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【最新】今,生成系AIで一番使える意外なサービス -僕がChat-GPTより使うのは
Chat-GPT、使ってますか?
生成系AIといえば、Chat-GPTですよね。それ以外にもGoogleの「Bard」や、Perplexityの「Perplexity.AI」、画像系だと、「Midjourney」、音声系なら「Whisper」など、色々ありますよね。
僕が使う生成系AIサービス
毎週のように新しいサービスが登場しますし、既存サービスもバージョンアップしていくので、何がいい?というのは、毎月のようにかわります。
ちなみに、僕が最近よく使う生成系AIサービスは、
僕が最近よく使う生成系AIサービスと、その用途
Chat-GPT:壁打ち相手、アイデア出し、翻訳・要約、などに利用
Bard:Chat-GPTの答えが冴えないときに利用
Perplexity:最新の情報の検索、問い合わせに利用
Midjourney:画像作成に利用(有料:一番きれいな画像生成が可能)
Firefly:画像生成に利用(唯一の著作権フリーの画像が生成可能)
Poe:やりたいことを、色々なサービスを試したいときに利用
Open Interpreter:システム開発で最近特に利用
といったところでしょうか。
あと、「AI中山」も使っていますが、これは僕専用のAIです。僕の個人情報満載で、僕のように動くことにしか能がないので、僕以外は使えません 笑。
実は、一番使うのは「Google検索」
毎日、色々な生成系AIサービスをよく使っているわけですが、一番使っているし、便利だな、と思う生成系AIがあります。
それは「Google検索」です。
Google検索? 検索でAIが使えるのはMicrosoftの「Bing検索」じゃないの?
……いえいえ、Google検索です。
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通常のGoogle検索と何が違うのか
誰もが使うGoogle検索ですが、実は、実験中という形ですが、生成系AI機能が使えます。意外に知られてませんよね。
それは、特に最近流行りの何かを調べたいとき、知りたいとき、などに、検索結果のリンクを見る前に、その検索について、概略を教えてくれることです。
でも現在も、「〇〇とは~」Google検索すると、そのトップに、ウェブサイトからの引用で、検索したワードの要約が表示される。それだけで十分なのでは、という人もいるかもしれません。
何が違うの? 例を出しましょう。
あなたは、最近話題の画像生成AI「AIピカソ」に興味を持ち、それを「ちょっとググってみよう」と思ったとします。
通常のGoogle検索の例
通常のGoogle検索では、「AIピカソ」ではリンク一覧が、「AIピカソとは」では、検索トップに、ウェブサイトから引用した下記の要約が表示されました。
AIピカソは、AIを使用した画像を生成するアプリの一つです。 このアプリは、ユーザーが入力したキーワードや画像をもとに、AIが新しい絵やイラストを自動的に生成してくれます。 たとえば、「踊る,猫,イラスト」というキーワードを入力すると、AIピカソはそのキーワードに基づいて、踊る猫のイラストを生成して表示します。2023/09/08
Google検索の生成系AI機能(実験中)の結果
それに対して、AI搭載のGoogle検索、だと、
Google検索の生成系AI機能(実験中)の結果
AIピカソは、テキストや簡単な下絵から画像を生成できるAIお絵描きアプリです。基本料金は無料です。
AIピカソでは、次のことができます:
テキストや簡単な下絵から画像を生成
画像の一部を塗りつぶして、その部分をAIに描かせる
簡単なラフ画を描いて続きをAIに描かせる
被写体の顔写真を10~20枚読み込むと、そのデータを元に大量のアバター用イラストを生成する「AIアバター」機能を利用する
AIピカソは、iOSとAndroidに対応しています。「AIアバター」機能は、1週間600円で何回でも利用できます。
AIピカソは、株式会社AIdeaLabと株式会社みらいスタジオが開発しました。
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この説明を読んで、さらに知りたい場合は、この説明の下に並んでいる、リンクから適当なリンクをクリックして、詳細を理解しますが、僕の経験だと、調べものの、1/3ぐらいは、AIによる説明を読めば、事足ります。
また、はじめにざっくり理解しておけば、リンクをクリックして、サイトを読むときに、既にある程度理解しているので、読むのがとても楽なのです。これは本当に助かる。
これで、僕の「調べる」作業の効率は劇的に上がりました。
ちなみにChat-GPTでは
Chat-GPTでも調べ物はできますが、2021年以前の情報ですし(ブラウジング機能があれば、一応調べられますが…)、正直、調べ物には向いていませんし、情報を取得するのにも向いていません。
それを承知のうえで、Chat-GPT4に聞いてみると、
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"AIピカソ"は一般的には、アートワークを生成するための人工知能(AI)アルゴリズムやプロジェクトを指すことが多いです。名前は、20世紀の著名な芸術家パブロ・ピカソにちなんでいます。AIがピカソのような芸術的才能やスタイルを模倣または新たに生成することができるかというコンセプトに基づいています。
AIピカソのプロジェクトは、一般的に機械学習やディープラーニングといった高度なアルゴリズムを使用しています。これにより、AIは多数のアートワークやピカソの作品から学び、独自の作品を生成することが可能になります。
このようなAIは、芸術とテクノロジーが交錯する領域で多くの議論を呼び起こしています。一方で、AIによるアート作成は革新的であると称賛されていますが、他方で、オリジナリティや「人間らしさ」が失われるとの批判も存在します。
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Google検索の生成系AI機能の使い方
では、どうすれば使えるのか。とても簡単です。
Google検索の生成系AI機能(実験中)の使い方
1.ブラウザの上部にある [新しいタブ] をクリックします。
2.ページの右上にある Labs アイコン をクリックします。
3.SGE カードで試験運用版をオン にします。
4.該当する場合は、試験運用版の利用規約を読み、同意する場合は [同意する] を選択します。
5.[例を見る] をクリックします。
これだけです。
そうすると、いつものように、Google検索をすると、「AI による概要を生成しますか?」と画面に表示されるので、「はい」を押して下さい。
すると、検索結果の上に、検索したいことの概略が表示されます。
ちなみに、上の説明文の中の「SGE」とは、Search Generative Experienceの略で、検索にAIを使った体験を提供します、ということです。
![](https://assets.st-note.com/img/1695962275117-lwsGbSuAww.jpg?width=1200)
「AIってどう使えばいいの?」の、今現在の答え
Chat-GPTが出てきたといっても、毎日使うのは、やっぱり検索ですよね。
Bingにシェアを奪われるのでは? と言われた時もありましたが、検索の世界では、Googleが一番使われてきていますし、その検索ノウハウや、アルゴリズム、データ量は、半端なくスゴイです。使ってみるとその精度は明らかで、検索=Google一択だと僕は思います。
検索においては、Googleの優位性は当面崩れません。蓄積されたデータが膨大ですし、検索アルゴリズムも秀逸で、他社が追いつくのは難しいのではないでしょうか。
そして、何かを調べる「検索」という行動は、僕たちが生活するうえで欠かせないものです。そこに、こんなAI機能が使えるようになった今、Google検索のAIが、今、一番使える生成系AIだと思います。
AIってどう使えばいいの?と聞かれたら、僕は最近、迷わず、「Google検索を、こう設定して使ってみるといいよ」と答えています。