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1981.9.23 アンドレ・ザ・ジャイント VS スタン・ハンセン《伝説の田園コロシアム》



80年代から90年代の新日本プロレスは、色々と面白いアングル・名勝負がありました。

僕の見た名勝負や印象に残った新日本プロレスのアングルやイベントについて書いていきたいと思います。

皆さんの新日本プロレス名勝負はどの試合だと思いますか?
宜しければ、コメント欄に記載お願いします。

本日の名勝負は、これを書きます!

ブラディ・ファイト・シリーズ 1981年9月23日 田園コロシアム アンドレ・ザ・ジャイント VS スタン・ハンセン

この80年代の超大型外国人レスラーと言えば、アンドレ・ザ・ジャイアント、ハルク・ホーガン、スタン・ハンセン、ブルーザー・ブロディがいました。

この大型レスラー同士の戦いは、日本人対決が多かった新日本プロレスではありましたが、アンドレ対ホーガンやアンドレ対ハンセンなど、超人気の試合でした。

アンドレ・ザ・ジャイアントを誰が倒すのか?

その可能性がある日本人レスラーだと、アントニオ猪木くらいしかいませんでしたが、ハンセンやホーガンは、それを期待させるものがありました。

アンドレ・ザ・ジャイアントを徹底的に痛めつけるスタン・ハンセン。
アンドレがここまでやられたことはなかったと思います。


両者リングアウトの後、延長が決定。
しかも時間無制限で決着がつくまでやるということ。盛り上がりますよね!


そして有名な?このシーン。


アンドレの18文キックをかわした後の
(この頃はアンドレの足も十分に上がってますね)


ラリアット!これは、ど迫力です!
この試合のクライマックス!


リング下から青いサポーターを取り出すアンドレ、仕込んでるやん笑


何故かミスター高橋へラリアット笑
ハンセンの反則勝ちです。


結末だけをこうやって見ると、は?! となりそうですが、試合終了後も新日本プロレスお得意の暴動騒ぎにはならず、それどころが、ファンは大満足し、その後、外国人対決のベストバウトと言われる試合になりました。

それは、ハンセンもアンドレも全力を尽くした肉弾戦を展開していた事と、アンドレをここまで追い詰めたハンセンへの称賛の意があったと思います。

その後、延長すればファンが喜ぶと思い、猪木対ホーガン戦で何度も延長したあと、長州力の乱入でめちゃくちゃにした試合がありましたが、論外ですね。
ファンは試合内容をちゃんと見ています。

この後、スタン・ハンセンは引き抜き合戦のため、全日本プロレスへ移籍してしまうのですが、全日本プロレスでも鶴田、天龍、四天王と数々の名勝負を繰り広げており、最後まで日本のマット界で活躍をしてくれました。
間違いなく、日本マット界ナンバーワンの外国人レスラーだと思います。

スタン・ハンセン(8分26秒 両者リングアウト)アンドレ・ザ・ジャイアント

延長戦:○スタン・ハンセン(4分22秒 反則勝ち)アンドレ・ザ・ジャイアント✕

この試合は新日本プロレスワールドで観ることが出来ます。
昭和プロレスファンの方は、登録して見てみてはどうでしょうか。

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