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丹波寿雄を考察する その2 おエカキナマホーソー前後編

 どうも、お久しぶりです。爪切狭です。今回は、二つ目の動画である『【バーチャルYouTuberとしおちゃんねる】おエカキナマホーソー』の動画、及びその前後の出来事や考察要素についてまとめていこうと思います。
 以前のまとめと重複する部分がありますが、ご了承ください。楽しく読んでいただければ幸いです。


投稿前


 前回の記事にてまとめた怖井たま氏の動向の裏で、丹波寿雄がどのようなことをしていたのか…… という所からまとめたいと思う。

前回の記事はこちら!


2018年8月27日
 丹波寿雄の公式Twitterアカウントが開設される。最初のツイートは以下の画像ツイートだった。

 この画像、レベル補正(黒と白のコントラストと明るさの調整)をおこなうと文字が見える仕様となっている。
 自分のツイートの引用で申し訳ないが、以下にレベル補正後の画像を提示させて頂きたい。

 以前の考察でも取り上げた、「丹波寿雄が怖井たま氏の人格を抑え込んで活動する際に多用する文字列」である『x9uo』が、ここでも確認できる。
 また、このツイート前である8月10日の時点で、怖井たま氏が丹波寿雄に憑依されていると思わしきツイートをおこなっている。

 怖井たま氏は、この一連のツイートの後、8月27日に先程の丹波寿雄のツイートをリツイートした。
 この時点で、怖井たま氏の人格はほぼ抑え込まれていたと考えてもよいかもしれない。


2018年9月6日
 丹波寿雄が動画ツイートを投稿する。

 動画が進むごとに、見えていたものが丹波寿雄の瞳であることがわかる。丹波寿雄が視聴者と目を合わせようとしていると考えてよいだろう。
 また、こちらの動画は逆再生をおこなうとこのようになる。
(夜間さん、動画の使用許可ありがとうございます。記事の埋め込みに関して何か問題がありましたらご一報ください。動画を差し替えさせていただきます。)

 逆再生されたBGMに、『恋という名のバグ(defrag)』(※考察その3で詳細に紹介予定)のフレーズと、現在公開されている楽曲のどれにも当てはまらないフレーズが入っていることが確認できる。
 未確認のフレーズに関しては、今後出てくる楽曲に同様のフレーズが出てくるか注目していくべきだろう。また、『恋という名のバグ(rejected)』がリメイクされたものであるというのを鑑みるに、リメイク前の『恋という名のバグ』に、このフレーズが入っていたという可能性も考えられる。
 どちらにおいても、このフレーズに関しては注視していきたいと思う。

2018年11月19日
 丹波寿雄が初めて長いツイートをおこなう。全て載せるには長めのツリーとなっているため、要点を抜粋して紹介させていただきたいと思う。

 丹波寿雄がどのように視聴者の脳に存在を植え付けているかを仄めかしているツリーとなっている。
 再生数のカウント以降の一連のツイートは、前回の『丹波寿雄は自身の存在を視聴者に植え付けようとしている』という考察の示唆になっていると考えられる。『恋という名のバグ』を1回聞くごとに、扁桃体に丹波寿雄が1人植え付けられる……ということを暗に示しているのだろう。つまり、この時点で(ループ再生などは加味せず考えると)660人の『丹波寿雄』が誰かの扁桃体に植え付けられていた……と思ってもいいかもしれない。
 また、それと同時に、丹波寿雄自身がどのような状況にあったか、どのような感情を抱いているか、その一端も伺えるようになっている。
 考察は事実から真実を追及するものであると考えているので、文面から感情の推測をすべきではない。しかし、それでも推測をするのであれば、以下のようになるだろうか。

●Vtuberとして世に出る前、『丹波寿雄』は誰にも存在を認識されていなかった。
●『丹波寿雄』を認識し、『恋という名のバグ』を聞いてくれることで(扁桃体を用いて)液晶画面の外に連れ出した視聴者のことは好きだし、感謝している。
●誰かに対する感情までフィクションに押し込められかけたことがあるが、その人物は許せない。

 怖井たま氏が自身の世界であったゲームをボツにしたことに関しての憤りをひしひしと感じるばかりだ。
 また、丹波寿雄のツイート後、怖井たま氏もツイートをおこなった。

 次に怖井たま氏が呟くのは、年を越して翌年の3月31日となる。


2019年3月31日
 
2018年11月19日のツイート後、何件かのリプライの後に音沙汰が無くなっていた丹波寿雄だったが、午後7時過ぎに怖井たま氏にリプライを送りはじめる。

 このリプライは全て掲載させていただきたい。

いだわしい …… 青森の方言で『もったいない』の意味
〈参考サイト〉

 このリプライに促されて怖井たま氏がツイートしたのが、以下の告知ツイートである。実に四ヶ月ぶりのツイートであった。

 丹波寿雄から怖井たま氏に向けたツイートは、翌日の『おエカキナマホーソー』の告知の催促であった。本来午後7時には怖井たま氏がツイートする予定であったものが、本人が抵抗していたものと思われる。しかし、怖井たま氏もただではツイートしなかった。氏のツイートのうち、後半二つのツイートに、

