旅行記 ここではないどこかに手軽に行きたい
とにかく可及的速やかに、ここではないどこかで、何も考えずにぼんやりしたい。
1泊2日で無茶苦茶金を使うのは嫌だが好き勝手行きたい・海と山両方見たい・ご飯が美味しいところがいい
というワガママインド(wagama-mind)でした旅行の備忘録です。
行程
1日目 大宮ー長岡ー宮内ー青海川ー直江津ー高田ー上越妙高(宿泊)
2日目 上越妙高ー妙高高原ー長野ー上田ー大宮
無茶苦茶金を使うのは嫌だが好き勝手行きたい
予算は旅費宿泊ご飯込みで3万円としました。
おそらくハイパースペック鉄道オタクならばさらに効率的に旅費を削れる可能性が
あったと思うのだが、ただ怠惰な人間なので、新幹線もホイホイ使いました。
交通費:週末パス 8800円&大宮〜長岡、上田〜大宮間の特急代
ホテル代:8300円くらい(前から取っておけばもっと安くできたであろう…)
海と山両方見たい
宮内〜直江津の間は日本海沿いを走るっぽいな……はねうまラインは山を走ってそうだな…というふわっとした感覚で決めました
ご飯が美味しいところがいい
新潟に「魚がうまい 米がうまい」という全幅の信頼を寄せてます
実際
大宮で朝っぱらからカオマンガイを喰らう
舐めて行ったら乗りたかった新潟行きの新幹線が満席だったので、次の便を待つまでカオマンガイ食べて待ってました。(大宮駅改札内)
新幹線は記憶がない。
【長岡〜宮内】
乗り換えまで1時間くらいある&駅からちょっと歩けば珍しい蔵があると歩くことにしたけど思ってたより蔵が遠かった。見てたら電車を逃すと思ったので、蔵の写真だけ撮り退散。退散中、江口団子で笹団子やら饅頭を買い込み駅に向かいました。
【宮内〜青海川】
静かな波の音を聞いているうち、疲れ切った脳内に「全は一、一は全」とハガレンの格言が蘇ってきました
【直江津〜高田】
直江津はほぼ通過状態で乗り換え高田へ。
瞽女ミュージアム
私は口伝の歌や物語が好きというのをきっかけに興味を持ったんですが、語り手・歌い手という枠のみで考えるものではないかなと思いました。
社会からの受容のされ方だったり(歓迎される一方で、けれど同じ村でずっと暮らしていけるわけではない)、ならざるを得ない状況・厳しい掟と自身の向き合い方だったり、それらが重なった上に瞽女さん達の芸があったのだろうな、と今日電車で通った、瞽女さんたちも歩いたかもしれない道のりを思い出しつつ考えたのでした。
夜ご飯のえび激ウマ サイコー 頭食べるって知らんかった
えびを食ったあと夜の高田を走り宿がある上越妙高へGOしました
【上越妙高〜妙高高原】
上越妙高から一気に長野を目指すつもりでしたが、途中で催し、電車を2時間待つことに…。
暇だったので妙高高原に行き、曇ってる中往復2000円のロープウェイに乗りました。結構揺れるもんで乗ってる途中で「こいつが落ちたらどうなるんかな?」と考えました。誰も他にゴンドラ乗っ取らんやんけ 恐怖
景色に淀みを拭割れる一方脳裏に「下の売店で売っていた熊鈴および熊笛」がよぎるのだった…
【妙高高原〜長野】
無事トイレを済ませて長野まで行き、気まぐれで善光寺によったら人に圧倒されたり酒饅頭を写真も撮らずにかっくらうなどをしました。
なんとなくそのまま新幹線に乗るのが惜しくて上田まで行き、新幹線に乗り帰宅。グッバイ……
しょーもない話ですが、元々趣味で小説のようなものを書いていたものの、いろいろあって疲れてしまい、書きたいことは腹のあたりにある気がするけどそれ以上なんも上がってこないな、というのが半年以上続いてました。
ただ何もしないでボケーと普段見ない光景を窓の向こうに見ていると、つかえが少しだけ解けてきたように思います(プロットもかけました)。書きたいと思ってる話のロケハンにもなったのかもしれないな。
特に何をしたのでもなく、ただただ歩き回って電車に乗っていただけですが、いいものですね。早くどこかに行きたい!