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子育ての苦労を「システムエラー」で整理したら気持ちが楽になった話
日々子育てをしていると、
子どもが自分の期待通りに動いてくれないことに
イライラが募ってしまうことは日常的にある。
その度に、
「なんでこの子はこんなにワガママなのか」
「育て方を間違えているのか」
「他の子より劣ってしまってるのではないか」
といったことをついつい考えてしまう。
しかしその原因は子どもにあるのではなく、
そもそものシステムに問題(=システムエラー)があるのではないかと捉えると、
とても気持ちが楽になった。
ちなみにここで言う「システムエ」とは、
ものごとの仕組みを指しており、
その仕組みがうまく機能していないことを「システムエラー」と定義しています。
システム、システムエラーについて知ったのは下記の書籍からだ。
「夢と金」西野亮廣
「OURHOME 子どもと一緒にスッキリ暮らす」Emi
世の中にはヒューマンエラーはない。あるのはシステムエラーだけだ。
子どもが片付けを「イヤ〜」とごねると、つい頭ごなしに叱ってしまったり、しつけができていない自分を責めたりしがちです。そんなとき、私は「片付けのシステムの方が間違っているのでは?」と考えるようにしています。
この考え方を実践すると、
子どもの状態や起こっている事象を俯瞰してみるとことができた。
例えば、ご飯を食べてくれない原因は
・味のせいか?
・”食べなさい”と言っている言い方の問題か?
・なんでご飯を食べないといけないかの理由がちゃんと説明できていないか?
・もしかしたらご飯を食べる前に何か既に口にしていたか?
などなど
可能性を一つづつ潰していくと、
結果的に子どもが何を考えていて、何を感じているのかが少し分かり
相互理解につながるコミュニケーションにもなっていった。
少し手間暇はかかる場合はあるが、
この方が結果的に子どもの成長、そして親の成長にもつながるのではないか。