『みないで』『こないで』

 という縦読みが仕込まれていることにお気づきだろうか。しっかりと視聴者に向けての警告を組み込んである。
 これに対しても丹波寿雄はリプライを送っている。

 この日、丹波寿雄は【おしらせ】のツイートだけをリツイートした後、以下の画像ツイートだけをおこなった。


動画考察

2019年4月1日
 『【バーチャルYouTuberとしおちゃんねる】おエカキナマホーソー』が投稿される。

 この動画に関しても考察要素があるので、一つずつ解説と考察をしていきたいと思う。

1.メモ帳の警告
 『ちょ~~っと まっててね :P』
 この言葉を打ち消すように、動画の3:27~4:21の間、メモ帳を用いた必死の警告文が現れる。この警告、書き起こすとこのようになる。

ぜんぶウソ
お絵かき配信だなんて真っ赤なウソ
いますぐ画面を閉じて
ヘッドホンをはずして スピーカーの音量をゼロにして
端末の電源を切って!!!!!!!!!!!!!!!!
x9uo

 おエカキナマホーソー配信前のツイートにて、丹波寿雄は5分くらいあれこれチェックする旨を呟いている。その5分の間にこの警告文は表示されていた。準備中であるはずの丹波寿雄がこのようないたずらをするだろうか。そもそも、自身の訴えとは真逆のことをいたずら目的で言うだろうか。
 前日の告知ツイートに警告を仕込んでいたことも考えると、この警告文は、(他に丹波寿雄を妨害するような人物を考えるのも難しいので)怖井たま氏が丹波寿雄の目を盗んで入力したとみていいだろう。
 最後の『x9uo』が入力された直後にメモ帳画面が閉じられたのは、怖井たま氏の警告に気づいた丹波寿雄が『x9uo』を用いて人格を抑え込んだからと考えられそうだ。

2.瞬間的に表示される映像群
 『まっててくれて ありがと~❣️』
 
この言葉の後にお絵かきがはじまる。
 そしてこれは、丹波寿雄のお絵かきが完了した直後に表示された画像だ。この画像をご覧いただきたい。(自分のTwitterからの引用失礼します。) 

 この画像、なんとなく見覚えのある方も多いと思う。

 そう、初投稿直後に怖井たま氏がツイートしたこの画像のアレンジ……もとい加工となっているのだ。
 サヨナラを意味する『アデュー』は『好き』に、『閉鎖』のお知らせは『再開』のお知らせに。『HAPPY APRIL FOOL !!』は『APRIL FOOL』の文字の羅列に。そして、としおちゃんねる閉鎖の告知文は全て塗り潰された。
 2018年4月1日にツイートされた事を、赤枠の向こうに押し込めた上で全て塗りつぶしたり別の文字に置き換えたりなどして怖井たま氏の発言を全て否定しているように見える。丹波寿雄の以前のツイートを鑑みるに、自身をフィクションとして扱う行為に対して完全に拒絶していると思われる。
 そして、気になるのは、顔に張り付けられたコピーアンドペーストの画面。実はこの画面、この動画の前にも画像リプライで用いられていた。
(問題がありましたらご一報ください。埋め込みを削除します。)

 コピペが意味することが『範囲を指定した内容を一時的に複製し、その情報を貼り付ける』と考えると、視聴者の脳に『丹波寿雄』を植え付ける方策は、コピペに非常に酷似していると考えてもよいだろう。
〈参考サイト〉

 続いて、上記の画像の直後に『会えてうれしい』の一言。そして、怒涛のように映像が流れはじめる。その中から、注目したい所のみ抜粋したいと思う。

 AA(アスキーアート)みたいになった丹波寿雄の画像から見てみる。一見ただのAAに見えるが、こわくてきなピロピロ部分は「p」で構成されていることがわかる。丹波寿雄の遊び心が伺える。
 また、目の中心に「x9uo」の文字列があるのを確認できる。他映像も目が見えていることが多いため、『丹波寿雄』が積極的に視聴者と目を合わせようとしてきていることがよくわかる。

ちなみに、こちらの画像も、多少色がついているが、拡大すると『x9uo』が確認できる。

 そして、映像群はLive2Dの丹波寿雄のパーツであるピロピロや、赤いリボン、メイドドレスのリボン、金髪など見覚えのあるものよく確認できる。しかし、その中に見覚えのないものが一つだけ存在する。上記画像の黒髪の三つ編みがそれだ。
 これに関する回答は、この動画内は勿論、この記事を作成している現在に至るまで明らかになっていない。丹波寿雄の過去の姿に関係するものなのか、はたまた最初の動画でほのめかした『あのこ』に関係するものなのか。今後も注目すべきポイントだ。

