オドレミン
あまり大きな声では言いたくないですが、私は中学生の頃からワキガでした。
中学生時代は運動部だったので本当に苦労しました。Tシャツをいっぱい持って行って、朝練・放課後の練習・すきを見て着替えていました。
でも当時の友人にもワキガだったことはバレていなかったようです。
そんな思春期の私を救ってくれたもの。
もう約30年来の相棒。
その名は、オドレミン
ワキガの方なら聞いたことがあるかもしれませんが、脇に塗る薬です。
めっちゃ強力で本当に臭いを防いでくれる。中学生時代、制汗剤なんて8X4くらいしかなかった時代の救世主。
正しい塗り方がわからないから毎朝塗っていたら、まあ脇がかゆいかゆい。薬がきついのよ。
(今口コミなんかで使い方見てたら2~3日に1回でいいみたいですね)
このオドレミン、今でこそネットで簡単に買えますが当時は特定の薬局に電話して送ってもらうしか購入方法はありませんでした。
ある日ストックがなくなったので母が注文するのを聞いていました。
母「オドレミン送ってください」←ちょっと小声
母「オドレミン、送ってください」←普通の声
母「オ・ド・レ・ミ・ン、送ってください」←まあまあいい声
母「オドレミンって言ってるやろ!強烈なワキガの薬や!!」←ブチギレ
電話の向こうの方にはどうも話が通じなかったようで何度も「は?」って言ってきていたらしい。
ブチギレた母にその方は、
「あの、こちら○○銀行ですが...」
母「もうええわ!」ガチャ!
となぜか切れながら電話を切りました。
この話を聞いた私と兄は大爆笑。
未だに相手の方はこの間違え電話について何を思ったのだろうって考えたら余計に笑ってしまう。
お墓まで持って行こうって3人で約束したけど、匿名で話せる世の中。
書いちゃいました。