日本ハム、新庄監督の去就について

清宮選手とともに、また、レイエス選手はじめ、ホームラン数もパリーグでトップと肉薄する打撃陣や、2桁勝利3人をはじめとした投手陣を中心に、ペナントレースを2位となった日本ハム。新庄監督就任の年から2年間最下位だったチームが、躍進しました。新庄監督は、ペナントレースを100点つけているようで、理由として球団別年俸がかなり低いことを挙げていました。以下、今年の球団別年俸を引用します。

https://hochi.news/articles/20240502-OHT1T51079.html?page=1

見ると、平均では12球団最下位ですが、中央値2000万と、そこそこ高めでした。ペナントレースを優勝したソフトバンクは、平均こそトップですが、中央値は1200万と低かったです。ソフトバンクが日本ハムに比べて、選手間の年俸の差が大きいことが示唆されます。おそらくですが、日本ハムの来年の年俸は、上がる選手が多いと思います。今年に関しては、年俸数千万前後で、これから活躍する選手達が多いという結果でした。

とはいえ、20代の若い方々が、中央値年俸をもらうと、金銭感覚が変わりそうです。誘惑に打ち勝ち、トレーニング強化に投資した選手ほど、経年的に活躍していく選手となる傾向があるような気はします。日本ハムは、平均年俸は他球団に比べて、少ないはずにも関わらず、オフにトレーニング強化に投資したという記事が目立つ印象でした。

ともあれ、クライマックス、日本シリーズと勝ち進み、仮に日本一にでもなった場合、新庄監督は監督を続けるでしょうか。マインドとしては、有終の美を意識していそうな気はします。と見せかけて、2024年ポストシーズンの結果にかかわらず、リーグ優勝を来年目指す可能性もありそうです。昨シーズンまでの過去の2年間で奇策や奇襲の練習をしていそうな日本ハム、今年は作戦の手札がたくさんある中で、得点パターンにバリエーションが見られるため、短期決戦で強さを発揮しそうです。今年は日本ハムを応援しようと思います。

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