シニア層のファッションが今後盛り上がってきそうな予感〜グランマから学ぶファッション〜
こんばんは。
最近、60歳以上の方々のファッションがよく話題になっています。
ドキュメンタリー映画『アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー』(2016年3月5日公開)は94歳のニューヨーク在住女性、アイリス・アプフェルさんの奥深いファッションライフを掘り下げた。
主人公の方はアメリカで初めてジーンズを履いた女性だとか。
また、「人の目を気にするのではなく、自分のために服を着る」という発言もどこか説得力があります。
シニア世代のファッション市場は日本でも盛り上がりつつあり、Hanako世代と言われています。
生涯を通じて「しおれない生き方」を目指すHanako世代(1959年〜64年生まれ)をネクストターゲットに据える戦略を提案している。
記事中ではシニア世代だけで3兆円市場とも。すごいですね。
シニア向け売り場」へ誘導したがるメーカーやショップの思惑をよそに、20代向けのフロアに当たり前のような顔で現れる年輩女性のポジティブショッピングは、年齢層で輪切りにした売り場の設計思想すら古臭く見せる。
この発想はなかったですね。
シニア世代は若者の服なんて着れないとか言われそうですが、そうでもないんですかね。
確かにギャルのような服装は厳しいかもしれないですが、百貨店はそれこそヤング、ミセスなど階によって分かれていますが今後変わってくるのですかね。
百貨店のメイン顧客がシニア世代だと思いますので、今後どのような展開になるのか楽しみです。
さらに繊研でもシニア世代の記事が。
その記事を紹介する前に、
全然関係ないんですが、その記事は繊研の元記事では『シルバー市場』という題名です。Fasionsnapでの転載の題名は『アイビー全盛時代の若者がシルバー世代になり市場を作る』でした。タイトルってほんと大事ですよね。
注目したいのは少子化ではなく、高齢化が生む市場だ。40年時点での64歳以下の人口は10年との対比で著しく減るのに対し、65歳以上は、約920万人増える。75歳以上で見ても約800万人増えるのだ。シルバー層の実用衣料を扱うアパレルメーカーは少なく、その販路が地域卸であることが多い。近年、地域卸の企業数減少に歯止めがかかっていると見る経営者もいる。
潜在的な市場がまだまだありそうですね。
そういえば先日ピースの又吉(先生)がおじいちゃんの服装とかよく見入ってしまうとテレビで言っていました。
シルバー世代はあまり何も考えずに服を着ているから、若い世代ではあり得ない上下の組み合わせになってしまう。でもそれが逆に、考えもつかなかった素晴らしいコーディネートになっていることがあると。
この考え方も面白いです、さすが先生。
これからはおしゃれなグランマ、グランパがもっと増えて景気が良くなれば良いですね。