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森さんにふりかえりの話をしてもらったよ

こんにちは。
中原です

この投稿は『Management 3.0&人にやさしい組織マネジメント勉強会 Advent Calendar 2024』の17日目になります。

さてさて、今年のAdvent Calendatrではコミュニティと私についてのことをダラダラ書いてきました。
まだ途中なので、そちらの連載(笑)は今年中には完結させたいと思います。

今回は一旦別のお話です。
私たちが運営している「人にやさしい組織マネジメント勉強会」というコミュニティで、ふりかえりエバンジェリストの森一樹さんに、中長期のふりかえりについてお話ししてもらいました。
今回はその速報になります。



どんな話だったのか

森さんがご講演の中でお話されたことを中心に記載してみます。
森さんがお話しされたことがわかりやすいように、森さんの言葉は「である」調で、わたしの感想や意見は「ですます」調で記載します。

ふりかえりの種類

そもそもふりかえりってチームでのふりかえり(レトロスペクティブ)、自分自身の内省(レフレクション)とか、いろいろある。
ふりかえる期間も数時間から1日、1週間から半年とか1年とかまで様々。
短い期間のふりかえり方法をそのまま長い期間のふりかえりに適用するのは可能。
しかし期間にあったやり方でふりかえることで、さらなる効果があるかも。

また、ふりかえりがマンネリ化するという話がたまにあるが、ふりかえる目的がつどつど違うし、異なる期間、異なる種類のふりかえりを行うので、マンネリなんてありえない。

ふりかえりの効果

ふりかえりは改善だけが目的ではなく、成長を促し、学びや成長の実感を得ることも効果。
過去に学び未来をつくる。

中長期のふりかえりだからこそのところ

学びや成長は中長期のふりかえりの方が期間が短いふりかえりよりも見えやすい。実感しやすい。

中長期のふりかえり手法のご紹介(リフレクション)

これについてはこのブログの最後の感想のところに具体的なやり方のURLを書きました。
そちらを参照ください。

中長期のふりかえり手法のご紹介(レトロスペクティブ)

まず、ふりかえる期間が長くなればなるほどふりかえりの時間は長くなる。
年間ふりかえりだと4時間は欲しい。
思いだしに時間がかかる。

思いだしやすくなる場づくりが大事。
この場づくりに時間をかけるのが良い。

ふりかえりの場づくりとして、Norm Kerthの最優先指令がとても参考になる。
後から考えると非難したくなる打ち手であったとしても、その時は良いと思ってその道を選んだ。
文句やネガティブなこと、非難や批判はしてはいけない。

Norm Kerthの最優先指令

ふりかえりの場づくり&思い出しとして、最初にKUDOを使って、お互いに感謝を述べあいながら思いだしを促すのも良い。

中長期のレトロスペクティブを行う手法として、「Follow up on Action Items」が講演の中で紹介されました。
やり方は下記を参照。


ざっくりいうと、過去のふりかえりで出たActionから、これから我々はどうしたいのかをみんなで一緒に考える。
Actionがその場で出なくてもOK。

最後はKUDOでお互いに感謝と尊敬を伝え合い、一年のふりかえりを気持ちよく終わりましょう!!

感想

KUDOで思いだしを促すなど「やさしいふりかえり」でありつつ、ふりかえりで重要な安全な場づくりにもつながり、とても良いやり方だと思いました。

また、ふりかえりの目的がチームビルディングやチームの成長であるということも改めて納得感がありました。

Lean Coffeeで出た「ふりかえりのマンネリ化」について、そもそもふりかえりの目的が不明瞭だったり、解決策だしにこだわりすぎたり、手法が固定化されていたりするとマンネリ化しやすいというのも納得しました。

ふりかえりだけではなく、何にしても目的を意識して活動に意味を持たせる、意味がなければやめる、変えるってのが大事かと思います

今回の森さんのご講演を通して、森さんが「ふりかえり」をもとにチームを育てる、チームの中の人を育てることに興味があるのだろうなぁと思いました。

で、わたしは何をするのか

森さんのご講演の中でも紹介された年間リフレクションを12/22日曜に、たまたま予定していました。
下記のふりかえりです。

これをガオリュウさん、藤村新さん、わたしの3人で実施します。
コロナ前にもガオリュウさんと2年連続で実施していて、とても良いふりかえりができました。
今年も楽しみです!

森さん、ありがとうございました!

ではまた次回!
次回はコミュニティのお話の完結編を書きたいと思います。

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