チームを回すための3要素

ないちです。

今回のテーマは、「チーム運営における3つの要素」を紹介します。

皆様は、職場やサークル・コミュニティなどで業務や活動をする場合、「チーム」という一つの組織で動きます。この「チーム」というものは、ある目的やゴール・ミッションを達成するために機能する集合体と定義できます。

例えば、
企業であれば、売上・利益を目標に組織が機能すること
スポーツであれば、勝利・優勝を目標にチームが機能すること
となります。

ここで覚えておいてほしいのは、この「チーム(言い換えれば組織)」を運営するために必要な3つの要素があるということです。

「バーナードの公式組織」をご存知でしょうか?
組織が成立するためには、以下の3つの要素が必要だ、というものです。
共通目的
貢献意欲
コミュニケーション

まず「共通目的」は、組織やチームの存在意義であり、向かう先となります。
とりあえずとばかりに人が集まっても、何か明確なゴールが見えなければ、いったい何をすればよいかわからないメンバーが出てきて、組織・チームは前に進めませんよね。

次に「貢献意欲」は、メンバー個々のパワーを発揮するための気持ちです。
何かを進めるためには、気持ちが入っていないと、最適なパフォーマンスは期待できませんし、そのメンバーの幸福度が下がる一方です。

最後に「コミュニケーション」は、メンバー間の認識や気持ちを確認することです。
メンバー間の認識や気持ちが一致していないと、組織やチームとして最適なパフォーマンスができませんし、メンバー個々の独りよがりになってしまいます。

この3つの要素が、チーム運営には必要になります。
まとめると、チーム運営を円滑に回すためには、「共通目的」をしっかりとメンバーに認識してもらい、「貢献意欲」を上げるためにメンバーのモチベーションを保ち、「コミュニケーション」をとってお互いの考え方を共有・認識する、ことが必要です。

「チームがうまく機能しない・・・」時は、この3要素のどこかに原因があるのではないか、と考えてみてください。

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