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緊張しながらチケットを買う(9月8日/日)

「京都知新」というテレビ番組で、建仁寺の夜間プレミアム拝観の様子を紹介していた。境内がきらきらと明るい光に照らされて、昼間とは違った雰囲気。
行ってみようということで、チケットを買いにローソンへ。


野球観戦のチケットを買ったことは何回かあるけれど、「Loppi」なるキカイの前に立つのは久しぶりだし、日常の作業ではないので、次の画面へ移動する前に慎重に確認しながら、のろのろ操作していた。
注意書きを読んで、自分の名前と電話番号を入力して、チケットを受け取るまでに、画面の指さし確認を何回もした。

私の後ろに誰も並ばないでと思っていたのに、並ばれてしまった。私と同年代に見える男性。
作業にかかってすぐの時点なら、後ろの人と替わって、先にやってもらう。でも、半分以上は進んだと思われるので、ここで替わるのもちょっとなあと思いながら、続ける。
背中を見られながらの操作は焦るし、緊張する。もうちょっとのはずですから待っててくださいねと背中で言いながら、内心どきどきしながら操作を続ける。

やっと最後の画面まで行った。ここで「Loppi」から申込み券が出力されるはず。あれあれ、どこだ。きょろきょろしていたら、後ろの男性が近づいてきて、ここと指さして教えてくれた。
出力される場所に覆いかぶさるように、メモが張られていた。お店の人が何かの注意を書いたメモ用紙で、申込み券が隠れていた。男性がそのメモをひらっと持ち上げてくれたので、私にも申込み券が見えました。ありがとう。

私がこの券の小さい字を老眼鏡なしで確認している間に、次の番の男性は、慣れた手つきで、ささっと最後まで操作して、申込み券を手にしていた。

お待たせしたせめてものお礼に、さっきの男性に先にレジカウンターに行ってもらった。私はその後に続き、レジで料金を払ってチケットを手にした。


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