俺が責任取るって言っちゃダメなの??
先日この記事のタイトルを見て、「え~ダメなの!!」と思いました。
なぜなら自分がこれを言い続けてきたからです。
言っていることとやっていることが一致していること
よく読んでみると意味が少し違っていたようで安心しました(笑)
ここで言っていることは、上司が責任を取ると言っておきながら部下が失敗するとその失敗を責め立て、評価に影響するとかしょうもないことを言っていることがよくないとのことでした。
部下からすると「責任取ってくれる」って言ってたのに!となり、次に上司がまた「責任は取るからがんばれ」と言っても部下は信用しないということでした。
要するに「言っていること」と「やっていること」が一致しないことが問題で、これでは信頼関係が壊れるということでした。
過去を振返ってみると・・・
実は子育て期間中に、子供が所属していた少年野球チームで父母会長をしていました。それなりの大所帯で、代表や監督・コーチも地域のボランティアの方々や活動を支えているのは子供たちのお父さん、お母さんでした。
みんなボランティアで活動しているので、ある程度役割はあるものの、責任の所在は曖昧なところもあります。
そんな中で、特に活動の中心になるお母さんたちには「責任は私が取るから、○○の範囲なら自由に良いと思うことをみんなで考えてやってほしい」としょっちゅう言っていました。
結果としてお母さんたちは実によく動いてくれましたし、私が細かいところまで実務をしなくてもチームを盛り上げてくれて、代表や監督コーチからも喜ばれていたと思います。
こんな経験から、私は「女性は最後の責任をこちらが取る覚悟があれば、実にクオリティの高い仕事をしてくれる」と思い、以来、私の仕事に対する価値観の一つだったように思います。
(女性は・・・と書くと語弊がありますが、そういう時代だったのでご勘弁ください)
責任は与えるもの
仕事をするようになってからも、「責任は取るからチャレンジしてみなさい」というようなことはよく言っていました。
しかし、この記事の後半にこんなことが書かれていました。
「責任」は大きな力を生む
「責任」は上司やコーチが取るべきものではない
「責任」は相手に与えるもの
「責任」は与えるから「やる気」になる
「責任」を持つから「責任」のある行動になる
これは目から鱗・・・と言うかちょっとした衝撃でした。
確かにその通りだ。
最初に部下に「責任」を与えて
「結果の責任」は上司が取る
これが部下育成には欠かせないと書かれていました。
自分の価値観アップデートしないといけませんね。(笑)