中国でのアジア大会・バドミントン(9月30日土)
9月23日~10月8日の日程で行われているアジア競技大会、連日、地上波テレビで放送してくれている。
きょうは、ライブあり、録画ありで、スタジオからは8時間も生放送。
素人のおばちゃんバドミントンながら、一応経験者ということで、バドミントン女子団体を観戦した。
第1ダブルスの志田千陽・松山奈未ペアが、世界ランク1位ペアに勝利した。今までの対戦では負け越しているペアに勝てた。実力は拮抗していて、接戦。勝ち切るには、気力、体力、存分に発揮しないとダメでしょう。前のめりになって応援した。
バドミントンは、公園なんかで手軽にできて、簡単というイメージがあるかもしれないけど、実際にやってみると、ワンストロークするのも全身を使うし、それが繰り返されるラリーが続くと、息も絶え絶えになる。
テレビに映っている選手たちは、それに耐え得る練習を積み重ねてきているから、コート内を縦横無尽に走り回り、いろんなショットを打っている。
私なんかと比べてはいけないけど、私はコートの端から端まで一往復するだけでしんどいんです。それを1つのラリーで何回繰り返すのか、気が遠くなりそう。体力消耗しますよ。
第2ダブルスの福島由紀・篠谷菜留ペア、負けてしまったものの、最後まで中国ペアに食い下がる。その気概にどきどきした。
福島選手の相棒は、本来なら廣田彩花選手だけど、コンディション不良か、この試合は混合ダブルス代表の篠谷菜留選手とのペア。この二人、高校時代にペアを組んでいたそうな。テレビ画面がミニ情報として教えてくれる。社会人になって別々の実業団に所属することになったけど、また十何年後の国際大会でペアを組むのは、どんな心境なんでしょう。うれしいんじゃないかと私は思うんですが。
あるラリーの中で、篠谷選手と中国選手がハイクリアを打ち続ける場面があった。お互いコートの一番後ろから対角線上に打ち合っている。一番体力を使うショット。(ちなみに、私はコートの端から端まで飛ばせる力はない。)相手の体力を消耗させる作戦か、何度も何度も奥を狙って打ち続けている。私も息をするのを忘れてしまうぐらいの強烈なラリー。このラリーが終わった瞬間、篠谷選手がコートに倒れ込んだ。もう限界だったんでしょう。そりゃ、倒れ込むわ。
それでも、少しの水分補給と汗ふきだけで、次のラリーに向かった。バドミントンはしんどいと身をもって知っていて、私には絶対できないことが目の前で繰り広げられている。しんどさが伝わってきて、涙が出そうになった。こんなラリーに耐えられるように、いつもキツイ練習しているんやね。
第1シングルス、第2シングルスも敗れたため、日本は団体戦第3位。銅メダルおめでとう。
ちなみに、第3シングルスで出場予定だった川上紗恵奈選手、小学生のときは京都のバドミントンスクールに通っていて、そこで川上選手と娘さんが一緒に練習していたというお母さんと、PTAバドミントンで一緒だったことがある。だから、親目線で一生懸命の応援になります。