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【コラム】キャラクターについて-アイギストス

アイギストス立ち絵2

たぶん私の創作キャラクターでも看板と言っても良い代表キャラクターであると思う。
大元は私が携帯ブログを持っていた時代に、なんの気なしに描いた落書きで描いたこのイラストから。

アイギストス (2)

サイト引っ越しを知らせる記事のイラストで、記事のタイトルが
『アイギストスと血の海で踊った』だったのです。
このタイトルは完全になんとなくのインスピレーションでつけたもので、
アイギストスという名前が実際にギリシャ神話の登場人物であることも意識にありませんでした。どこかで耳にして意識の下に残っていたのかもしれません。

アイギストス2

その後何年後かに、人外キャラクターの立ち絵と設定を書いたイラスト集同人誌『一日一惡魔』という本に出すにあたって、変化と階段の惡魔、ベジタリアンである、といった簡単な設定がつきました。階段の惡魔というのは最初に描いた絵に2Fというような、階層をイメージさせるような文字を背景に書いていたため。書いたときには特になんの気なしでしたが、それが後々重要なファクターになってきました。

トーンテス

ヨツコブツノゼミ02

更に数年後『来た!!ブッコワッシャー』という創作をはじめ、その中の1キャラクターとして動かすことにしました。ここで秘密結社の幹部、人を貶めることを好む、偉いポジションに居るのにいじられキャラ、などの属性がつきました。この段階ではまだ初期案であり、また後々改定されていくことになります。4コマでアイギストスを動かすのが楽しくて、どんどん描いていき、私を知る人にもキャラクターが認識してもらえるようになりました。

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フォロー

定期ゲーム『つぶきゃら。』の2期に参加。本当は1期にも登録したのですが、タイミング的に終わるギリギリだったので、ほとんど動かすことができませんでした。2期では幸い、ゲーム中に使用するイラスト(カットイン)をたくさん描くことができ、Fav(お気に入り)数が参加キャラ1位になるまでになり、定期ゲームプレイヤーへの知名度を得ました。
また、トエハタエシューイやケルベロスなど、キャラに重要なファクターとなるスキルも偶発的に生まれました。
更にこのゲームでFav上位であり、ゲームの強さもトップレベルである速水さん、速水さんのキャラクターであるスフェン君との重要な出会いを果たします。速水さんにはゲーム内のトーナメント戦のチームにゲストとして呼んでもらったり、アイギストスさんの使用スキルへのゲスト企画に参加してもらったりなど、交流することができました。とはいえ、まだ浅いものであり、次の進展は次の参加ゲーム『言の葉の樹の下で』を待ちます。

ゲスト6

簡単ではありますが、速水さんにインタビュー形式で話を訊いてみました。

■アイギストスさんの第一印象は?
───なんてかっこよくてセンスのあるイラストを描くひとがいるんだ!っておどろいて、チームメンバーにうきうきで報告にいったんですけど
みんなはやみさんより先に知ってたよ~みたいな反応でンアア…となった……
同じユーザー交流企画に参加してみたり、いきなりPTに誘っても断られると思ったから、イベントで定期的に外部のキャラをお呼びしたりしてじわじわ外堀を埋めたりして、ドキドキしながら大乱戦PTのゲストにお呼びしました!
■つぶきゃらのアイギストスさんの強さはどうでした?
───センスがよかったしつかうスキルにこだわりが感じられて大好きでしたᕦ(ò_óˇ)ᕤだからこそアイギストスさん入りで活躍させてそのうえで優勝したかった……(その時は1敗してしまった)

惡の巣2

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次の定期ゲーム『言の葉の樹の下で』に参加。アイギストスから派生したキャラクター、アイギストス<ブラス>が生まれました。
元のアイギストスさんが住む世界が滅亡し、アイギストスの記憶と姿を与えられた存在という設定で、元のアイギストスを踏襲しつつ別キャラクターとなっています。(ややこしい)
このゲーム(以下:コトシタ)で、はじめて本格的に他者交流RPをはじめました。そこで速水さんのキャラクター、スフェン君と深い関係になっていきます。コトシタで数々のRPを重ねることによってキャラクターもプレイヤーも親密になることができました。最終的にはキャラクター同士は婚姻を結んで家族になり、速水さんとは一緒に創作を作っていくまでになります。
また、ゲームとしても速水さんにはチームのメンバーとして誘ってもらい
強豪チームの一員として活躍させもらえました。スキルやステータスの設定は速水さんが見てくれたのでとても強いキャラになり、とても満足しています。アイギストスというキャラクターで、こっちの仮面をつけた方を強い印象で覚えている人も居るのではないかと思います。

■コトシタで本格的に交流することになりましたが、どうでしたか?
───アイギストスさんがプレイスをつくり本格的ロールに参戦するときいて、絶対遊びにいこうときめていました。
提示されている情報とまだ見えない情報と、自分のキャラとの共通点を考え、どちらのストーリーにも矛盾がでないようにこころがけていました。
いざロールの打ち合いがはじまるととても自然体にラリーが続き、お互いがお互いをおもいやる形で2人のストーリーが徐々に重なっていくのが創作者としての相性の良さを感じてとても楽しかったのを覚えています。
■チームメンバーとしてのアイギストスさんはどうでしたか?
───まずほぼほぼ無課金だったということ 地獄のように運がないことは特筆すべきとおもいます!(有用なスキルを引くのにひどく苦労した)
どんなキャラでも開始時からやっていたら神スキルのひとつくらいはもっていたりしますが……ありませんでした!
しかしそこからあるものでチームの役にたつにはどうしたらよいのか?ということを考え、PT単位でのビルドを行い、最終的にほかにかわりがきかない大事なメンバーとなったことは速水の誇りです。
PT単位でのビルドの組み方なので一人一人を単品で練習戦に呼んでもあまりつよくなく、うちのチームがなんで勝ってるのか謎だといわれたり……とてもたのしかったです!
新しいスキルをいれるたびにつくってくれる演出もうれしく、好きなカットインがついているものを下げなきゃいけないときはとてもつらかったです…

五連は運要素、特にガチャのようなくじ運がとてもなくて、戦略や構成を考える速水さんには常に気苦労をかけていました。そのおかげで他メンバーを高度にサポートする良いキャラクターになれました。色々なスキルのカットインをたくさん描けたことも良い思い出です!

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アイギストスはスフェン君という伴侶を得て、たくさんの家族に囲まれることになります。設定的に、何万年も閉ざされた空間で孤独を生きた惡魔が一見か弱い少年に助けられ、大切な子供たちに囲まれて生活できるようになったことを考えると感慨深いものを感じると共に感謝の気持ちで一杯になります。

クラーレット家集合

怒りのヨツコブツノゼミ03

そして速水さんと創作パートナーとなるに至り、ブッコワッシャーのアイギストスもまた新しく生まれ変わります。ブッコワッシャーの世界用にアレンジしたスフェン君を迎え、過去のシリーズを新調して新たに公開していきたいと思っていますので、期待してくれたり応援してくれると嬉しいです。

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