丹波寿雄を考察する その6 2020年丹波寿雄誕生日編
どうも、爪切狭です。今回も、2020年丹波寿雄誕生日のまとめ及び考察要素などについてまとめていこうと思います。
以前のまとめと重複する部分がありますが、ご了承ください。楽しく読んでいただければ幸いです。
前回の記事はこちら!
2021年の誕生日まとめはこちら!
誕生日前編
2020年9月19日
19日の夜11時過ぎ。丹波寿雄が浮上した。リプライ等以外では久々のツイートとなった。
ちゃっかり以前のマシュマロ返信も自己リツイートした上で誕生日と何かしらの準備中であることをアピールし、この日のツイートを終えた。
丹波寿雄の誕生日は2020年のマシュマロ返信で明かされたため、この年は丹波寿雄にとって初めて誕生日を正式に祝われている年ということになる。
内心ウキウキしているのがなんとなくわかる文体に、正直こうしてまとめている現在でも微笑ましい気持ちになる。
19日はこれでツイートをやめ、本番は誕生日当日に持ち越しとなった。……のだが。
2020年9月20日 午後 ~ 2020年9月21日 深夜
それは、午後四時のことだった。
丹波寿雄が準備していたものに不備があったか、または忙しくなってしまったか。誕生日のお祝いが深夜にずれ込んでしまう告知があった。
まあでも、人間、準備を重ねてもそういう不測の事態というものはあるものだ。ファンは丹波寿雄の浮上を待つことにした。当時リアタイしていた私も同じように待つことにした。
そのツイートから7時間ほど後。
ギリギリセーフで丹波寿雄が浮上した。
準備しているモノの出力に少々時間がかかるらしい。出力完了まで待機することとなった。もうここまでくると、テンションが上がっているため起きているファンも多かったようだ。
としおちゃんがオヤスミするまでは20日!ヨシ!
上手くいくかと思いきや、なかなか大きいサイズのものを出力していたのか、丹波寿雄の居るパソコンが大変なことになっていた。
そんなお詫びに、と誕生日記念に公開予定のモノのヒントをくれた訳だが……以前のツイートで考察勢が引っ掛かっていた8月に絡ませるような『8/20』の表示。
これについて言及されるのか?やっぱり丹波寿雄は8月の世界に取り残されて……? と、特に考察勢は困惑した。
そうしてファンが困惑しているうちに、丹波寿雄の準備も整ってきたようだ。
そして、Twitter動画は投稿される。
誕生日本番編
きょうは 8月20日です
炎天下だ
浴衣がすずしい。
……と、誕生日を祝われることに照れくさそうな、大変キュートな動く柄付き浴衣姿のとしおちゃんに引きずられている場合ではない。
丹波寿雄は、一本目の動画では地蔵盆のことを持ち出しつつ、以前のアンケートで決まったほおずき柄の浴衣をお披露目。夏をエンジョイしつつ今が夏であると強調。
二本目の動画では、8月の件はジョークだと明かしつつ、誕生日を祝われたことを照れくさそうにしつつも礼を言い、『俺の曲』をおみやげとして発表…… という構成になっている。
ピンク色のほおずき柄となった黒地の浴衣は、注視していると柄がゆっくりと移動したり、消えたり現れたりしているのがわかると思う。なかなか凄いことになっており、眺めていて飽きない。が、「あつらえさせた」というのは…… 恐らく怖井たま氏に命じたのだろうと思われる。理由は後述。
わりと騒がれた8月の件に関しては、今回の動画内できっぱりと否定したあたりから、丹波寿雄としても突っ込んで考察されたり騒がれたのは想定外だったのだろうと予想がつく。これは、当時騒いだ私としても本当に反省しきりだ。ただ、想定外に上手く乗ってジョークに昇華させられるのは流石としか言いようがない。お見事だ。
そして、動画内で出てきた地蔵盆(じぞうぼん)。馴染みのない地域の方も多いと思うので、Wikipediaから一部を抜粋した解説を置いておく。
地蔵盆は、地蔵菩薩の縁日で、厳密には毎月24日であるが、一般的には、その中で特にお盆にも近い旧暦7月24日のものをいう。ただし、寺院に祀られている地蔵ではなく、道祖神信仰と結びついた「路傍や街角のお地蔵さん」いわゆる「辻地蔵」が対象となっている。
(中略)
