出演者紹介③
どうもです!!!
ドリル饅頭の中西広和です!!!
いよいよ本番が差し迫って参りました!
はーーーー、ドキドキしますね。
大丈夫なんでしょうかね!!
第21回かながわ演劇博覧会
ドリル饅頭参加作品
「横浜国際レーシング場〜貫徹〜」
もうすぐだな〜。もうすぐ始まっちゃうな〜。横浜国際レーシング場でレースがスタートしちゃうな〜。ちゃんと完走出来るかな〜。
そう言えば、今日、知り合いにチラシを送ったら、
「中西さん。レーシング場ってどう言う意味ですか?」
って、言われたんです。
え、もしかして、レーシング場って、知らない人が居るんですかね???こりゃ困ったぞ、と、思ったので、その方には、
サーキットです!
って、答えたら、「あぁ〜ん……」と、分かってんだか分かってないんだか、よく分からない微妙な返答をされたので、ああ、結局、この方はサーキットって言われた瞬間に疑問の熱が冷めちゃったんだろうな、どうでも良くなっちゃったんだろうな、と、思ったので、じゃあ、ま、いっか、と、思った次第です。
でも私は信じます。
レーシング場は一般的なワードだと言う事を!!笑
レーシングって、言葉が惑わせてるのかもな。似たような言葉、ありますもんね。
はい!
では、不毛な前置きになってしまったので、最後の役者さん紹介を早速始めて行きたいと思います!!!
まずは、このかた!!!!
矢田喜多さん
やったきたさん、と、お読みします。彼女と始めてお会いしたのは、遡る事、遠い昔。私のホームグラウンド「おなかポンポンショー」という劇団の公演に出てくださったのがキッカケです。その時は矢田ちゃんが(普段はそうお呼びさせて頂いております)が青森県出身という事もあって、全セリフを青森の言葉に変換して喋ってました。確か、遠い昔の記憶ですが、あの時の矢田ちゃんの役が、とにかく早口で、ただでさえ早口な役なのに、青森県由来の独特な言葉が僕には難しすぎて、僕のおつむでは完全に理解を超えてしまっていた事を記憶しております。その当時から凄く一生懸命に役に取り組む方だなー、と、思ってました。確か演じた役が……髪の毛を二つ縛りのおさげ髪にした青森弁を話すスーサイド・スクワッドのハーレイ・クインという演出設定だった気がする。無茶苦茶だな!!でもそれを堂々と見事に演じていたので、本当に舞台経験がほとんど無いのかよ、と、真底、疑いました。今回のドリル饅頭では「郡司セイラ」という日本人の役を演じて頂きます。郡司はレーシングカーのメカニックで、メカが大好きな機械オタという設定です。それだけしか矢田ちゃんにはお話しして無いのですが、ちゃんとキャラクターに沿った芝居を作ってくるんですよね〜。今回の出演オファーした時は「舞台もすごく久々なので私で大丈夫でしょうか」と、仰っていたのですが、本来、凄く真面目で責任感の強い方だというのをポンポンショーに出てくださった時から知っていたので、全く心配しておりませんでしたね!そしたら、まぁ、案の定ですよ!!笑
ちゃんとやれるんですね、ブランクがあっても!!元々のポテンシャルが高いから。最近はターンエーガンダムに特化した絵描きさんかと思われるほどクオリティが上がっちゃって、しょっちゅうXでバズってる矢田ちゃんですが、実はご本人、無自覚かと思うので、これからも意識して欲しく無いのですが、演技表現者としてのポテンシャルは高いと思うんです!独特な空気感があるので、やはりそれも普段の人柄から滲み出てくるものなのかな、と見ております!!だってね、おじさん、稽古してない時にもちゃーーーんと見てないようで見てるんですよ。矢田ちゃんがきちんと周囲に気遣いや配慮しているのを。ちゃんと世代に関係なく人に心くばり出来るのって、本当に偉いなー、って、思ってます。
一生懸命でまっすぐで好きなことには、とことん没入してしまう、矢田ちゃん演じる郡司セイラ。今回、ドリル饅頭で絵筆は一旦、置いてもらいますが、リアルな空間で伸び伸び演じる「稼動する矢田ちゃん」を是非ね、劇場で観て欲しいです!!
お次は
山川恭平さん
いや、だから、男性陣だけ、どうしちゃったのよ、写真!!!少なくとも僕の知ってる山ちゃんは、こんなじゃないですね。だから、スーツを剥がしていこうかと思います。山ちゃんとは劇団竹という、伝説の劇団で二度ほど共演したことがあって、その時は飄々とした演技が印象的な感じでしたが、でも、実は共演する前から僕は、違う作品に出ていた山ちゃんを観たことがあって、その時は、頭のおかしい役者さんだと思ってました!!笑
ま、でも、その作品は、かなりブッ飛んだやべえ作品ばかりを作る劇団の作品に山ちゃんが出てたってだけなので、別に山ちゃんの頭がおかしい訳ではないのですが、いざ、そんな狂った表現をしていた山ちゃんと共演することになった時は、僕自身、かなり距離を取って接してたのを覚えてます!笑
普段はPeachboysという劇団に所属してて、僕はまだ一度も観れてないんですよね……。ドリル饅頭が終わったら、ホームグラウンドで活躍する山ちゃんの勇姿を観てみたいと思ってます!
