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Ayaseが面白い

もはやAyase/YOASOBIのファンページになっているが、それでいいと思い始めている。Ayaseは、そもそもikuraとのツーショットの佇まいからしていい。Ikuraは一般受けする雰囲気と見た目を持っているが、一方のAyaseはそうではない。二人はそれぞれ違う世界の住人という雰囲気のまま平和的に共存して写真に写っているのがいい。古くは今井美樹と布袋のようなカップルも存在したわけであるが、Ayaseたちは並んでいるとカップルというより兄妹のようというか、むしろ姉弟のように見えてしまう。

Ayaseは最近まで妹と二人暮らししていたそうで、さらには喋り友達であり、かつゲーセン友達でもあるというのがReolという女の歌い手であったとのこと。見かけによらず、女に囲まれて生きていたのは、小さい頃からピアノを習っていたというから、女と性的ではない友達付き合いするのはAyaseにとっては普通のことだからなのかもしれない。

周囲が囁く貧乏話もインパクト十分で、本人が言ったわけではないのだがsyudouというボカロPが、自分の友達の話として、「あまりにも金がなくて石ころを拾ってきて砂糖をコーティングして飴として舐めていた奴もいる」というのはAyaseのこととされている。というのも続きで、今日本で一番売れている男の売れる前の話として紹介されたものだったから。

芸能人や有名人の売れる前の話って壮絶で面白いことが多く、友人関係も意外なところで繋がっていたりして興味をそそられることがあるが、Ayase周辺の話もご多分にもれず面白いのだった。

そして米津玄師とは違って、社交的であり、今度はお笑い番組にまで出るらしい。Reolみたいな女と友達なんて、ある意味凄く、友達関係も広くて濃そうである。Reolは大抵の男は苦手なタイプの女といったらファンに怒られるかもしれないが、同じ歌い手でもikuraとは大分違ったベクトルの人である。逆にikuraは日常生活の中で自然に出会って仲良くなるタイプの女ではないんだろうななどと想像してしまう。

キャラクターや喋りならデーモン小暮も好きだったが、作る音楽は自分の趣味には合わなかったので、そんなにビッグファンではなかったが、Ayaseに関しても作る曲も人間も気に入ってしまった。

きっかけはやはり「夜に駆ける」であるが、それで興味を持って聴いてみた他の曲が良かったというのが評価を確実にしたんだと思う(「群青」のことです)。「ボカロ曲も作っているから心配すんな!」なんていうツイートもしていて、誰かとは対照的である。米津玄師が芥川賞なら、Ayaseは直木賞、かたやアート志向で、かたやポップス志向という感じがする。

紅白にも出たし、ポスト米津はAyaseで決まりそうである。そして、テレビでさらに人気でそうでもある。もっともAyaseの場合は売れなくなっても、普通にゲーム実況とかして腐らずに生きていきそうなところもまたいいんですが。




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