スタッフに誕生日サプライズしたら自分が泣きそうになった話
ベナン共和国からコンバンハ、ナイケルこと、内藤獅友(@Naikel0311)です。
《100円って書いてますが完全無料です》
現在ベナンの会社の副社長で実質責任者のZico(ジコ)は、セネガルに出張中。
そのため、僕が彼と遠隔で連携を取りながら、マネジメントをやっているのだけど、1週間ほど前に彼とこんな会話をしていた。
Zico
「You said that you did birthday surprise party for the staffs in Japan, right? I want to do it for our staffs.」
(そういえば日本のスタッフにサプライズ誕生日パーティしてたっていってたよな。うちのスタッフにもやりたいな)
実は、ベナン共和国の誕生日の一般的な風習は、自分で誕生日を祝う。
お金がある人はお店にみんなを招待して、自分でお金を払ったり、あとは自宅に招待してご飯をご馳走したり。ちょっと可哀想なのはお金がないときは誕生日パーティはやれないということ。
僕は大賛成して、早速うちのスタッフの誕生日を探ったら、一人ちょうど1週間後が誕生日だったので、慌てて準備に取り掛かることに。
普段は、WhatsAppというLINEのようなメッセージアプリで全社員が読めるグループを作っているが、誕生日の女の子だけを除いたグループを作り、そこで密かにサプライズ誕生日の企画をした。
実はルワンダでも3年前に支援先のスタッフをサプライズでお祝いしようとしたことがあるが、大失敗に終わっている。
皆さん、サプライズをやる風習がないとどうなるか、知ってる?
秘密を隠すことになれてないから、みんながそれぞれ本人に「これは内緒ね」といって教えちゃうのだ(笑)
だから今回も、正直バレちゃうんだろうな〜と思いながら、ケーキを用意して、「5時から重要な会議があるから絶対に出席するように」と彼女に念を押して、サプライズでケーキを持ってきた。
どうやら誰も言っていなかったみたいで、彼女は本当に驚いていた。
そして、なんと涙を流しながら喜んでいた。
ベナン人が嬉し泣きをする所はあまりみたことがなかったので、びっくりしたし、僕もちょっと感動してしまった。
10月10日が誕生日のシルビーちゃん
普段からブラック企業と言われてもなんの異論もできないうちの会社だけど、特にこの1ヶ月は忙しく、小さい子供もいるのに朝から晩まで働かせてしまったこともあった。外国人と働くのはもちろん初めてで、僕は結構仕事には厳しいので、辛い思いもさせてしまっていることもあるだろう。
そんな会社から祝われて、あんなに喜んでもらえたことに嬉しくなっちゃったんだ。
で、その嬉しさを隠すかのように、
「このケーキ代は給与から天引きしておくからね♪」
と伝えたら、
「いいよ!そのくらい嬉しかったから!マイカンパニーイズベスト!」
と言われて、さらにもらい泣きに追い討ちをかけられてしまった。
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