【一部有料】『アフリカ版Netflix』を創ったJason Njokuの起業家サクセスストーリー【失敗10回】
どうも、アフリカ系男子のナイケルです。
これまた長く続いたら褒めていただきたいコーナーとしまして、成功しているアフリカ人で、まだ日本には伝わっていない方をご紹介していきたいと思います。
僕がご紹介する方の特徴としましては、「成功するまでに数多くの失敗を経験している」ことが、少なくとも情報としてある方が中心になります。
この内容を読んで、まずは「成功の裏には数多くの失敗がある」という共通例として、学んでもらえますし、「アフリカにもこんな面白い成功者がいるんだ」と思っていただいて、ちょっとでもアフリカに対する興味や理解を感じてもらえたら、書いた本人としてはとっても嬉しく思います。
今回は、CNNから『アフリカ版Netflix』と評されたiROKOtv創始者のJason Njokuさんの、起業家サクセスストーリーになります。途中から有料でお届けしております。
《単品は数量限定で100円で販売します。その後300円に値上がり予定です》
また、月額500円の「アフリカ系男子の秘密基地」を購読いただいてもお読みいただけます。総額3000円以上のコンテンツが読み放題です。
《Jason Njoku起業家のストーリー》
目次
Nollywoodはナイジェリア映画の総称
CNNから "Netflix of Africa"と評される
(ここから有料です)
10回事業で失敗していたジェイソンさん
どん底から生まれたアイデア
5年間の失敗から成功へ
iROKOtvの収益モデルについて
ジェイソンさんの失敗と挑戦への想い
ナイケルのあとがき
さて第一回は、Jason Njoku(以下、ジェイソン)さんになります。
引用:innov8tiv
ジェイソンさんは、Nollywood FilmsをストリーミングするためのオンラインプラットフォームであるiROKOtvの共同創設者兼CEOであるナイジェリア人起業家です。
まずNollywood Filmsについて知らない方もいるかと思いますので、そちらもご紹介しておきましょう。
Nollywoodはナイジェリア映画の総称
うすうす勘付いているかもしれませんが、Hollywoodをもじった言葉で、ナイジェリアの頭文字の「N」をとって、ナイジェリアムービーの総称として、Nollywoodと言っています。ちなみにインド映画はBollywoodと呼ばれています。
1960年代から、ナイジェリアでは映画製作が始まりましたが、1980年代に軍事政権代わり、そこから大幅に製作が落ちてしまいました。ですが、1990年から製作量はどんどん加速するようになり、現在はなんと、Nollywoodは、世界二位の年間製作量約2000本を誇り、市場規模も年間500億円以上あると言われています。ちなみに1位はインド映画で3位がハリウッド。さすがです。
1本あたりの制作費が、150万円から1000万円くらいと、ハリウッドなどと比べると圧倒的に低いのも特徴なので、多くの映画が毎年作られているのと、100万人以上の雇用も生み出しているんです。
CNNから "Netflix of Africa"と評される
そんなNollywoodフィルムのストリーミングのパイオニアプラットフォームであるiROKOtvは、なんと立ち上げからわずか7ヶ月間に57万人のユーザーを獲得しました。 iROKOtvは、CNNから "Netflix of Africa(アフリカ版Netflix)"として賞賛されています。現在も、世界中の178カ国の映画ファンが5000以上の映画を視聴しています。
これだけお話しすると、ジェイソンさんが、いとも簡単に大成功したかに見えますが、それまでには相当の失敗を繰り返していることが、調べてみるとわかりました。
ここから先は
¥ 100 (数量限定:残り 10 / 10)