ペルー🇵🇪 レインボーマウンテンに登った日、まじで死ぬかと思った。
こんにちは。
今回の記事は、この旅の中できっと1番辛かったであろう1日についての内容です。この日だけは思い出すのも辛い🥲
さて、
前回のマチュピチュで燃え尽きてしまった私は、クスコであまりにも何もしない時間を過ごしてしまい
何かしなければ・・・と謎の焦燥感に駆られ、レインボーマウンテンツアーを申し込みました。
レインボーマウンテンとはペルーの観光名所で標高なんと5,000m越え!地層に含まれるミネラル成分が太陽に照らされてカラフルに見えるためその名がついたとか。
ラパス、コパカバーナ、ウユニと標高4000m周辺は経験してきたため、余裕だろうと考えるワタシ。しかし念の為、前日夜に余っていた高山病の予防薬を服用。
この日も3:30起きでツアーバスに乗り込み、レインボーマウンテンへ向かっていきます。
バスで2時間ほど走り、朝食を頂くレストランへ到着!
一応ホテルからコカティーを持参したので少しずつ飲みます🍵
そして更に1時間半ほどバスが走り、やっと登山口へ到着!確かこの時点ですでに4,000mだったかな。
ここから登山客はある選択をすることができます
それは歩いて登るか、馬に乗るか。
もちろん
馬!!!!
事前に調べて、なるべく体力温存するため乗馬すると心に誓っていました🫧
馬は標高4,500m手前の地点まで登ってくれて、残り500mは自力で登るとのこと。
馬に乗れば山頂まで行くのは余裕だろうと私は考えたわけです。
しかしここから地獄の始まりでした
まず、乗馬経験あると言えど、山道ではないしこんなに長時間の乗馬は経験したことがありません。
馬は気分屋で、急に走り出したりまた歩いたり目まぐるしいです。
この時から少し身体に異変が
なんか気持ち悪いしお腹が痛い・・・🤢
車酔いならぬ馬酔いですね
最初は楽しかったけど、最後はまじで気持ち悪かった
そんなわけで30分間の地獄の時間を過ごしたあと、さらに地獄が
残り500mの登山、思った100倍きつかった
とにかく酸素が薄くて呼吸が苦しいのともともとの馬酔いも相まって、少し歩いては止まりを繰り返す。
こんなに息するのって難しかったっけなあ、と思うほど苦しくなります。息の仕方を忘れたみたい。
それにツアーは今回も日本人は私だけ。
自分ひとりで登っていかねばなりません🥲
ツアーメンバーはそれぞれ、山の1stポイントに向かって歩きます。
ただその先にオプションで2ndポイントもあり、そこからの景色が絶景なのだとか。
2ndとか知らん、、、とりあえずなんとしても1stポイントへ、、、としか考えていませんでした😅
途中、息ができず苦しむ私を見て、外国の方々が楽な呼吸法を教えてくれたり、手のひらにシュッと吹きかけてそれを吸うと途端に呼吸がしやすくなるような謎のミストをかけてくれたり、優しさに溢れていました🥲
そして、遂に、1stポイントへ到着〜〜〜〜〜〜
とこの時、私の視界は真っ白になりました
人より体格がしっかりしていてずっとスポーツもしてきて。
いっぱい食べる私がこの28年間なったことのないもの。
立ち眩み!!!!!
当たりが白い光に包まれます🫧
レインボーマウンテンなんて一切見えません
吐き気、頭痛、腹痛、立ち眩み
症状はそんな感じだったと思います
THE高山病の症状って感じ
とりあえず座って、呼吸
そしてだんだん落ち着いてきたら今度はコカティー
それからやっと景色を楽しめるようになってきました
元気な人たちはどんどん2ndポイントへ登っていっていました
昔から負けず嫌いの私
2ndポイントへ登る人々を見て、自分も絶対に登らなきゃ・・・!と思う一方、
私はひとりだし今無理をしてこのあと自分の身に何かあったらいろんな人に迷惑かける!
