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ネイル料金(メニュー)の設定①
以前にも私のオープン当初の
アホな料金設定について触れましたが…
実際にはどうやって決めたらいい??
▪️オープンしたばかり
▪️技術の自信なし
だと、安い価格に設定したくなるんです、わかりますわかります!
私もそうでしたから
でも考えてもみてください
ネイル技術って
ただ爪に塗ってるだけだと思いますか?
ベース、カラー、アート、トップ
塗っときゃいいだろ
ではないんです
お客様の爪に向き合えば向き合うほど疑問もうまれ、学びや検証等に時間やお金もかかります
(技術向上には必ず繋がりますけどね…)
それなのに
ワンカラーオフ込みで
¥5000程度でいいんですか?
まず月にどのくらい売上たいのか?
外でパートとして働くなら
経費はありませんので
ほぼ働いた時間の分だけ手元に収入として得られます
週に3日、1日6時間
働いたとしましょう
最低賃金、時給¥1162(神奈川県)
として
月収¥83664
※103万の壁を意識してます
プライベートサロンの場合は
光熱費などの固定費の他に
材料の仕入れ、技術アップのための講習費etc.
全ての負担がダイレクトに自身にかかってきます
それらを引いた利益が
せめて
外で働いた上記モデルより多い方がいいですよね?
……………………………………………………
私のサロンの月にかかる固定費は
①自宅サロンのため賃貸料は¥0
②光熱費(ちなみに4人家族です)
25%前後ぐらい按分計上できますので¥6250
③広告宣伝費
ホットペッパービューティー掲載料
私のエリアでの最低プラン
¥20000
④材料費(施術人数にもよりますが)
平均¥20000〜¥30000
⑤消耗品費
平均¥10000
⑥ネイル保険料
¥700
⑦確定申告のための
会計アプリ
¥825
ここまでで
毎月必ず¥62775がのしかかってきます
⑧この他に
オンラインサロンなどの講習費、接待交際費、お客様のためのコインパーキング代などが更にかかります
さて
外でパートさんとして働いた場合
週3日 6時間/日
最低賃金、時給¥1162として
月収¥83664
と同等稼ぐならば
ここに先ほどの最低限の固定費を足して
¥83664+¥62775=¥146439
となります
つまり
月に最低でも¥146439売上ないと外でパートさんとして働く方と同等ではないのです
となると
ワンカラー¥5000でやったとしましょう
¥146439÷5000=29.3
なので月に30人施術して
やっと同等ということです
最初から30人なんて集客難しいですよね
じゃあ、どうしたらいいの?
ネイルサロンはそこが難しいのです
→続く(ToT)