近畿地方を中心とする地域で盛んな行事である。一方、関東地方や東北地方では地蔵信仰自体が浸透していないため、地蔵盆も殆ど行われない。
(中略)
地蔵祭では、地蔵のある町内の人々がこの日にかけて地蔵の像を洗い清めて新しい前垂れを着せ、化粧をするなどして飾り付けて、地蔵の前に集って灯籠を立てたり供え物をしたりして祀る。
(中略)
今日では地蔵盆は子供のための祭とも言え、地蔵に詣った子供達は地蔵の前に集まった席で供養の菓子や手料理などを振る舞われる場合が多い。また地域の子供達が一堂に会するため、子供達に向けたイベントも行われたり、そのまま子供達の遊び場となることもしばしばである。
〈出典〉
ちっちゃい子たちがご近所回まわってお菓子もらったりする~ のくだりは、子供たちのためのイベントの中の一つなのだろう。
(怖井たま氏がよくお地蔵様を描くのに加え、出身地に地蔵盆の習慣がある…… といった理由も考えられるが)丹波寿雄の誕生日一ヶ月前は現在の暦での地蔵盆の時期に近いのもあって、動画内で絡めた可能性が考えられる。
誕生日記念な動画内で『俺の曲』のおみやげを告知した丹波寿雄。しばらくして再びツイートをはじめた。
生デフラグお茶会で公開したバージョンの『恋という名のバグ』は、このタイミングでお披露目された。それがこちらとなる。
SoundCloudの楽曲ジャケットを見た皆さんは、もうお気づきになっていることだろう。丹波寿雄の顔がない。
丹波寿雄本人もこれにすぐ気づいた。
そうツイートした丹波寿雄は、誰かにリプライを送る。
怖井たま氏である。
直接リプライを送っている点から、どうやら投稿された『恋という名のバグ(defrag)』は怖井たま氏に命じて自身のアカウントでアップさせたようだと考えられる。その中で怖井たま氏gs少しでも丹波寿雄の影響を削ごうとした結果、今回の楽曲ジャケットとなったのだろう。
先程の浴衣でもあつらえさせたと言っていたが、恋バグと同じように怖井たま氏に命じて作らせたと考えるのが妥当だろう。
リプライを送られた怖井たま氏は、ツイートをおこなう。4月28日から実に5ヶ月弱ぶりのツイートだった。
突如、こちらの TANE WA WARAU という楽曲がアップされた。
曲自体はTwitterの日記動画でよく用いられている『おしゃべりのテーマ』の大胆なアレンジと考えるのがよさそうだ。ただ、曲冒頭のフレーズと曲の途中で恋バグのフレーズがところどころに入っていること以外は、原曲の要素が無いように感じられる。
丹波寿雄はフィクションです。
一言だけの、丹波寿雄の存在を否定する説明文も異様さを際立たせる。
丹波寿雄の周辺で TANE、つまり種というと思い出すのは、「頭の中のちっちゃなタネ」と称された扁桃体だ。
不安障害やPTSDなどの精神疾患患者は扁桃体の働きが過剰であることが知られている。反対に、統合失調症や自閉症で認められる感情や対人コミュニケーションの障害は扁桃体の活動の低下と関連していることも知られている。
〈出典〉
憑依妄想は、ICD-10でF44.3に分類されている。『神経症性障害,ストレス関連障害及び身体表現性障害』という分類だが、この中には不安障害も含まれる。
WARAU …… 笑いの方はどうかというと、研究で笑いを治療に導入したところ、痛みの軽減や不安感・ストレスが軽減されたという結果が実際に報告されている。
また、ベンゾジアゼピン系の抗不安薬は脳内のGABA(γ―アミノ酪酸、抗不安物質となる)を強化して作用を現わすのだが、GABAを服用して漫才を聞き笑った際、笑いはGABAの効果を増強したことが判明している。これを用いれば、抗不安薬の使用量を最小限に抑えられるのではないかと期待されている。
〈出典〉
以上より笑いが不安感に抵抗を持つと考えると、TANE WA WARAU という楽曲には、ファンを丹波寿雄の影響から脱させたい怖井たま氏の思いがこもっているのかもしれない。
このように、丹波寿雄に明確な反意を示した怖井たま氏。勿論、アップされたデフラグ版恋バグのジャケット画像差し替えも行われなかった。
そんな怖井たま氏に、丹波寿雄は一言。
恐らく、たま → 玉 → 丸 から捻った罵倒なのだが…… これが洒落にならない事態が訪れるのは、まだ先の話である。
