やっとたどりついた
私がお付き合いしたい人、好きになる人の条件って言ったらおこがましいけど。
「趣味が同じ。好きなことが共有できる。」
それがあって。
今まで付き合ってきた数少ない人達もそうだった。
同じ好きなことを好きな人と共有できるのほんと楽しいし、幸せだし。
私の生活の中で、趣味が結構の幅を取ってるから、それを共有できればもうなんか無敵なんだよな。
でも、そんなの一緒じゃなくても大丈夫だよ。
趣味が違った方が息抜きできるよ!
今までの人と同じだと結果同じになるんじゃない?
違う人と付き合ってみるのも良いのかもよ?
あぁーいろんな意見があるな。
正直恋愛はそんなに上手くいってきたわけでもないし、経験もないから、そんな周りからの意見が正しいかのように感じて。
みんなみたいにそう思えたら上手くいくのかも。
待って。私はみんなではない。
そう思えるようになってきたのはここ1.2年。
なんだかやっとここまできたかぁ。そんな気持ちだけど。まだまだで。
長い間癖になっていたものを取っ払うのは勇気も時間も経験も必要。
そんなこんなで、いろいろ言ったけど、私のお付き合いしたい人、好きになる人は「趣味が同じで、好きなことが共有できる」人です!
最近アマプラで見ていた「僕の姉ちゃん」というドラマ。益田ミリさんの原作お姉さんと弟の2人暮らしのお話。私にも弟がいる。
弟はずっとスポーツに打ち込んでいて、なんか気づいたら私よりいろんなことが上手かったり、長けていたり…気づいた頃には敵対心みたいなのが湧いてたのを今となって思う。
きっとそんなことはないし、私には私なりの、弟にないものがあるし、比べるもんでもない。
ちょうど昨日、湯船に浸かりながら、あのドラマみたいに弟と仲良くやっていけたらなんかいいなぁ。家族っていいなってなるんだろうなぁって。
そこでなんで弟に対してそこまで敵対しているのか、はっとした。
私の好きなことに対しては両親はあんまり興味がない。尊重はしていくれている。
きっとそれで十分なんだろう。
でも弟の打ち込んでいるスポーツは両親はすごく好きだ。だから弟のチームメイト、その周りの人達のことも、3人で共有でしている。
私は興味もないし、なんか仲間はずれみたい。
そんなこんなで気づいたら敵対してるんだから、それは良い気持ちにならない。
そうだ!!!私は他の家族みたいに、自分の好きなことを共有してわいわい楽しくおしゃべりができる人と家族になりたいんだ。
そういうことだ。私が好きなことの話題が通じて嬉しくて楽しくて幸せな気持ちで、心地よいのは、そういう背景があったからだ。
やっとやっとやっと。ここにたどり着いた。
今までわかってるのに何か突っかかる、もどかしさみたいなものが、すぽーんと貫通した感じ!
気持ちよかった。
自分が感じた正直な気持ちって理由が何かしらどっかに、些細なことでもあるんだから。
そんな自分にしか気づけないことを自分で大切にしてあげなきゃ誰がしてくれるんだ。
もうちょっとで私になって、30年。
ようやく、なんとなく、自分のことを知ってあげて大切にしてあげなきゃと思えるようになってきた。
人生100年だとして、まだまだスタートしたばかり。
これから、私は自分の小さな本当の気持ちにそっぽ向かずに生きていけたら良いな。