「い」一番への憧れ
どうも、アフリカ系男子のナイケルです。
今日、初めてぼくのnoteを読んでくださった方で、「い」ってなんだよって思った方もいるはずなので、ご説明しますと、なんのこっちゃない「あいうえお」で順番に思いついたワードについて語っています。今日は「い」です。
テーマは、一番への憧れ。
誰でも「一番」に憧れたことはあるかと思います。子供の頃は特に、カケッコなんかで一番になれた日には、しばらくヒーロー扱いです。
あとは、よく聴くのが、「日本で一番高い山は?」と聞かれたら、「富士山」とだれもが答えられるのに、二番目に高い山を「北岳」と即答できる人は、ほとんどいないという話。
そのくらい、一番へのインパクトって強いわけなのですが、デメリットも少なからずあると思います。
スポーツの世界が一番わかりやすいかもしれませんが、一番を取るまでは、挑戦者として追いかける立場だったのが、急に追われる立場になり、その重圧にやられてしまったり、そこから転落した日には、応援してくれていた人が一気に離れてしまう、みたいなことまで起こります。
一番を追いかけていたり、一番になった瞬間は、楽しんだり感動を覚えている人は多いですが、一番でい続けることに幸せを感じている人は少ないように思えます。
なぜでしょうか?
これは「一番」というものが、周りと比較して、認めてもらって初めて価値が出てくるものだからだと思います。
極端な例でいうと、1人しか参加していない大会で、どんな成績を出しても一番ではありますが、そこに価値はないと思います。
とあるコミュニティの中で、だれよりも優れているという現象が「一番」という言葉なので、それが突出して見えて、それを獲得することが難しく、できたときにはとっても嬉しいというのが、一番の中身ですね。
そう考えると、一番って誰もがとれるものではないのかもしれない、と思いがちですが、果たしてそうなのでしょうか。
ぼくは、今まで学校の成績も一番はとったことないし、学校で一番モテたこともない、前の会社の営業成績は頑張りまくって2位が限界でした。あ、ホストもやりましたが、ナンバー3どまりでした(言う必要無し)。
と、考えると、一番はとったことないのかなぁなんて思いましたが、ちゃんとありましたよ。
今まで会ってきた日本人で、お前が一番話してて楽しいよ!
これは、カナダでワーキングホリデーをしていたときに言われた言葉でした。これも十分に一番をとったといえると思います。
世界で一番、パパとママが大好き!内藤さんは二番目。
これは、今住ませてもらっているベナン人のおうちの子供に言われた言葉です。おっと、これはぼくは二番目でしたが、一番と変わらないくらい嬉しかった。
こういう数字や実力としてはなかなか測りにくい「一番」は、大抵の人は、忘れているか、気づいていないだけで、一番あるいはそれに同等する順位を獲得したことがある人がほとんどです。
だから、ぼくはいつの日か、努力をするときに、測れる一番と測れない一番の両方を目指すようになりました。
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最後まで読んでくれてメルシーボク!
お礼にアフリカから元気になるパワーを送ります!エイザンデ〜
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