1stポイントで十分じゃないか!という思いもあり葛藤します。
そんな葛藤を繰り返す私のことなどつゆ知らず。ここで観光地のお兄さんがふと話しかけてきて。
「一息ついたら上にいくよね?2ソル(追加料金)かかるから僕に言ってね!」
ああ、もう行くしかないな
そう思い歩みを開始😭😭😭
1stポイントでの集合時間も迫っており、サクッと登ってまた降りてこないといけないプレッシャーもある中、まじで気力で進んでいきました😞
「息を吸って、吐く!それが生きる道!」
とさくらももこ先生作のコジコジも言ってましたが
まじでその通り
呼吸って大事!!!
途中、またあの謎の薬物みたいなミストを吹きかけてもらいながら、
ついに、ついに!
頂上〜〜〜〜〜!
ここで更に立ち眩みに襲われますが、もともと体が丈夫な私
達成感により、体のきつさがなくなっていきます
確かに、上からだと景色が全然違う
青い空に映えるレインボーマウンテンの色彩!
何よりやりきったことが気持ちいい
そんなわけで、集合時間ちょうどになんとか間に合うことができました
帰りはもちろん馬に乗ることはなく、仲良くなった韓国人の女の子と喋りながら歩くとあっという間でした☺️
2ndポイントへ行けなかった人もやはりいたようですが、みんな無事に帰ってきて、朝ごはんを食べた場所へ帰ってきました。
私はというと全く食欲がなく、ほとんど何も食べられませんでした🤔
そしてまたバスへ乗り込み、16時頃クスコへ戻ってきました。
ここからがもうひとつの地獄の始まりでした。
ホテルに帰ってから、最初は違和感だった腹痛が急に激しくなる感じがありました。
だんだん激しくなってきて夜には動けないほどに。
病院に行くか迷いますが、そもそも動くことができない私。
とにかくベッドに横たわって、疲労でウトウトしては腹痛で起きるを繰り返し、
深夜1時ごろ、目が覚めた途端急に起き上がれるようになり、それと同時に目の前のゴミ箱へダッシュ!
そして勢いよく嘔吐を噴射!!!!!
起きた瞬間吐き気があったようですが、自分でも何が起こったのかすぐには状況を掴めませんでした。
起きた直後の瞬発力、狙いを外さないゴール力はスポーツをしていたからこそ培われたものかもしれません。
それからマーライオンになること2、3回
この嘔吐の様子からして、数年前に体験したウイルス性腸炎の嫌な思い出が頭をよぎります。
その時の経験上、とにかく対症療法しかないのはわかっています。
吐き気止めは飲んではだめ。
とにかく水分補給を怠らず悪いものが出るのを待つのみです。
昨日市場で食べたご飯が原因かな・・・と涙目で考える私。
馬酔いと思っていたのもこの前駆症状だったのかもしれません。
しっかり吐いて、だいぶすっきりしてきた、と思ったのも束の間
今度はトイレ地獄がやってきました😢
しかしこの後クスコを出て別の国に向かう予定もあり、なんとか早くに治したい私。
夜通しかけて、戦い、そして見事朝には勝利したのです。
前回ウイルス性腸炎になった時は、完治まで3-4日はかかりました。
結局、これはなんだったのだろう😥
高山病と思っていたら腸炎だった、と考えていたけれど
結局のところよくわかりません。
馬酔いが原因な訳ないけど、もうしばらく乗馬もしません。
そんなわけで、忘れられないクスコでの長い1日でした。
汚い言葉や表現がたくさん出てきて申し訳ありません。
また、高山病に関して(重要)
私の症状からして、本当に高山病だったのか腸炎がメインだったのか疑わしいところはありますが、無理をしたのは本当は駄目なこと、、、
もし同じ症状が出てきてしまった時は、迷わず休んでください、、、!
何かあってからでは取り返しがつかないので😢
そしてもうひとつ思ったこと
呼吸って、本当に大事なんだなあ〜
普段って、意識してするもんじゃないから
でも、空気を取り込んで吐く
その行為がとっても大事なシチュエーションを体験することができたのが本当によかった。
普段の生活で、なんか息苦しいなとか、居心地悪いなってとき
もしかしたら体が縮こまって視野が狭くなって息が深く吸えてないかも?
息がたっぷり吸えるって幸せ!
長くなりましたがここまで読んでくれてありがとうございます。
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