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デートアプリでデートしてみた 6人目ふたたび


オープンな関係に挑戦しているアラフォー母さんです。

6人目、またの名をセックス・ゴッド様と2回目のデート、というか単にホテルに行ってきました(笑)


考えてみたら、シラフで、ただそういうことするだけの為に会ってする、というのは生まれて初めてでした。
シングルの時でも、付き合ってからするか、「付き合うかも」という淡い期待や想定の元にするか、もしくは酔っ払って付き合わないだろうけど好奇心だったり自暴自棄だったりで、「まいっか」と思えるくらいの距離感の人としかしたことありません。
なので、この年でようやくここまで来たかと感慨深いです(笑)

ゴッド様との1回目のデートは一応飲みも会話もあったのですが、その後彼が送って下さるメールはおエロなものばかり。
潔く目的がハッキリしてらっしゃるので2回目のデートは如何されるのか、と出方を伺っていましたが、

「待ち合わせは前回行ったホテルの近くでどう?」

との事、流石です(笑)
「ご飯」や「飲み」といった前戯は無し。
そういう付き合い方もあるのですね、
それがセフレなのですね、
アラフォーになっても学ぶ事ばかりです。

オープンリレーションシップをやっているけれど、理想は長く一緒にいられるパートナーが欲しい。
そして、いつか人生をともに歩めるパートナーに出逢えれば、という考えもまだ捨ててはいません。
しかしまだ子供優先家族優先の今、そんな相手にはなかなか巡り会えない、会っても両立が難しいと分かっているので、
今はどんな定義もせずにオープンリレーションシップのポジティブな部分を楽しんでもいいのかな、と思えてきました。

ホテルで会うだけのセフレも昔だったら悲しくなってたかもしれないけれど、
絶賛オープン中の今は目新しいばかり。

そしてゴッド様といて私はここが楽で嬉しいんだな、と今回気づいた事が一つ。
それは、

彼は私が「性欲がある女性」である部分を気に入ってくれている、という点。

元夫とは長くセックスレスでした。
結婚後1年半程で彼ができなくなってしまったのです。
私は自分をたくさん責めました。
たくさん恥じました。
女のくせに抱いて欲しいと思ってしまうことを。
懇願しても泣いても叫んでも抱いてもらえないことを。
同年代の友人達のように、結婚してこの年になったら、しなくても別に平気、と思えないことを。
子煩悩で仕事も頑張ってくれている旦那様というだけでは満足できないことを。
元夫も悩んでいるのだろうに、じゃあ仕方ないよと思ってあげられない事を。

でもゴッド様はそんな「いい年して女のくせにセックスが大事」な私をいいねと言って下さる。
正直過ぎるのは良い事なんだと言うてくれましたわい!

本音を言えば私が欲しかったのは、
性欲を満たしてくれることではなく、
愛情表現として抱いてくれることだけれど、
少なくともゴッド様は、抱いてくれる。
他に幾らでも若くてかわいい女性が選り取り見取りだろうから、
こんなアラフォー経産婦の女をキープする必要はないだろう、ずっと年下の素敵な彼。
そんな彼から言われる賛辞だからこそ、嘘偽り無いものだと感じられる。
私が、性欲があるからオープンリレーションシップを選んだ点を、
同じ立場の彼はむしろ喜んでくれる。
彼の前では私は私であることを、恥じなくていい。
それが私を少し自由にしてくれる。

女だから、年だから、性欲を恥じなければいけないという
自分の中の固定概念を無くして
もっと自分の中の性を許し愛おしんであげようと思えるようになりました。


ホテルを出て、人がいない所では手を繋いで、キスをした。
駅前になったら手を離して、ゴッド様は「ゴメンネ」と言った。
私は「いいよ」と答えた。

でも、

「次いつ会えるか教えてね」
「お互いSTDの検査受けようね」


まだ続く関係を想定して話してくれるのが嬉しくて。

こんな素敵な方が
私を2回も選んでくれただけでもありがたやありがたや。
いつ終わっても良き、忘れられない思い出になります。

人生に迷って足掻いていたアラフォーの夏に
ただ抱かれる為に待った夜があった、
そんな思い出に。




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