
歴19年出張ネイリストの自己紹介
出張ネイリストのりえと申します。
記事を見に来てくださりありがとうございます。
これから出張ネイルにまつわる事を書いていこうと思います。
まずは最初に自己紹介を。
今現在の状況は
現在は、出張専門でお客様宅に訪問する出張ネイリストをしております。
エリアは東京都と近隣です。
ありがたい事にお客様に恵まれて出張ネイルのみで生活しております。
ちなみに私は独身で一人暮らしをしています。
お客様からご予約をいただきご希望の日時に伺う。
9.5割はリピートのお客様です。
スタートした頃はお客様はほぼいませんでした。
どのように今の状態になったのか、
そんな事も今後書いていきたいと思います。
経歴は
令和7年現在の今、出張ネイリスト歴は19年目になります。
19年
そんなに経つのかと自分でも恐ろしくなります。
OLを経てネイルスクールに通い、
ネイルサロンで働き、
数店舗を経て、
出張スタイルでやるとは考えてもいなかったのですがご縁が重なり今に至ります。
ネイリストになったきっかけは
働いていた銀行を辞めて特にやりたい事もなくアルバイトをしていた日々。
やりたい仕事がみつかるまではとのらりくらりと適当に楽しく過ごしていた25歳のある日、ワイドショーでネイリストが取り上げられていました。
今では「ネイル」という言葉を知らない人はほぼいないと思われますが、30年近く昔のその頃は
「ネイルってなに??」
「マニキュアを塗ってくれる所があるの?」
「そんなの仕事にならないでしょ」
そんな時代でした。
ですが、そのワイドショーを見た私は、
「これだ!!」
と思ったのです。
仕事になるからではなく、
自分が続けられそうな仕事だ、と思ったのです。
当時の銀行ではネイルをするなんてクビになってもおかしくないほどの御法度でしたが私は隠れて自分で塗っていました。
高校生の時も当時はお化粧する人なんて1人もいませんでしたがこっそりマニキュアを塗って学校に行っていました。
そのくらいに「爪」に興味とコンプレックスがあったのです。
すぐにスクールを探しました。
すぐに説明会に行き手続きしました。
すぐにスクールに通いました。
夢中でしたね。
まだネイルの協会もない頃でしたので当時はアメリカのライセンスを取る事が目標として当たり前であり私も目指していました。
ただネイルスクールの卒業間近になり、
ネイリストとしてやっていくのであればアメリカへ行ってライセンスを取るよりも日本のネイルサロンで1日も早く働いた方が良いのではないか?と思い改めて働けるネイルサロンを探しました。
これも今とは全く違いサロンの募集情報など一切ありません。
スクールの先生に相談すると
「サロンに直接聞くしかない」との事。
タウンページを開きネイルサロンを探します。
東京では10件ほどしかありませんでした。
東京以外では関東ではネイルサロンがなかったような。
7件ほど電話して全て募集していないと断られました。
「さて、どうしようか」
スクールの友達とサロン巡りしました。
今ではありえないでしょうねぇ。
アポも取らずにサロンに行って
「私たちはスクール生だ、話を聞かせてほしい」
「働かせてほしい」
と突撃するのです。
ネイルが浸透していないあの時代だからでしょうか、
皆さん笑顔で迎えてくれていろいろ教えてくれましたし応援してくれました。
今思えば楽しかったなぁ。
そしてなんやかんやで働けるサロンが見つかりました。
でもそのサロンは完全歩合制。
というよりも、技術を教えてくれる代わりに道具代を支払わなくてはいけないのでほぼ無給どころかマイナスでした。
当時は賃貸の一人暮らしだったので家賃や食費も必要、サロンを退社した後は毎日アルバイトをしていました。
そして厳しかった。
スカルプ1本を1日かけて仕上げてもOKは出ません。
ダメ出ししか言われません。
まぁ、これが結局は技術向上に役立ち後々には良かったのですけどね。
当時はそれでも楽しかったのです。
技術を教えてもらえる有り難さ、
技術が上達する喜び、
それに夢中で疲れも他も感じませんでした。
今ならまぁブラック企業としてありえないでしょうね笑
最後は私がキレてそれまでの鬱憤を吐き出して辞めました。
そしてちゃんとお給料をもらえるサロンに転職をし最初のサロンが厳しかった事もあり重宝してもらえ、
辞めて他のサロンで働きまた出戻りました。
出張ネイリストになったきっかけは
主に働いていたネイルサロンではノルマがありました。
毎月ノルマを達成する事に喜びを感じながらも疲弊していました。
ネイルをする楽しさも忘れて、
お客様には売上の事しか考えなくなり、
ネイルはこなし作業になりました。
エステもある大手のトータルビューティーサロンなので女性の闘いもありました笑
お休みも月に4日ほど、連休は一度も取れませんでした。
帰宅途中で記憶が飛んだり、
2ヶ月弱で8キロも体重が減った事もあり、
限界と思い退社しました。
そのまま働いていたら鬱になっていたかもしれませんね。
何も考えずに辞めたので半年ほどは何もせずダラダラと過ごしていました。
ネイル以外の仕事をする気にもなれず、
かと言ってサロンを探す気にもなれない。
そんな時に自宅でエステサロンを開業した元同僚から「お客様にネイルをしてくれないか」と連絡が来ました。
サロン時代はフェイシャルエステ中にネイルの施術もしていたのでお安い御用です。
家にあるネイル道具を持って元同僚の自宅兼エステサロンをに向かいます。
お客様の要望を聞き、提案し、施術します。
ただただ楽しかったのです。
私に火がつきました。
ボーと覇気のない生活を過ごしていた私が一度お客様にネイルをした事で前の状態が戻ってきたのです。
もうサロンで雇われるのは煩わしいな、
でも店舗を構えるお金はないし、
好きな時に休みたい、
自由がいいな、
とりあえずはこの出張スタイルでやろう!と。
そこからは出張ネイルを始めるために動きました。
それらは別記事にしますね。
ネイリスト歴は
26歳でネイルサロンで働き始めてから26年。
ネイリスト歴は26年になります。
今現在は52歳です。
サロンワークは7年
出張ネイルは19年目になります。
これから書いていく内容は
今後は出張ネイルにまつわるいろんな事、集客方法、心がけている事などを書いていこうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
これからどうぞよろしくお願いいたします。