内藤大臣(48歳)が紹介するNews ロマンス詐欺を仕掛ける詐欺師の手口
こんにちは、内藤大臣こと内藤大匡です。
「『警察に通報しましたか』連絡を急ぐように言ってきました。お金をだましとっているはずの詐欺師が、なんで私にこんな指示をしてきたのか、よくわかりません」 国際ロマンス詐欺の手口で2000万円近い被害にあった40代女性は、当時を振り返り、首を傾げます。 なぜ、詐欺をしている人間が、このような奇妙奇天烈な指示をしてきたのでしょうか。この理由については、後にお話します。
ロマンス詐欺と呼ばれる、外国人と結婚を約束したものの、度々お金を無心されていき、気が付けばかなりの金額をだまし取られていたという詐欺事件が昭和の時代から存在します。令和に入り、マッチングアプリを活用した詐欺が横行し、詐欺師たちが暗躍します。
ある女性は、マッチングアプリで知り合った中国人の男性と仲良くなり、将来結婚をすることを約束する間柄になります。その中で、投資をしてお金を増やしたいから一緒に投資をしようと持ち掛けられます。投資サイトに入ってみると、中国人男性の予想がことごとく当たり、女性は完全に信じてしまい、身分証を提示し、詐欺師に個人情報が渡ってしまったのです。そして、どんどん送金を行っていく中で、気がつけば2000万円以上になり、ウソもバレてそれを追求すると、相手はウソを認めたものの、ここから脅しをかけられてしまうのです。
ロマンス詐欺ですべてを信じ込み、個人情報をすべてさらけ出した結果、何か悪いことをされるのではないかとビクビクしながら、事実上の泣き寝入りになっています。ロマンス詐欺に遭わないためには、投資という言葉に敏感にならないといけないのかもしれません。