東大生きょうだいの親だが(8)勉強しなければならないときに勉強できるって
「勉強しなければならないときに、勉強ができる」
ってとても大事だと思っている。
ムリに勉強が好きである必要はない。
嫌いでなければいい。
教科書や参考書を読むとか、英単語を書き写すとか、計算問題集をするとか、漢字ドリルをするとか、そういう「作業」が、行動の選択肢として、苦も無く選べる。
そんな性質というか、素養というか、姿勢がふだんからあればいい。
お腹がすいた。ご飯食べよ、とか。おやつ食べよ、とか。
喉がかわいた。お茶を飲もう、とか。
そんな日常動作と同じで、
あした漢字テストだ、ドリルやろ、とか。
来週から定期試験。わからなかった数学の問題やろ、みたいな。
勉強は特別じゃない。
日常のアクションのひとつにしてしまえばいい。
マンガ見てることもあれば、
テレビ観てるときもある。
本を読んでることもあれば、
計算問題やってるときもある。
音楽を聴いてることもあれば、
英語のリスニングをしているときもある。
勉強は家に居る時の行動の選択肢のひとつ。
親が言わなくたって自然にちょこちょこやってる。
そうなったら、親としてはとてもラク。