日本人夫婦の子供に新しい文化を
私たち夫婦は、見た目はインドネシア・中東系の国の方に間違われるものの、純粋な日本人。
どうやら私の母方の祖父母は他の国の血が混ざっている違うようですが、しっかりとした情報を受け取れないうちに母は他界してしまい、わからないままです💧
息子が生まれた頃、主人がぽそっと言ったことがあります。
「俺たち二人とも日本人じゃない、日本の文化だけで育てるのもなんだよな〜。小さい頃から違う文化を入れたいよね」と。
なるほど。海外に頻繁に連れて行ったり、物ゴゴロついた頃に海外に住むのではだめなのかしら。そう思いながら頭に彼の一言をインプットしました。
息子が1歳を超えた頃、打ち合わせになると騒ぐ様になり、息子を静かにさせることに集中してしまい全く打ち合わせの内容が耳に入ってこない・・・。
そんな日が増えました。
息子からすると、自分を見てもらえない苦痛の時間だったんだと思います。
私にとっても、息子にとっても苦痛な時間になってしまうのはよく無い、とシッターさんの導入を検討し始めました。
当然保育園に入れるという考えもありますが、
私が読み漁った子供の成長の情報から、2歳は1対1で大人と接する方が良いとの情報があり、幼稚園の先生をされた知人にも相談をしてみました。
2歳はイヤイヤ期と言われていますが、この時期の子どもは、「人と自分はどんな関係にあるか」を学んでいき、その過程で出会う人の対応や他の人に対する「信頼感」に影響するとするとのこと。
そこで、保育園に入るのは3歳からがベターではないか、という仮説をつくり、「3歳までのシッターさんは息子への投資」だと、主人にプレゼンしました。
同時に、自営業の我が家は毎年希望の認可保育園から入れなかったとのお手紙をもらっていました。
かと言って、入れると連絡を頂いた保育園を見学にいくも、
こんな狭いところに息子を預けられない〜😭。
給食のメニューを拝見すると、白砂糖の乗ったトースト。。
む、難しい〜〜。。
自分の拘りと辻褄が合わず、いよいよシッターさんという選択肢を行動に移すことにしました。
区から紹介されるシッターさん会社に数回お願いしてみましたが、
シッターさんの指名ができないこと、経験豊富な方が多いものの、お医者様や弁護士さんのお宅に出入れされているらしいのですが、アーティストに育てたいと思っている、我が家の目指す子育てと方向性が難しく思っていました。
そこで、ダーリンの一言にも有った、小さい頃から英語と違う文化と取り入れよう!と外国人のシッターさんとモンテッソーリを学んだシッターさんを探すことにしました。
母より長い時間を一人の人と過ごすことは、子供の思考に影響がでる可能性があると考えて、二人のシッターさんを探すことにしました。
幸いモンテッソーリのシッターさんは直ぐに見つけることができました。
一方で、外国人のシッターさんは当時単価の高さと人気で新規の受付をしていないとのことでした。
検索し続けてある日、webペライチの情報を見つけました!!
迷わずお電話して、状況を伺いました。
外国人の仕事を斡旋しているという神奈川の会社さんを見つけました。外国人の方が日本で生活していけるように、ゴミの出し方から役所の手続き等をサポートしている方でした。
車のデザインの会社の従業員はほぼ外国人とのこと。出会った外国人の方が介護の仕事をしたいということで学びから介護のお仕事、経験者のベビーシッターのお仕事も斡旋しているとのことでした。
私たちはその会社さんに息子のシッターさんを探していただくことにしました。
私たちの外国人シッターさんの条件は、こちら。
・設定した時給にご本人の希望が治るかどうか
・英語がネイティブで、日本語も話せること
・子供を育てた経験があること
・綺麗好きであること
・約束が守れること
・子供好きであること
・デザインに興味があるかどうか
・英語で息子と私たちとやりとりしてほしい
当時の主人は月の半分は日本におらず、私たちは近くにサポートしてもらえる親戚が居なかったので、二人で頑張るしかない。
でも会社を大きくしていきたいタイミングだったので、頑張らなくてはならない、そんな時期でした。
面接をした最初の方は、その後3年半お世話になったMさんでした。