山ちゃんは話してみるととても穏やかで、その穏やかさが若者の穏やかさではなく、山ちゃん自身は、まだお若いのに既におじいちゃんになっちゃってんじゃないかと思う時があります。この凜とした写真からは想像も出来ない、心穏やかなおじいちゃんみたいな人が山ちゃんです。声も独特なんですよね、山ちゃんは。役者としては、かなり武器になる声を持ってます。声が良いから、歌わせると、とっても上手なのです!絵も描くし、とても多才。今年、山ちゃんから送って頂いた年賀状は、めちゃくちゃサイケデリックで、山ちゃんはデザイナー脳もある人なんだな、と思いながら、元旦にドリル饅頭の小道具をガンガン作りまくってたのを良く覚えてます。そんな山ちゃんは根っからの文化系かと思えば、学生時代は、バリバリ柔道に勤しんでいたと言うのだから、得体が知れません。
そして山ちゃんの魅力的な声を存分に活かせる役を今回のドリル饅頭では演じて頂いております。
「妙蓮寺太郎(みょうれんじたろう)」という実況アナウンサーの役です。いやーーー、これがですね、山ちゃん、実況が本当うまい!!!台本に書かれた実況が上手いだけじゃなくて、そこに面白さを乗せてくるんだから、ただもんじゃないんですよね、山ちゃんは。場の空気を一変させるインパクトのある声が武器なので、その武器を存分に生かした妙蓮寺太郎が僕は大好きです!!
山ちゃん演じる渾身の妙蓮寺太郎を是非、劇場でご覧頂きたいです!!
さー、これで出演者は全員ご紹介致しました!!!
でね、結局、せっかくドリル饅頭に出て下さってる役者さんの事を好き勝手に色々と書いてるお前は誰なんだ、と。
どうも。
どなたも紹介出来ないと思うので、自分で書きます。ここからは、おまけです。なので、読まなくても大丈夫!
こんにちは。ドリル饅頭の中西広和です!
団子食ってます。
じゃあ、自己紹介します。
普通、最初にやるもんですけどね、そういうの。ただ僕はですね、「申し遅れました、あたくし…」と、最後にやるタイプです。
でも、特に書くことないんだよな。
あ、甘いものが好きです。
チョコレート、バームクーヘン、シュークリーム、パイの実、クレープ、アイスクリーム、ケーキ、などなど、とにかく砂糖が好きです。甘食をつまみに酒を飲むのが趣味で、最近はハイボールおじさんを卒業して、緑茶ハイおじさんになりました。やっぱさ、甘いモノにはお茶が良く合いますね。
きゅうりの漬物とか、サラダ、揚げ出し豆腐、枝豆、焼き鳥、お刺身、そういう類の食べ物が目の前に置かれても一切、手をつけません。つか、興味がありません。飲んでる時にしょっぺーモノを食べるのが苦手です。しょっぺーモノを食べる時は、しょっぺーモノだけしか口にしません。でも僕は気遣い屋さんだから同席してる人に配慮して、食べたくもないのを無理に注文してあげます。しょーがねーから。頼まねーとうるせーから。でもでも、ハナっから食べる気がないので注文するだけで食べません。居酒屋に入ってから、箸を割らずに店を出てしまうことなんて、ざらです。だから、しょっちゅう「おい!頼んだら食べろ!」と同席してる人に叱られます。泣きたくなります。ファーストオーダーをデザートから入ってしまう人です。それを良しとして受け入れてもらえた時は笑顔になります。面倒くせぇ大人です。この前、ある公演に出た時、僕の友人でフレンチのシェフが千穐楽に観に来てくれて、楽屋差し入れで焼きたてフィナンシェを百個ぐらい届けてくれました。嬉しくて死にそうでした。さすが友だ。その日の夜はフィナンシェ食いながら酒を煽り、感謝の涙を流しながらベロベロになり、二日酔いの翌日、フィナンシェを食べながら迎え酒して、嬉しくなって、また泣いてしまう面倒くせぇ大人です。
そんな私が今回の作・演出です………。
大丈夫だろうか。
楽しんでもらえるのだろうか。
ここまできたら、やるしかない!!
やってやる!!!!
泣いてやる。
意味もなく泣いてやる!
それでは、3/10(日)、神奈川県立青少年センター2階、スタジオHIKARIでお待ちしております。