見出し画像

思い切りやさしい店員さん(8月12日土)

祝日・土曜日・日曜日の連休、あるいは夏休み・お盆休みというカレンダーの並び、人それぞれの過ごし方がある。私は自宅での座業があるものの、休日という周囲の雰囲気にベースダウン。まあ、それでいい。

休日バージョンのプチ贅沢なおやつ、久しぶりに好物のフルーツサンドが食べたくなって、専門店へ行く。
ちょうどスタッフさんの休憩時間か、何かの用事か、「ただいま不在にしています。しばらくお待ちください」という貼り紙があった。小さい店舗なので、一人で切り盛りされているんでしょう。しばらくって、どれぐらいかな。待ってようかなぁ、また今度にしようかなぁと、ほかの食品売場へ行きながら思案する。
そんな私の様子を、フルーツサンド店の隣の回転焼店のお姉さんが見ていた。

せっかく暑い中、出かけてきたんやし、何も買わないで帰るのもつまらへん。スタッフさんが戻っていなかったら、回転焼を買って帰ろう。そう思って戻ってみたところ、フルーツサンド店のスタッフさんのお顔が見えた。

そんなタイミングで、「あっ、戻ってきてくれはった」と回転焼店のお姉さんが、店を仕切っている透明のアクリル板をたたいて、フルーツサンド店のスタッフさんを呼んでいる。
「こちらのお客さん、さっきから待ってはったで」
私の代わりに声をかけてくれた。いやぁ、ありがたいことです。

次のおやつは必ず回転焼にします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?