サバティカル期間にこそ 「体の総点検」 〜「MRIによる乳がん検診」体験記など
ここのところずっとペーパードライバー講習のことばかり書いていたが、もっと時間をかけていることがある。
それは日々の暮らしを支えてくれてる「体の総点検」。
健康マニアではないけど、何をするにも体が資本。だからサバティカル期間に体の気になるところを病院受診するのもありかなと思う。
体を後回しにしがち 時間のある時こそ ちょっと気になるへ対処
毎年の健康診断はちゃんと受けているけれど、何か症状が強く出ないとなかなか体のことを意識する事が少ない。
それでも妊娠中や子どもの出産後しばらくは自分でなくても「病院」という場所に行く機会は多くなり、必然的に健康について考える機会ができた。
ただ最近は平日は限られた時間にぎゅぎゅっと高濃度で仕事をして、18時半過ぎに会社を出たら、急いで閉園間近な保育園にダッシュでお迎えに行き、怒涛の寝かしつけまでの時間を過ごし子どもと寝落ち。
休日は家族で出かけたり、去年はプロボノやボランティアで休日を使うことが多かった。そのため、自分の定期歯科検診などは後回しにしていた節がある。
今年に入り、コロナの影響が出てきてからは病院への受診を避けていたのだけれど、7月に入り重症者数が落ち着いていたことなどから、秋冬を見越して時間もある今のうちに気になるところは治そうと考えた。
7月の1/4も通っている歯科 まるで年度末の道路工事のよう
一番時間を使って通っているのは歯科。年度末の道路工事のごとく、週に数日歯医者さんに行って、小さな虫歯治療に始まり、歯の掃除など。もうすぐ7月も終わるけど、これはいつ終わるのかな?
私は20代前半に歯列矯正をしたので一時は相当の頻度で歯科に通っていた。そのくせに最近はついつい後回しにした。ごめんよ、歯さん…。
永久歯は一生使い続けるものだから定期的にちゃんと診てもらうの大事。
目とも一生のお付き合い 眼科も大事
小学生の頃に仮性近視を目薬で直したところに始まり、高校受験の勉強をするくらいから目が悪くなり始め授業中だけ眼鏡に始まり、高校からコンタクトユーザー。
スマホ、PCと目を酷使するので眼精疲労にもなりやすい。
一昨年あたりに目の不調で職場の近くの眼科を受診したところ、ちょっと気になる指摘を受け、それ以降年に一度視野検査を受けていたりする。
目玉も永久歯と同じく取り替えられないから、一生のお付き合い。だから最近は意識的に作業の多い日は眼鏡にして少しでも目の疲労を抑えるようにしていたりする。
今年の年1回受けている定期検診は、毎年秋に受けるが仕事の環境が変わった後は受けに行きにくいかな?とかコロナのことなど考え、少し早めに受診した。
悪くなりきってからでは対処することが難しいものもあると思うから、何事もちょっと気になることがあったら早期に対応しておくのがいいはず。
精度の高いMRIによる乳がん健診 DWIBS法を初受診
上に書いたように何事もちょっと気になることがあったら、可能なかぎり早期に傾向を把握しておく方がいいだろうなという考えがあり、今年の1-3月に受講していたhintゼミでご一緒した開発者の東海大 高原先生からお話を聞き興味を持ったMRIによる乳がん健診。
個人的に興味があったので、高原先生に「マンモグラフィーと超音波検診の違いとは?」という質問をしたところ、乳がん検診は、40代以上はマンモグラフィー、30代までは超音波検診という区分で運用されているようで、30代以下では乳腺が多い影響などにより、なかなか超音波やマンモグラフィーでは見にくいことも多いそう。いずれにしても「高濃度乳房」の人は見落としのリスクもあるようだということがわかった。
私は授乳経験があるのと、健康診断の超音波検査で複数回 良性ながら指摘のあったことのある項目であったので興味を持った。
そこで一度自分の傾向をより正確に把握するために受けてみようかなとコロナによる病院の負荷が少しでも抑えられているこの機にと思って受診してみた。
まずドゥイブス・サーチのウェブサイトで受診できる病院を調べ、自宅から比較的アクセスしやすい病院に予約を取ってみた。
受診する病院によって費用も違うよう。なので事前に病院一覧で比較してから予約するのがいいかも。
自費診療なので費用としては2〜3万円なので安くはないが、何事も早期に見つけて対応しておく方がその後のQOLは上がるだろうということで、ここは投資。
その病院では、平日の曜日指定で行われていたので、サバティカル期間に受診するというのはいいタイミングだったかも。
と言っても検査当日に病院に行くだけで、結果は郵送で届くとのことだったので、そんなに負担は大きくない。
人生初のMRI。検査時間自体は20-30分くらいで、無地の白いTシャツを着た状態で検査機器の中で寝ているのみ。唯一気になるとしたら、検査の音(工事のようながガガガという音が時々鳴る)。優しい音が流れるヘッドホンをつけるので緩和されるものの、やや驚いた。
ただ、これだけで高精度な画像診断できるのはかなりすごい。
受診してから2週間程度で結果を受け取り、画像と共に診断としても特に問題もなく、ホッと一安心できた。
何か気になる症状がある方は、検査できる病院で一度受けてみるのも良いかも。
地味におすすめ ノートに体のことを記録で残す
最後に、ここまでの通院記録もその時は覚えていてもバタバタしていると普通は忘れがち。息子の妊娠中に買ったコクヨが出している「からだを大事にするノート」というのが地味によくて、これらの通院記録も都度ノートに書き込んだり、検査結果を白紙のページにホチキスでとめている。
単純に私がノート好きなのかもしれないけれど、育休中に「母子手帳」で子どもの健康について記録しているのを見て、大人も何か記録しておく方が便利そうだなと思った時にこのノートを見つけた。
メリットとしては、医療費控除のための家族の病院受診をまとめて書き込めたり、ポケットに病院の領収書をまとめておけば確定申告シーズンに慌てることもない。特に家族分も含めてだと領収書って結構バラバラ無くなって慌てること多いけど置き場所さえ決めておけば、医療費控除が必要になっても問題なし。
あとは薬が処方されるような病院受診なら「お薬手帳」で薬歴を管理できるけど、健診や検査は記録しておかないと意外といつ受診したかとか結構忘れる。特に仕事に家のことに色々同時並行で考えていると細かいことは忘れがち。
検診の記録を10年分並べて書き込めるページなどもあり、体のことって短期目線だと気がつかないけど、四季とかロングスパンで見ると、この時期よく体調崩すみたいな傾向もつかめたりしてそこが結構面白かったりする。(夫がよく体調崩すタイミングが可視化されて面白かったり、笑)
ノートが好きな方にはこれも地味におすすめ。