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ロヂャースの配送トラック＝ろぢゃミトラックについてリサーチ

くまもり

埼玉のディスカウントスーパー、「ロヂャース」の店内に遍在する謎の超爆巨乳店員「原島ろぢゃミ」についての記事である。

ろぢゃミ初見の方はとりあえずニコニコ大百科をご覧ください。

もうとにかく尋常じゃないほどいろいろなところにいる。

店内の豊富なPOPのひとつひとつにさまざまな姿のろぢゃミが描かれており、
階段の踊り場等の空きスペースにはろぢゃミの等身大パネルがいくつも置かれている。親御さんびっくり不可避。
しかも色違い・パーツ有無など差分も多くあるようで、これによりろぢゃミのPSDファイルが存在しているのは明白である。課金者に配布してください。

さらには店外へ飛び出して東武線等の駅広告・車内広告にも顔を出している。胸がデカすぎてナーフされているとのこと。

そして現実世界に飽きたらず、ついには自身のインスタグラムアカウントまで開設したろぢゃミ。更新頻度は低いが季節感あふれる装いを披露しており、毎年クリスマス・正月・バレンタイン・雛祭りは確実に新規絵を投稿する模様。


さて、そのろぢゃミ活動範囲拡大の一環として、このようなものがある。

ロヂャース店舗への配送トラック、その背面イラストである。

2021年初頭あたりから稼働しているらしく、そのあたりからXにトラック目撃ポストが上がり始めた。

恐ろしいことに、上記ポストのとおり、トラックごとにイラストが違う。

１台１台別のろぢゃミを起用しているのである。
もちろん店内のPOPやさまざまな屋外広告でもそれぞれ別のろぢゃミが描かれているわけだから、バリエーションこそがろぢゃミスピリットなのだろうが、まさか道を走っているトラックにまでこだわるとは。痛車ってやつ？


京都を走る四つ葉タクシー、大都市限定のスジャータ坊やトラックのように、道路上で前に止まれば幸運が訪れそうなロヂャース配送トラック（以下ろぢゃミトラックとする）。

このろぢゃミトラックは、実際何台存在しているのだろうか。

記事によればロヂャースの配送センターはさいたま市岩槻区にある１か所のみらしい。
つまり、ろぢゃミトラックはこのセンターの車庫に集約されているはずだ。

ストリートビューで確認すると、上に貼ったポストの画像はやはり配送センター隣接の車庫で撮影されたものであることがわかった。
ただし、当該場所の最新版ビュー撮影月は2022年4月で、もともと畑であるその場所（の道路）を工事している最中であったため、ストリートビューから直接車庫の様子を確認することはできなかった。
最初の目撃ツイートは2021年であるから、2022年当時もろぢゃミトラックは存在し、ほかの場所に停まっているはずだが、その場所は特定できなかった。
（あるいは、その当時は数が少なく、写真撮影時にすべて稼働中だったか。上記ポストの車庫は、隣接する同社車庫を「拡張」するかたちでつくられているので、その車庫拡張のタイミングでろぢゃミトラックの増産を提案されたのかもしれない）

そこで周囲を探したところ、2024年5月撮影で車庫を遠くに確認できる以下の場所を見つけた。

限界まで拡大してみると、車庫に赤いトラックが並んでいるのがわかる。これがろぢゃミトラックである。

それが８台あることが確認できる。
ろぢゃミトラックは少なくとも８台存在するのだ。


では、その８台のトラックに対して本当に、８台分それぞれのろぢゃミが描かれているのか。

ここからは、X上で確認できる「ろぢゃミトラック目撃ポスト」を採集していく。

まず先ほどのポストにあった、「アリス」「織姫」「ドライブ」「ピッチャー」の４種。
（店内等身大パネルでバッターバージョンが存在することが確認されている）

続いてろぢゃミトラック登場最初期に観測された「フラダンス」。
（インスタグラムには赤差分が投稿されている。フラダンスは趣味らしい）

2022年あたりから目撃されている「エプロン」。

同じく2022年あたりの「ドレス」。

2023年には「タキシード」、

「バレンタイン」、

2024年のポストでは「十二単」も確認。


ろぢゃミトラックは、私が数えたかぎりで、

アリス・織姫・ドライブ・ピッチャー・フラダンス・エプロン・ドレス・タキシード・バレンタイン・十二単

10台あった。


なんということだ。

ストリートビューで確認した数以上のろぢゃミトラックが存在する。

それどころか、店内POPのごとくまだ増え続けている可能性もある。


しかし、今ろぢゃミは人知れず苦境に立たされているかもしれない。

なんでも先月2024年7月に開店した八潮店にろぢゃミがほとんど見当たらないのだそう。さらに既存店舗からも等身大パネルが消えているという。
「胸が大きすぎないやつは残っていた」との報告も。

たしかにろぢゃミトラックの絵を見てみると、アリス・ドレス・バレンタイン・十二単の４つが胸部を隠しており、そしてピッチャーにいたっては広告用に胸ナーフされたイラストを使用している。
半数がその超爆巨乳に対してなんらかの配慮をされたろぢゃミだったのだ。

公式ホームページにもほとんど出ず（ロヂャースWebキャラクターの辰ちゃんはいる[誰?]）、オリジナルグッズは依然として花粉症・アレルギー・ぜんそく患者専用エチケットバッジのみ（過去オンラインストアで販売していたがそれも終売している）。

埼玉県外の俺たちにバレ始めたことで、インスタグラムのフォロワーは3500人超え(2024/08現在)とインターネット人気をますます高めているものの、もろもろの理由……で、ろぢゃミの勢力がわずかに衰えてきたのかもしれない。

ロヂャースにはこれからも、値上げの波はもちろん、表現規制という時勢にも積極的に対峙していってほしいものである。


追記　10/24

ロードレース「チームロヂャース」のチームカーにもろぢゃミが描かれていることが判明。かなりレア。

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くまもり
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