内観の旅、フリーランスの旅。
さて、note復活させるにあたり、何を書こうかと内観研究所のパートナーもんのうちえり子さんに尋ねてみた。
「会社員生活が長い、または、それしか知らないと知らず知らずのうちに思考が受け身になって、『自分では決められない』て思い込みがちなんです。モニカ教授を見ていると、それがないなあって感じるんですよね。」
とヒントをもらった。
確かに確かに、私は大学生のときに一回リクルートスーツを着ただけで就職活動をしなかった。
今の夫と結婚する予定があったからだけど、夫は私のことを「仕事はする」前提で見ていたし、それ以上に私自身も仕事をしていない自分なんて想像したことがなかった。
「何を?」
「どうやって?」
何の計画もなく資格もなかったけれど、夫は私が社長になると予言していた。
大学はスペイン語学科、経済も経営も学んでいないのに不思議な話だ。
それが2002年。
それから14年後に法人を立ち上げることになる。
私は、いわば国家資格のないドクターX
(米倉涼子主演の、どこにも属さないフリーランス医師のドラマ)
冒頭流れるナレーションにそっくり!と、指摘をうけSNSに投稿したところ、思わぬ反響をもらった。
"群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、専門医のライセンスとたたき上げのスキルだけが彼女の武器だ。"
私はヘアメイクを教える仕事から、独学で経営者や起業家の外見コンサルティング、スタイリングをする仕事をしてきた。
師匠もいない協会にも学校にも属さないフリーランス。
専門医のライセンスもない…つまり叩き上げのスキルだけが私の武器ということ…!
それで心細くないのか?
将来が不安じゃないのか?
なぜ自信満々(に見える)のか?
育児、仕事、家事、自分自身がどう在りたいのかを考えて独創的に生きてきた。
そんな私の日々の内観を書き留めていこうと思う。
時に独特の世界観ゆえに通訳がいる場合もあるかもしれない、そんな時はパートナーのえり子さんに補足してもらおう。
それでは、内観思考の旅へ参りましょう
行き先は「あなたにとっての最高の人生」です。
文/林モニカ