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メモはPCか紙か問題について思う


10月から会社の研修の一環として
新規事業の立ち上げに関するプログラムを受講している。

自身が考える新規事業をエントリーし、
事業の具体性や構想・世界観などを考慮し、甘めな採点をしてくれる。

それが10月からスタートした。
その講義の中で毎回思うことがある。

その人本人、会社の他の人に言う話でもないので
ここで発散。

講義中にずっとPC叩いている人がいる。
もちろん真面目な人なので講義の内容に関して。

私は、基本聴く・必要な時にノートにマジックでメモする。
※ペンではなく、マジック。ペンだと綺麗に書こうとしていまう。
 マジックだと多少走り書きでも気にならない性分

大前提だけど
PC派かメモ派かという話に関しては
10:0の議論ではないと思っている。
どちらにも特化した用途がある。

個人的な訳としては、
PCでメモを取るメリットは、何より速い。

手がキーボードの位置を覚えている上に、
予測変換・単語登録をしておくと
何より早い。

しかし、人のリソースは限られている。

Listen(聴く)は、
100に近い自分のリソースを
話している相手に向けられる。

ただ、PCを使うと
何より目は画面を向いているし
相手の話を聴くというより、
聞く=Hearになってしまう。

耳で聞いた(自然音として入ってきた)講義を 
脳みそは瞬時に手の操作に変換している。
つまりその時の脳みそとPCは
素早く正確にメモを取ること(入力すること)にお互い集中している。

PCメモは議事録作成など、
脳みそを極力使わなくていい「作業」には抜群に適している。
※議事録に要約力がいるので頭を使うだろ、という話とは別。

一方メモは、
何よりPCの手打ちに比べて書くのが遅い。
ただ、書くという行為自体をしている間に、
脳みそは余白が生まれている。
ここではその文字を書きながら無意識に思考をしていたりする。

この両者を比べると、例えるなら自転車のギア。
PCはギア2で脳を高速回転している
メモはギア5くらいで脳を力強く回している。

つまり、どちらがいいか、ではなく
このケースでは、ギア2くらいでメモに特化
このケースでは、ギア5くらいで思考に特化 

と、いうように使い分けが必要だと思っている。

なんでもPCにまとめておきたいという気持ちはわかる。
なぜなら、「見返す時に」楽だから。

それは、結局は後で見返す時(忘れてもいいように)PCにメモしておきたい、という気持ちではないか。
それは、未来のための時間を過ごしすぎていないか?
今に集中できていないのではないかとも思う。

ここからは哲学チック・・・

講義などで、後ほどレジュメや研修動画がアーカイブされるなら
講師の言葉を一言一句PCで高速メモする必要ない。

今、というこの時間に「聞き逃したら終わりだ」と思うくらいに向き合って聴く。
そして「これめちゃ大事だ、これだけは忘れたくない」と思った言葉を
自分の感情とともに(🌟をつけたり、Good!とかメモしたりして)書く。

目の前のこの時間でより多くの言葉以外の講師の感情や目線も自分にインプットし、
その場で自分の感情と共に言葉をアウトプットし(メモし)
身につけようという気持ちが大事で、インプットとアウトプットを高速で回す。
(PCでメモやってる人もそのくらいの気持ちかもしれないが)

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PCメモ・紙メモの 作業性の違いや効率性の話をしたかったのに
今を生きる、という思考にまで言及してしまった。

だいたいここで私の思考は、
PCメモ派も気づきをメモしている人はいるよな〜と考えが至り始め、反省する。
結局どっちでもいいのか、その人が決めることだもんな〜で終わる。

人の考えを変えてやろうなどと高尚な思考は持ち合わせていない。

そこは人それぞれやってくれって感じか・・・
また一つnoteに吐き出すことで精神衛生を保ってしまった。

見てくれた人、申し訳ない、ありがとうございました。終わり


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