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協力隊員であるがゆえに感じる制約はありますか?&10月30日の日記

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アフリカで会社とNPO経営中、
アフリカ系男子ナイケル(Naikel0311)です。

今日もQuoraに頂いたご質問に答えていきます!
(Quoraは実名制Q&A特化型SNSです)

今回のご質問は、
「協力隊員であるがゆえに感じる制約はありますか?」
という内容になります。

以下、Quoraに回答したものを改編しております。



ご質問ありがとうございます。

株式会社Africa Networkの内藤獅友です。

「サポートをしたい現地の人と同じリスクを負えないこと」でしょうか。

青年海外協力隊は、外務省管轄のJICAという組織が運営しています。つまり日本政府が運営しているということで、日本政府が送りだしているといっても過言ではないです。

その為、日本政府は送りだした協力隊を出来るだけ安全な状態を維持させたいという思いがあります。これは責任者として当たり前の考え方であるし、素晴らしいことです。

一方で、本気で現地の人と二人三脚で頑張っていこうという活動をしたい場合、本来であれば、彼らと同じ金銭状態や生活環境でいることで、信頼関係も深まり、彼らの生活状況も理解して、対等の立場で頑張れるのですが、例えば低所得者層の人たちと同じ暮らしをしようとすることは不可能です。

なぜなら、住まいや移動手段など、JICAの最低ラインは大体中流階級のレベルに合わせたものになっているので、彼らと完全に対等の立場になることは、私のケースは出来なかったです。

現在は完全にフリーでやっておりますので、例えば会社の経営が危ういとき、スタッフ一同1日1ドル以下で生活しないといけない状況もありました。確かに大変でしたが、私はそれを共にすることで、彼らとの信頼関係も深まりましたし、絶対に這い上がるという底力にも繋がりました。

同時に、青年海外協力隊時代はとっても守ってもらっていたのだなと、日本政府にもとても感謝をすることが出来ました。



ご質問がある方はQuoraからドシドシお待ちしております。この記事のコメント欄からでも受け付けております。


10月30日の日記「ドローンと孤児院と」

今朝は今イチオシ事業であるドローンプロジェクトの営業アポイントに行ってきた。僕とスタッフ2名とCEOのゾマホン

毎回思うのだが、うちのゾマホンの営業力は控えめにいってヤバイ。カリスマというのはこういう人をいうのだと、何度見ても思う。

MOUもあるので言える範囲が少ないけれども、ドローン事業を政府と契約が出来たのも、彼のスペシャルプレゼンがあったからだし、日本で彼以外日本人の合同講演会があったときも、誰よりも笑いを取り誰よりも感動させてしまうのが彼の力である。

もともとこの会社はドローンを使ったことがあるので、最初は少し上から目線だったが、ゾマホントークを聞いて3分ほどで、もう完全にこちらのペースに飲まれていた。

午後は現在色々と部署の変革中なので、部署長たちとミーティングを重ねる。元ブラック企業で働いていて、その中でもトップクラスに労働時間が長かった僕ですらちょっと辛くなるほどミーティングしまくっているのに、白目を剥きながらこの変革に喰らいつくスタッフに感動と感謝。

その後、NPO法人AYINAのメイン事業であるアフリカホームステイでインターンが出来るプランがあるのだけれど、その新しいインターン先で孤児院に行ってきた。

経営は大変そうであるけれど、オーナーさんの気迫が半端じゃなかったので、ここをベナンの孤児院インターン先として募集していこうと決めた。アフリカホームステイは4年目になるのだけれど、やっぱり3年以上続けてきたものってオリジナリティが出てくるんだよなぁ。嬉しい。

オフィスに戻って19時頃までミーティング。ヘロヘロになりながらも爽快感が満ち溢れた状態で帰宅。筋トレしてシャワーしてアフリカビジネスモデル図解を更新して今。

赤ワインが美味い。


終わると思いきや、ちょっとだけおまけを書きます。恋愛のお話です。センチメンタルなお話だから、ここから有料にします。興味ない方は❎を押してそっと閉じてくださいませ。

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