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雪降る日の外出(2月8日土)

京都市にとっては大雪の日。数センチ積もった。
全国のニュースで、「普段はあまり雪が降らない地方」の代表みたいに京都も取り上げられている番組を幾つか見た。繁華街、嵐山、金閣寺などの様子が映し出されていた。
雪国の方からすればなんてことない雪ですが、久しぶりに積もったりすると、慣れてないので、私は歩くこともままならないのです。

2月8日の9時で歯医者の予約をしていた。なんでこんな日に予約したのかと自分が恨めしい。仕方ない。徒歩10分ほどのところまで雪道を行くことにする。

土曜日の朝で、人や車の通行は少ない。ただ、もくもくと歩いている人、のろのろと走っている車と行き違う。日課なのか、こんなときでもランニングをしている人もいた。何としても取りやめない精神力、すごい。

さらさらとした雪が降り続き、どんどん積もる。短ブーツの半分ほどが埋まるぐらい。積もったばかりの雪なので、ゆっくりなら歩ける。これが溶けて凍ると、滑って歩きにくいでしょう。

横断歩道を渡るときが一番怖かった。トラックが赤信号で止まり切れずに、横断歩道の白線を全部またぐまで、ずるずると動いてきた。そこを渡っていたら、はねられるところだった。

さて、診察。口内炎もどきが痛かった。ほんの小さなぷちっとした出来物だけど、口の中が気持ち悪くて、大きな存在になっていた。自宅で自分の歯の裏側を見るのは難しいけど、診察室で手鏡を持たせてもらって「ほら、ここ」と言われた箇所を見ると、ぷちっとしたものが見えた。こんな小さいものに悩まされていたのか。

歯医者の予約がなかったら外出しなかったと思う。外に出たから撮れた写真。白黒写真みたい。水墨画みたいと言ったら大袈裟かな。

やっぱり白黒写真じゃないです。


こちらは雪をかぶった金閣寺。2015年1月3日撮影。
雪の金閣寺を見に行ったのは、このとき1回だけ。

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