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勝手に出演者紹介②

こんにちは。

ドリル饅頭の中西広和です。

今回も【朗読新劇:折り紙チェーン】の出演者紹介を私の主観のみで勝手に書かせて頂きます!

あくまでも主観で書かせて頂いておりますので、本来はこういう人だ、とか、本当はこうだ、と言った修正依頼は、基本的にご本人様からの依頼が来た時のみ修正を致します、がっ、多分、ご本人から来ても受け付けないと思います!笑

では、早速!!と、行きたい所なのですが、作品の事も少し触れさせてください。

そもそものお話しになってしまうのですが、皆さん、折り紙チェーンって、ご存知ですか。

こんなやつです!!

僕は何でも手作りのものが大好きなので、こういうのに凄く惹かれてしまいます。
手作りのものをプレゼントされたら、どうしますか?と言う質問をすると、大抵は、「いや、貰ったら、ちょっと怖い」「貰ってもすぐ捨てる」と最近では、敬遠されがちですが、作る人というのは、贈る人に対する情熱やら愛だったりと、きっと心を込めて作るものです。確かにプレゼントされる側の感情は、人それぞれですので、みんながみんな喜ぶとは限りません。ただ、私の場合は、どんなに憎い相手であっても手作りのモノをプレゼントされれば、残念ながら、ちょっとその人のことを見直してしまいます。

話しが脱線してしまいましたね。

折り紙チェーンの公演の話しに戻しますが、今回、劇中で実際に出てくる折り紙チェーンは、みんな、それぞれの役に没頭し、個人的な感情はさておき、文句も言わずに一生懸命、ご本人達が作ってくれました!!
そういう意味では、今回も実に素晴らしいキャストに恵まれました。

キャストに作品を愛して貰える事は、とてもありがたいことです。

それではお待たせし致しました。そんな折り紙チェーンを愛してやまないキャストを今回も二名、ご紹介致します。

お一人目

●もともとこさん(音ごはん)

もともとこさんです。今回、初めて一緒に作品づくりをさせて頂きます。最初、お名前を見た時にひらがなを勝手に漢字変換して「元々、子」さんだと思ってました。なので頭の中で、そりゃあ人間はみんな、元々は子供だからなぁ〜、民話とか昔話の中に出てきそうな名前だな〜、そんな風に思っておりましたが、でも実際は全然、違うようです。もとこさんが演じるのは「千紗」という役です。もとこさんは、千紗を演じさせると、稽古中、大体、泣いてます。まぁ、『元々、子』なので、そりゃあ、泣きますわな。お陰様で稽古場は水浸しです。嘘です。実は、もとこさん、今回の役所がご自身の歩まれてきた人生と少しリンクする部分があるようで、そんな役を今回、引き当てたのは、彼女の宿命だったような気がします。まだ本番前なので、役についてあまり詳しいことは書けませんが、もとこさんのどの辺が「千紗」という人物とリンクしてるのか探ってみるのも面白いかも知れません。でも、もとこさんを有る程度、ご存知な方は、多分、「あ、ここか」と、すぐ分かってしまうと思います。何とも言えない含みのある絶妙な表情は、もとこさんならではの武器だと思っております。普段はあまり感情を表に出さない落ち着いた佇まいを装っているのですが、実は、その内側で、沸々とマグマのような熱を発しながらケータリングのお煎餅をむさぼる方なのだ、と勝手に思ってます。マグマもとこさん(初めて命名します)は、たまに手に取ったお煎餅を手のひらで軽く焦がしている時があります。それはそれで香ばしくて美味しそうです。でも怖いです。歩く場所、全てを焼き尽くすマグマもとこさんを是非、劇場でご覧くださいませ。

では、お二人目

●たぶちせなさん(劇団ズッキュン娘)

たぶちさんも初めましてです!最初にお会いした時から、たぶちさんに対して「芝居力高そうだな」と、思っておりました。それはそうです!言わずもがな。演劇人ですからね。今回は、芝居だけでなくダンスもお願いしているのですが、まぁ、何と言ってもたぶちさんの良いところは物事に対するポジティブさ、この一言に尽きます。コミュニケーション能力も非常に高いので、持ち前のポジティブさで、周囲を明るくしてくださいます。私はかねてから自分の演出する現場で良く口にしているのですが、「自分の性格が暗かろうが明るかろうが、役とポジティブに対峙する、その姿勢さえ備わっていれば、何とかなる」そう言い続けてきました。たぶちさんは、まさにそれで、恐らく簡単には凹まない人です。なので、今回『理奈』という役を演じて頂くのですが、理奈は簡単には凹まないキャラクターなので、たぶちさんがそれを見事に演じ抜いてくださっています。役というのは、あくまでも役であって、身を粉にして作品の一部になり切ることが大切です。僕は凄くアホな役を演じている舞台の本番中に大好きな祖母を亡くしました。本番なので、病院にも駆けつけず、看取ることさえ叶いませんでした。しかし、どんなに泣きたいほど悲しい時でも時間になれば、本番の幕は上がります。平常心を失ってでも観に来てくださるお客様の為にアホを演じ抜かなければなりません。お客様には、僕がどんな状況だろうが全く関係ないからです。今日はお婆ちゃんが死んじゃったんで、面白い演技が出来ません、なんて、許されません。その当時は、それが演劇という道を選んだ者の宿命なんだと自分に言いきかせ、千穐楽まで頑張りました。すいません、たぶちさんの紹介で自分のことを書いてしまって………。
とにかくたぶちさんは、そういった事にも腹を括って、演劇に取り組んでいらっしゃる演者さんだと私は思います。自分のプライベートがどんな状況であろうと、稽古場では、休憩時間も含め、常に笑顔を振る舞っているのが、たぶちさんです。尊敬します。たまには不機嫌な感じで仏頂面してても良いんですよ、とさえ思う、仏のような方です。ぶっちゃけ仏なのかも知れません。もはや人ではないのです。うろたえます。段々、恐れ多くなってきました………。神や仏のような領域でお芝居をしているたぶちさんを客席から拝めば、何かしらのご利益があるかも知れませんので、是非、神様、仏様、たぶち様を観にきてください。

以上となります!!

今回も誰に何の許可も得ず、色々と好き勝手書いてしまったので、いつか怒られるかも知れませんね。
ただ、アレです。

愛です!!

みんな本当に私の拙い脚本に頑張って向き合ってくれておりますし、無謀かなと思えるような演出にも文句一つ言わず、取り組んでくださっています。

本当に良い座組でお芝居が作れております。

是非とも劇場で!!!!

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