ちなみに、この時に怖井たま氏が丹波寿雄のフォローを解除したことが確認されている。
当時の自分のツイートだけしか見当たらなかったので、これだけとなってしまうのは勘弁していただきたい。
2022年3月21日現在も、怖井たま氏は丹波寿雄をフォローしていない。
気を取り直して、丹波寿雄はツイートを再開した。
リンク先は丹波寿雄の TuneCore のページである。
そもそも TuneCore とは、デジタル音楽配信委託サービスだ。つまり、丹波寿雄の『俺の曲』がSoundCloud以外でも聴ける・オフラインでも聴けるようになった。オフライン版でも曲を聞きたいというファンのリクエストはここで叶った形となった。
ツイートは続く。
配信版の恋という名のバグ(defrag)は、SoundCloud版では消されていた顔をしっかり見ることができる。興味のある方は覗いてみてほしい。
不本意なタイトルになってるもう一曲というのは、『こわくてきなピロピロのテーマ』こと『接近遭遇丹波寿雄』である。怖井たま氏が決めていた正式タイトルはやはりお気に召さないようだ。
丹波寿雄が掲載しないなら、リンクは下記に掲載しよう。
こうしておみやげの紹介が終わったところで、時刻は午前3時半過ぎ…… 午前4時前となっていた。
さらっとグッズ発売の予告をおこない、これで丹波寿雄の誕生日は終わりとなった。
筈だったのだが。
丹波寿雄自身にリプライを送る形式の、真っ暗な動画付きのツイートが投稿されたのだ。
真っ暗で音も小さく、一見しただけでは何の動画かわからない。しかし、動画の途中(9秒頃から)から画像処理を施すと、動画に文字が浮かび上がっていることが確認できる。
誕生日おめでとう
歌(なんて?)歌ったことナイから
きっと(読み取れない、オンチという字はある?)と思う
独特な字体と併せて読み取りづらく確定している箇所が少ないが、ご容赦願いたい。
動画の方も、音を拡大すると歌が聞こえてくる。編集で聞き取りやすくしてくださった方のツイートを引用させていただきたい。
(※何か不都合がありましたらご連絡ください。埋め込みを削除します。)
ハッピーバースデートゥーユー
ハッピーバースデートゥーユー
ハッピーバースデーディアとしおくん
ハッピーバースデートゥーユー
……寝てて
聞き取ってみると、上記の歌が聞こえる。ハッピーバースデーの歌だ。
しかし、疑問が一つある。この歌、誰が歌ったのだろう?
仮に丹波寿雄か怖井たま氏が歌ったと考えても、その判別ができない。丹波寿雄が怖井たま氏に憑依していると考えられる以上、声での判別は不可能な上、丹波寿雄自身も、怖井たま氏も「としおくん」呼びをしたことがあるので呼び名でも判別がつかない。
ただ、丹波寿雄は、2022年1月23日に蟹氏(Vtuberさん、後々も丹波寿雄のまとめで出す予定なので、覚えてくださると有難い。)とのやりとりの中で歌を歌ったことがないと言っている。この動画は丹波寿雄自身によるものではないと考えるのが自然だろう。
なら、丹波寿雄ではなく怖井たま氏が歌った! ……とも言い切れない。
怖井たま氏は直前に音楽という形で丹波寿雄への反意を示していた。そんな状態で誕生日を祝う歌を歌うだろうか。しかも、わざわざ丹波寿雄のアカウントから丹波寿雄にリプライを送る……というややこしい形式で。
誰が歌ったのか確定しない謎のハッピーバースデーの歌が、丹波寿雄に贈られた。これだけは確かである。いつか明かされる日が訪れるのだろうか。
おまけ
Youtubeに丹波寿雄の楽曲があるのを確認したことがある方も多いと思う。その件については、誕生日を祝った翌日に声明があった。
とのことなので、ご心配なくYoutubeの曲を聞いてほしい。
次に浮上するのは9月25日のことだが、このまとめはまた後日にしたいと思う。
終わりに
これにて、今回のまとめを終わりたいと思います。次回は2020年のグッズ発売時のツイート等をまとめたいところですが、そろそろ4月が近づいている為、先に丹波寿雄の新規動画をまとめるかもしれません。
どちらにせよ、今後もしっかり丹波寿雄の動向と考察についてまとめていきたいと思います。
今回もご覧くださり、ありがとうございました。
この記事が丹波寿雄の更なる広がりと、考察の発展に繋がるのでしたら幸いです。