オトナのカネでワクワクしようぜ
宮崎県立福島高等学校で、地域創生クラスの2年生に講話をしてきた話をします。
「コロナ禍でやることがない」と、先生方が地域創生学の授業の内容に困っていました。
えっ∑(O_O;)?
と思ったのが正直な感想でした。
地方が注目されているいま、串間市がヒマなわけがない、いち早くやることいっぱいあるはずだと思っていたからです。
先生方の話をきいてみると、地域創生学を“授業”と捉えるから困るんだろなって思いました。
「地方創生」って「ローカル・アベノミクス」ともいうらしいじゃないですか。
2014年、第2次安倍内閣発足後の総理大臣記者会見で発表されたようです。
政権が変わったいま、地域創生学なんてそんな堅苦しい考え方はさっさとやめて(学問と呼ぶのはやめて)、「高校生のうちに大人の金をつかって地元でわくわくすることをやろうぜ!」でいいんじゃないかなと思います。
まぁ…言い方に語弊はありますけど、大人になったらお金の調達は自分でしなければなりません。
わくわくするためにお金が用意されてるなんて、こんなうらやましい話は高校生のうちだけです…。
だから私はただひたすら、高校生にわくわくする話を、テンション爆アゲで鼻息粗く話してきました。
大人が頭固くしているから、高校生における地方創生が義務的なものになってしまうんじゃないかと思います。
大人がわくわくしないと、こどもがわくわくするはずがない。
こどもたちに「なにもない田舎からはやく出て行きたい」と思わせてるのは、紛れもなく「地方創生だー!」といってる大人たちだということに気付かないといけないと思いました。