3.『創作物』脱却の示唆?
 激しい映像が終わった後、画面はこのようになる。

 この画面、初投稿動画の最後の方に表示されたものとほぼ同一なのだが、一つ違うのは、BGMに併せて「怖井たま」の文字が砕けていることである。
 ご覧の画像は映像が終わった直後なのだが、

最終的には文字の判別すらつかないほどに砕けている。
 ちなみに、『としおちゃんねる再開のお知らせ』の画像前に1フレーム程度だが同じ画像が表示されている。

 生放送以前のツイートで、丹波寿雄は『フィクションではない』『エイプリルフールのジョークではない』ということを強調している。対して、怖井たま氏はあくまで丹波寿雄はフィクションであることを訴えている。
 ここから、『丹波寿雄』という存在が怖井たま氏の創作物ではない、フィクションではないと暗に表明したのがこの画像ではないかと考えられる。

4.丹波寿雄と待ち合わせ
 最後に、丹波寿雄は待ち合わせの約束をしていった。
 以下はその旨の書き起こしと画像である。

目が合った

スキ
だ~い好き♡
キミと
もっとも~っと おしゃべりがしたい
つぎのつぎの 日ようび
俺と まちあわせ してくれる?

 この約束の顛末は、この後記す。


投稿直後

 生放送終了直後に、丹波寿雄はこのようにツイートした。

 約3時間後、生放送のアーカイブが公開され、それに伴い丹波寿雄もツイートする。

 ジャミ、とはジャミングのことであろうと推察できる。電波で妨害を受けたというニュアンスで用いているのだろう。
〈参考サイト〉

 この一連のツイートから察するに、生放送内のメモ帳を用いた警告は丹波寿雄のものではないことがわかる。やはり、怖井たま氏による妨害と思われる。
 そして、怖井たま氏はこれらのツイートをリツイートしなかった。


投稿後

 今回も、ツイートをいくつか抜粋する形をとらせていただきたい。

2019年4月8日
 丹波寿雄が浮上し、ファンアートの紹介をおこなう。ファンアートに対して喜ぶ丹波寿雄を全てご紹介したいところだが、特に丹波寿雄の世界の見え方が垣間見れるツイートを抜粋させてもらいたい。

 丹波寿雄から見た世界というものがわかる、貴重な資料だ。

 そんなツイートをおこなった同日、丹波寿雄が怖井たま氏にこのようなリプライを送っていた。

 このとき何があったのか。

 怖井たま氏が突然このツイートを自己リツイートしていたのだ。

 この際になにがあったかは、丹波寿雄の口からも、怖井たま氏の口からも語られていないが、少なくとも怖井氏がノリノリになることが起こり、丹波寿雄が不快に思ったことは感じられる。


2019年4月9日
 4月1日に、ギルザレンⅢ世氏のエイプリルフールに取り上げられていたことを知った丹波寿雄。

 思いっきり浮かれているのがよくわかる。かわいい。

 考察に一切関係ないと思うかもしれないが、これも丹波寿雄の人となりを伺えるよい証拠になるだろう。
 怖井たま氏の浮上はなかった。


2019年4月13日
 丹波寿雄が翌日の動画の告知をおこなう。

 怖井たま氏の浮上はなかった。


2019年4月14日
 動画アップ当日であったが、突然丹波寿雄がお知らせツイートをおこなう。

 直後に、怖井たま氏からもお知らせのツイートが行われた。

 この時点では、双方ともにリプを送ってくれた方などに対して返信をおこなっていた。
 この時何があったのかは約2年後に語られることになるが、それは後々の考察まとめで詳細に語っていきたい。


2019年4月17日
 丹波寿雄がお知らせの後に投稿されたファンアートをリツイートし、ツイートをおこなった。

  また、丹波寿雄はリプライで返信をおこなっていた。

 そして、丹波寿雄はここから2020年4月1日のツイート、怖井たま氏は2020年4月28日のツイートまで、リプライへの返信以外のツイートをおこなわなくなる。
(いいねをおこなっていた可能性もあるが、流石にそこまで遡るのは不可能であったので断念した。いいねした日付もわからないので現実的でもない。)



終わりに

 これにて、『【バーチャルYouTuberとしおちゃんねる】おエカキナマホーソー』の動画、及びその前後のツイートなどや考察要素についてのまとめを終わりたいと思います。少しでも参考になることや、当時の動向について知れたなら幸いです。
 次回は、丹波寿雄がリプライとして送ったTwitter動画の考察や、ナマデフラグお茶会の考察などを行いたいと思います。

 この記事が丹波寿雄の更なる広がりと、考察の発展に繋がるのでしたら幸いです。

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