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全国あらため『出張ないかんMeetup』開催のあゆみ

『出張ないかんMeetup』、既に3回開催しており、来月は4回目in福岡を予定してます。より多くの内部監査室の方に『ないかんMeetup』を知って頂きたいと思い、まとめ記事を作成しました。
ということでまずはあらましから。

あらまし

弊社株式会社ネクイノは大阪Weworkに本社がありまして、『ないかんMeetup(通常版)』は、偶数月第3金曜に大阪Weworkで開催しております。3回目以降はハイブリッドに挑戦し、zoom配信することで場所の制約は解消されております。
一方、各地域に息づく「地域差」を我々も知りたいということと、各地域ごとで心的物理的距離が近いことでの化学反応が起こればいいのではないか、ということで『出張ないかんMeetup』を企画。vol.1→銀座(10/7)、vol.2→博多(11/15)、vol.3→渋谷(3/17)と開催いたしました。

vol.1銀座 講師は株式会社プレイド 澤井貢介さま

『出張ないかんMeetup』の初企画。初回ゲストを検討していた際、ちょうどIPOに関する素晴らしい記事を多く寄稿されていた株式会社プレイド様に辿り着きました。

どこかでお話を伺えたらいいな、とミーティングで話したところ、事務局担当の伊賀より、「ついこの間友人が転職したらしいので聞いてみます。」とのことで、数日後澤井様よりOKということで連絡を頂きました。

内部監査も兼務する法務担当という立場からIPO前後の内部監査の変遷、ご経験について発表頂きました。 IPOの準備の過程で始まった内部監査はミニマムスタート。具体的な取り組みとして、IPO前は、まずサービス・プロダクトの正確性やクオリティのコントロール、情報管理や労務管理といった典型論点を中心に監査を実施。その過程で判明する課題については通常業務で手がつけにくいものを監査で取り上げるなどした。IPO後は、①形式的な体制等が先行したため実態がやや追いついていない領域、②事業規模の拡大に伴い見えなくなっている領域の発見に注力している。いずれも直ちに解決できることが多く無いなかでは、会社としての目的意識や許容ラインのすり合わせが大切で、体制やルール先行になってしまうことは避けたいと常々議論しており、「気づきだけを渡してセルフサーブ」を基本的に意識している。 このようなお話をもとに皆で意見交換を行いました。

vol.2博多 講師は株式会社ジェイテックコーポレーション 政木進久さま

vol.2は博多にて。当初8月に企画してましたが、緊急事態宣言が発出されたため、仕切り直して11月に開催いたしました。
講師の政木様は帝人株式会社時代に内部監査部門の改革、グローバル化、J-SOXを導入し、2007年度日本内部監査協会会長賞を受賞されています。

内部監査における経験がぎっしり詰まった資料をベースに、考え方をはじめ、あり方、何をどのよりどころにするか?帝人株式会社という大きなかつ歴史がある企業においてガバナンスと内部統制をベースとして内部監査の「あるべき姿と実務」を作り上げてこられたこと、三様監査における位置づけ、連携などがよくわかりました。内部監査による予防的指摘をすることが、結果的に大きな問題になる前の抑止になることなど、内部監査担当者としての勇気をもらった面でもありました。グループワークのテーマは「それぞれの目指すべき内部監査像」と「会社における現実とのギャップ」。政木様にも入って頂き、めったにない「内部監査室担当者同士」の意見交換に熱が入りました。

vol.3渋谷 講師は株式会社カヤック 氏原大さま

以前スピンオフ企画で講師をしていただいた方より株式会社カヤックの氏原大様をご紹介頂き、3/17(木)にご登壇頂きました。
まず会社についてのお話でしたが、さすが面白法人カヤックさんと名乗られているだけあって、社内の意思決定の方向のユニークさや、そこをベースに何に困っているかなどのご説明を頂きました。

そして本題の「ガバナンスという言葉を便利に使っていませんか」というテーマで、事前アンケートでの参加者の認識を元に、一口に表現される「ガバナンスとは?」を切り口に、分類や、ガバナンスが効いていないとはどういうことなのか?とか、コンプライアンス、リスクマネジメントコントロールとの関係、それはガバナンスの問題なのか?などをシェア。そこをベースに3チームに別れてのグループディスカッションが開催されました。

  • 最後に各チームごとに振り返りを発表
    ・過去にコンサルと作った業務フローが現場とあっていない
    ・ガバナンスの定義が曖昧。本質的な具現化が難しい
    ・内部統制の限界、経営者による無効化リスク

総括すると
・同じ仕事を一人で頑張るみなさんとは定期的な意見交換をした方が良い
・ポテンヒットを起こさないのが組織でやっている大きな意義。現場のいろんな意見を聞きましょう

ちなみにこの模様はイベント終了後早々に講師の氏原様がnoteにUPしてくださってました。

次回vol.4は7/7(木)福岡で開催します!

ということでvol.3で盛り上がったご縁で、氏原様に福岡で再び登板いただくことになりました。詳細は以下記事にて、募集しております。

お申し込みは、申し込みフォーム(下記URL)よりお願いします。

https://forms.gle/YvuD6VV8QrCRQeA77

なお、詳しい資料が欲しいなどの場合は
ないかんMeetup事務局宛にmail等で
「出張ないかんMeetup in 福岡」の詳細が知りたいと
ご連絡頂ければと思います。

ないかんMeetup事務局
naikan@nextinnovation-inc.co.jp


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