パラグアイからブラジルへ、2人とお別れの日
今日はパラグアイ最終日、けんと君・ゆうかちゃん夫婦とのお別れの日。
私はこの2人とボリビアのウユニ塩湖で出会い、アルゼンチンのブエノスアイレスで再会。そこからアルゼンチン、ブラジル、パラグアイと周り4カ国も一緒に旅してきて、私にとって2人はとても大切な存在となりました。
これからけんと君とゆうかちゃんは友達の待つブラジルのクリチーバへ。
私はブラジルのサンパウロ向かう予定です。
パラグアイを出てブラジルにあるバスセンターからそれぞれの目的地に向かうバスに乗るのですが、その前に最後に3人でブラジルの国境近くにある観覧車を見に行くことに。
まずはブラジルとの国境行きバスに乗りたいところなのですが、パラグアイのバスは時刻表がないし来たり来なかったりする（笑）、なんとも気まぐれバス！そのためみんなで料金を割ってタクシーを呼ぶことに。
タクシーに乗ってブラジル行きのイミグレへ向かいます。
もともとパラグアイの出国ポイントで降りる予定でしたがタクシーの運転手さんがとっても優しい方で、ブラジル入国までお供してくれることに。
小林さんに頼んでお願いしたタクシー運転手さん。この方もイグアス移住区に住む移住2世の日本人の方でした。
10年近く日本にも住んでいたそうですが、パラグアイでの生活が懐かしくなり帰って来たのだそうです。
私達のこれまでの旅のことや今日の予定を話したところ、
「観覧車に行ってその後バスターミナルまで行くのは大変だしお金もかかる」と心配してくれて。
なんと追加料金要らずで全ての場所に連れて行ってくれることに・・・！
「タクシーは僕にとっては副業だからね」
心配する私達にそう言う運転手さん。
「本業は？」と聞くと
「本業は無職だよ！」と。
（かっこよすぎたのよ）
イグアス移住区にいる日本人の方々は本当に温かい人達ばっかりでした。
観覧車に着きました。
タクシーの運転手さんが持っていた割引カードのお陰で結構割引してもらえてラッキー✌️
運転手さんはこの間、下から私達が無事に乗れるのかを見守っててくれました・・・優しい😂
建てられてまだ新しいこの観覧車からは、ブラジル・パラグアイ・アルゼンチンと3カ国の国境が望めます。
なんと自分で降りない限り何周でも乗っていられるシステム！（笑）
島国で他国と国境を接していない日本からすると、3つの国が見渡せるなんて不思議な光景。
高いところが怖い私を驚かそうと、けんと君がずっと揺らし続けるから、最後ゆうかちゃんに怒られてました。
2人とはほとんどしょうもない話をして過ごしていましたが、そんな話し相手がいなくなると思うと寂しいな🥲
そしてバスターミナルへ到着。
タクシー運転手さん、本当にありがとうございました💐
バスターミナルにてお互いのバスのチケットを購入。
私はサンパウロ行きの16時間の長距離バスに乗ります。
2人より少し早い夕方出発となりました。
出発までの数時間、バスターミナルで最後の時間を過ごします。
そしてバス出発の時間となりました。
2人とお別れの挨拶をしてお互いの旅の無事を祈り握手を交わしました。
2人に出会えて本当によかった！
そして、1人、これまでで最長の16時間バスに挑みます。
予定より少し遅れて17時間半ほどかかり、サンパウロへ着きました。
サンパウロに着いた瞬間、1人になった寂しさを改めて思い知りました。
南米最後はここサンパウロで数日過ごしたのち、次の目的地、アメリカへ向かいます。
2人に誘われて付いて来たパラグアイのイグアス移住区でしたが、思った以上に色んな収穫があり思い出深い場所となりました。
ここまで読んでくださってありがとうございました！
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