュアンスはこんな感じ→Go,Go! Come on, Come on! (いけー!やっちゃえー!!)
Neta
Neta(ネタ)は、メキシコ人の中でも特に若い人がよく使う言葉で、意味は “まじに❓本当なの❓”という意味になり、¿En serio? or ¿ Es la verdad?というスペイン語の表現に近いです。
※例題→Neta, me lo juras ? 本当に!あなたは誓いますか??
¡Híjole!
Híjole(イホレ!)は、感嘆表現として驚いた時によく使われる言葉です。
まじに❓すごくない❓うそー!!英語でいうとOMG!!!(Oh my goodness!)のようなニュアンスになります。
※例題→ ¡Híjole, qué tarde es! まじ!!遅い!!
Chingón・Chingona
Chingón(チンゴン)は、英語でいうとGreat, Awesome or Fantastic !! めっちゃ良い!という名詞として使われる場合は、とても良い意味で使われます。女性名詞の時は、Chingonaで語尾がaに変わります。
※例題
→ Es concierto fue chingón. Es una pena que te lo perdieras.
(コンサート最高だった!あなたが観れなかったのは残念だわ!)
②→Le película se ve chingón en 3D.
(3D映画で素晴らしい!!)
Chamba
Chamba(チャンバ)は、仕事という意味で使われ、スペインに支配されてた時代にこの言葉が使われていたこともあって、たまに一時的な雇用で給料が安い職場(Mal pagado)に対しても使われる意味合いの言葉になります。
※例題→¿Tienes chamba? (あなた仕事してる??)
②→He terminado chamba ahora . (今仕事終えたよー)
お金を表す言葉(国別)
お金はスペイン語で “El dinero”になりますが、よくNetflixや、ラテンの友達から聞くお金という単語は国別で違うので、今日はスペイン、メキシコ、コロンビア編を紹介!!
○スペイン人→Pasta(パスタ)
○メキシコ人→Lana(ラナ)Valo(ヴァロ)
※めっちゃ高い場合によく使う表現→“Costar un ojo de la cala”
○コロンビア人→Plata(プラタ)
※かつての有名なマフィア・パブロ・エスコバルは必ず取引する時にいたの使っていた脅し文句が“¿Plata o Plomo?”(金か銃弾か❓)でした。
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