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アサヒグループ大山崎山荘美術館で舩木倭帆展を鑑賞(10月24日火)
京都新聞読者プレゼントで当選したチケットを持って、大山崎町まで出かけた。
大山崎山荘美術館は山荘というだけあって、山の上のほうに建てられている。最寄りの阪急電車の駅とJRの駅を経由して美術館まで連れて行ってくれる無料送迎マイクロバスが走っている。阪急・大山崎駅に降り立ったすぐ目の前に、すうっとそのバスがやってきた。どうぞ乗ってくださいというタイミング。このバスはご高齢の方優先。なので、私は乗っていいものか、多少ちゅうちょしたけれど、バスを待っていたのは私のほかに5人ほど。余裕で乗れそうなので、乗車させてもらう。山荘美術館までほんの2~3分。車なら楽ちん、急な坂道をすーっと上ってくれる。以前に来たときは、えっちらおっちら歩いたっけ。
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美術館までの途中には、きれいに整えられた庭園や池や広場がある。館内に入らなくても、ハイキングだけでも楽しめる。
俳句づくりに来られていた10人ぐらいの団体さんとすれ違う。メモとペンを持っての移動。ミニ歳時記を手にしている方もいる。
「次のバス、12時18分ですよ。乗ります?」
「私は俳句が落ちていないか探しながら歩いて下ります」
「私も歩きます」
などと会話しながら、俳句を拾いに行かれました。
観る、感じる、その先へ。~豊かな生活文化の創造をめざして~
アサヒグループ大山崎山荘美術館は、大正から昭和初期にかけ建設された「大山崎山荘」を保護保存し1996 年に開館しました。
当美術館では、築100 年以上の建築物や美しい庭園が大山崎の景観と一体となった、特別な空間での作品鑑賞を大切にしています。アサヒビール初代社長山本爲三郎が支援した民藝運動にまつわる作品や、印象派の巨匠クロード・モネの傑作「睡蓮」連作などをご覧いただけます。
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さて、私は美術館を目指す。建物そのものが美術品みたいで、中に入るだけでうきうきする。
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舩木倭帆(1935-2013)は 、島根県松江市の布志名焼ふじなやき窯元の家に生まれました。島根大学在学中にガラス工芸を志すようになり、卒業後は大阪の清水硝子製造所を経て、東京の各務かがみクリスタル製作所に勤めながら 、同社の伊藤孚いとうまこと氏とともに自由な創作を目指して共同窯を築きます。以降、北九州で活動したのち、1987年、広島に工房「グラスヒュッテ」を設立して精力的に制作しました。
花瓶 、皿 、鉢 、グラス 、茶碗……、舩木が生涯手がけたのは暮らしのなかで活躍するうつわでした。デザインから仕上げまで一貫制作の手仕事によって生みだされたうつわはいずれも、ガラスという素材でありながら、やわらかな温もりと用にかなう堅牢さをあわせもちます。
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ガラス工芸品は、みんなそれぞれ美しい。もし私の家に飾れるとしたらどれがいいかなと思いながら、見ていく。
青く色付けされたミニ花瓶、すてきやなぁ。
私たちが気軽に摘める野生の花を生ける花瓶がないことに気づいた舩木倭帆は、小さい花専用の花瓶を作り始めたそうです。そういう意気込みも含めて、すてきです。
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木津川・宇治川・桂川の三川をのぞむ大山崎山荘。
天王山南麓に建つ山荘2階のテラスで、雄大な眺望と庭園の豊かな自然をゆっくりとお楽しみください。テラスに立つと、三つの川、対岸の男山、遠くは京都南部から奈良の山々と、雄大な景色が飛び込んできます。歴史に名高い天王山と男山にはさまれた狭い平地に流れる木津川・宇治川・桂川の三川は、この先で合流して淀川となり、大阪に流れていきます。桜、新緑、紅葉と四季折々の表情を見せる庭園の風景も見どころです。
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