Nimbinへの行き方
*ニンビンへの正しい行き方です*
2024september 15th sunday
朝の10時頃 ヒッピーカルチャーに憧れた男(自分)がByron bayのバックパッカーホステルを出て, Cardboardを片手に1番近くの道路の真ん中にステイした。
大体30分くらい経った辺りにローカルのオジー達からこの道にニンビン行きの車は居ないよとお知らせが入りすぐにメインの道路に移動した。
でも中々止まってくれない。
バイロンベイでヒッチハイキングは有名だと聞いたがどうやら時代が違ったようだ。
何てどうでも良い事を考えながら待っていると一台の赤い車が目の前に止まった。
黒人さんファミリーだった。
親指を張り切らせ始めて1時間後の出来事だ。
ニンビンまでは行かないけどあんたの事メイン道路で降ろせるよーっと一言、乗らせて頂ける事になった。
初めてのヒッチハイキングで最初の車。クソテンション上がった🔥
それまでは良かったがこの後がキツかった😅
メイン道路と言われた場所はroundabout だった。
全然メインってもんじゃ無いし4個くらい違う道が交差してるし。もうわけわからなくなった。
とりあずGoogle mapで歩けるとこ探して歩いていたが急に歩道が消え、高速道路みたいな所に変わった。だかGoogle mapの道は続いている。
本当にこの道は当たっているのだろうか。正解を誰かに聞く事も当然できず、インターネットは信じたくなかったが仕方なくそれにフォローする事にした。
めちゃくちゃ熱くて、車めっちゃ飛ばしてくるし歩道ないからぶつかりそうでめちゃくちゃ怖かった。
関係ないが、オージーって車の運転荒いと思うww
この時の携帯の充電は20%でスッゴイ嫌な予感がした。
バッテリーなんて高く買えなかった。
水すら持っていない。
ヒッチハイカーに全然向いてないな笑
30分くらいに高速道路みたいな所を彷徨っていたところに、
一台の車が止まってくれた。ちょっと怪しい魔術師みたいなオッサンだった。
彼はニンビンにスケボーをしに良く行くらしい。この旅初めてのニンビンを知った人物だった。
ヒッチハイキングオススメの道を教えてくれた。
ニンビンの行き方は2つの道があるらしく、
1つは少し遠回りだが車が頻繁に行き来しておりヒッチハイカーむけの道らしい。
2つ目は少し近い距離だが、道は山中の道らしく、
もし途中で降ろされたら車を途中でゲットできる確率はほぼ0%だからその道は絶対に行くな!
と彼は言い残し、自分をニンビン行きの車がよく通る道に降ろしてくれた。
そこで自分はもちろん安全に行きたいので1つ目の道を選ぶ事にした。
水買いたかったしっ!
数分歩いていると片側のみ通行になっている道路を見つけた。
ちょっとした渋滞だ。これはチャンスだと思い。ニンビンに行くか聞いて回ったが30分くらい断られ、また道を彷徨った。
cardboard を背に歩いてると突然クラクションがなった。
黒のキズだらけの今にも止まりそうなジープが後ろに止まっていた。
走ってかけよると中にはタトゥーまみれのロックンロールが乗っているではないか!!
まじで乗りたくなかった。ふつうに怖かった。
しかし、こんな所で別のを待つよりかはマシだと思い乗る事にした。
彼の名前はベンだ。
彼は前のドライバーが言っていたヒッチハイカーにとって危険な方の2番目の道を真っ直ぐ進んで言った。
車一台ギリ通るかなーぐらいの幅の道をぶっ飛ばしで。
彼の仕事場はその道の途中の所にあるらしく
そんな所で降ろされたら終わりだなぁと感じながらも、なんくるないさぁー精神で彼にしかがった。
すると彼は自分の仕事場を超え、ニンビンまで約13km の直線の道にまで連れて行ってくれた。
人は見かけによらないなーと感じているとその道に到着した。
ここでベンとは別れをつげヒッチハイクを再開した。
降ろされた先は辺り一面dairy farm囲まれている場所だった。
そこはとにかく暑く、うんこの匂いが充満した所だった。最悪だ。もう目の前まで来ているのに車が全然捕まらない。そもそも車が通っていなかった。
車を待つ事を諦めて歩いているとまたもやクラクションがなった。
車に飛び込むように駆け寄りニンビンに行く?と問うと*行かないけどあんたの事連れていってやるよっと。
やっと最後のゴングが鳴った。
彼の車に揺られているとニンビンロックという崖に近いめちゃくちゃデカい岩を見る事ができた。
ニンビン地域付近はアボリジニの神聖なパワースポットとして神聖なる山々があるのだが、かつては森林伐採の危機にあったが地域付近に住んでいた人達の反対運動により、未だ手つかずの大自然が数多く残っている。
写真は撮ったのだかイマイチなので載せるのはやめておこう。
見たい方は直接言ってみて欲しいものだ。
とにかくデカい、自分はそんなにパワーやらというのを感じやすいタイプではないが、その時は何か心の中がフツフツと不思議な気持ちに駆られた。
長い道のりがあってのものなのか?
そんなこんなで時間が過ぎニンビンに到着した。
その時すでに13時頃、充電を5%というサバイバルな状況だった。
とりあえず着いて最初にマーケットに飛び込み水を求めた。この時3時間以上水を口にしていなかった。
炎天下の中でだ。考えただけでアホだなぁーと自分でも思う笑
ニンビンに着きやっと心が落ち着いた。
ここまでの道のりを振り返ると自分の色々な感情と戯れ、ドライバー達の人情にも触れ、何気ない会話や価値観の交換。ここまで感動し、感情が大きく動いた事は自分の人生の中に沢山あっただろうか?こんな小さな旅ですら自分の中に問いかけてくるものがあった。旅って楽しいなー!
正直ヒッチハイクはオススメしないけど一昔前の文化や人との出会いを触れたいのなら試してみるといい。
自分にとってもすごい良い人生経験になった。
みんなArigaaaaatooo🙏🏽
ニンビンへの公式のアクセス方法
バイロンからニンビンのダイレクトのバスがあるらしく料金は多少いるが大変な思いはしなくて済むだろう。
名前は分からないので自分で調べて欲しい。
実は帰りはバスを使って帰った。ヒッチハイクでココまで来た事を運転手は道中見ていたらしく、お前なかなかやるなー乗っていけよ!と料金は自分だけ免除してくれた。お金なかったから助かった😅
マーケットを出て次は遂に目的のヘンプバーに飛び込んだ。いわゆるマリファナバーと言う所だ。
そこにはとんでもない光景が広がっていた
まぁこの後の話は別にゆっくり書くとしよう。
最後にこの旅においての相棒を添えて。