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ogawanacci
文明の利器のファクシミリ健在(2月28日火)
通販といえば、今はインターネットが主流かもしれないけれども、ネットがなかった時代は、電話か、ファクスか、ハガキで注文していた。
今でも、洋服や化粧品などカタログを見て注文するとき、私はファクスを利用している。家の電話はファクシミリ機能付き。
商品を一回買ったら、しばらくカタログが郵送されてくる。毎回買うわけでもないから、送料と紙がもったいないなと思うけれど、ページを眺めるのは好き。
そこに挿入されている注文書には、無料電話、無料FAX、ハガキ、インターネットで注文できると書いてある。ご丁寧に、私の住所や名前もあらかじめ印刷してある。だから、欲しい商品の番号と数量を書くだけ。
ネットでも、一回買ったら、住所などをいちいち打ち込まなくてもいいようになっていて、便利だけれど、今までやっていた方法のほうが落ち着く。いろんな方法で買い物ができるのも、いろんな過渡期であるからで、準備するほうも手間のかかることで大変や。私みたいな昔風がいいと思う人もいるし。
新しく家を構える人は、電話とファクシミリの一体型なんていう代物はもう使わないんやろうな。今のうちの電話が壊れたら、次はもうファクスなしかもな。
私がハタチで入社した小さな会社で、初めてファクスを導入したとき、上司は「ファクス、入りました」とA4用紙にマジックで大きく書いて、一番のお得意先にファクスを送信した。
そして、「うちもファクス入りました。今、送りました」と電話をしていた。40年ほどのうちに、ほとんど使われなくなったね。
便利に使っていた時代もあったんよ。