ちっちゃな罪悪感を抱えながら生きている私とあなたに。
この2年間、リディフェスという社会課題イベントづくりに携わってきました。
このリディフェスというイベントが、私は結構好きです。
リディフェスが私の、私たちの ちっちゃな罪悪感に寄り添ってくれるイベントだから、結構好きです。
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(開始早々)余談ですが、リディフェスは去年まで「R-SIC」という名前で開催していました。リディラバ・ソーシャルイシュー・カンファレンスの略で、「R-SIC」
6年間続けてきたカンファレンスは今年、フェスになりました。
「?いや、やってることカンファレンスじゃん」と、そう思われるかもしれませんが、そうじゃない。そうじゃなくて、この名前変更は要は強い決意表明です。(たぶん)
「フェス」にしてやるんだ!堅苦しい「カンファレンス」じゃなくて、みんなで楽しめる、「なんか楽しそうだし行ってみよう」と思える、そんなイベントにするんだ!たっくさんの人が集まる日本一アツい場所にするんだ!そんな思いを込めた名前変更です。6年間も続けてきたイベントの名前を変えるんだから、だいぶ思い切ってます。
みんなで楽しめるようなフェスにしていくんです。今年から。
この名前変更も、結構好きです。
そんなリディフェスづくりに、今年も携わっています。
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さて、タイトルの話。
仕事に勉強に遊びに、忙しい日々を過ごしながら、心のどこか片隅で「社会と真正面から向き合えていない」ことにちょっとした “モヤッ” を抱えている人って、結構いるんじゃないでしょうか。ちっちゃな罪悪感を抱えながらすごしている人。少なくとも私はその1人です。
テレビとかTwitterとかで、心がぎゅっと痛むニュースを見たり、社会課題に対して積極的に行動しているきらきらしている友人を見たり、
その度にソワソワして、モヤッとする。
このソワソワとかモヤッとかって、
「わたしも何かこの人にできることはないんだろうか」
「でもこの問題に詳しいわけじゃないし、何をしたら良いかわからない」
「なにかをしたところで問題が解決するわけじゃない」
「ああでも、問題に正面から立ち向かっている人はキラキラしてる。かっこいいな」
私の場合、こんな気持ちたちです。
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リディフェスに話を戻します。
そもそもリディフェスとは何ぞや、という話をしていなかったんですが、
リディフェスは「日本中の社会課題を 課題解決のトップランナーたちからまるっと一気に学べるフェス」です。今年はオンライン開催。
社会課題の解決に本気で取り組む人たちが一挙に集い、日本中の社会課題について語りつくす、そんなとてつもない2日間。
このとてつもないリディフェスというイベントを、
私はきっと、私のために作っている。
リディフェスって、さっきの私のソワソワとかモヤッとかに寄り添ってくれるんです。
普段は自分の日々を忙しく過ごしていて、あんまり社会のことを考えられないけど、この2日間は本気で社会に向き合っている人たちと一緒に過ごして、イチからみんなで社会や社会課題を学ぶ。
忙しい日々を言い訳に、社会と向き合えなくてモヤモヤを抱える私だけど、この日だけは社会に本気で向き合う。
言い方を変えると、リディフェスは忙しい日々を理由に社会と真正面から向き合うことから逃げている私の“免罪符”になってくれる。
ちょっとネガティブに聞こえるかもしれませんが、私は 免罪符 でもいいんじゃないかな、と思っています。
始まりが “自分のモヤモヤをかき消すための免罪符“だとしても、リディフェスに来ちゃったら絶対にアツい登壇者たちと出会ってしまうし、自分自身も奮い立たされてしまうんだし。
そこから、どこかの団体を応援する、でも
自分で小さいものでもいいからプロジェクトやってみる、でも、
やっぱり日々は忙しいから、少なくとも年に一回は社会と向き合う時間を作る、でも、なんでもいいけど、
何か自分にちょーっとでも変化が起きるのであれば、それで良いんだと思います。
私なりの一歩を、あなたなりの一歩を踏み出せる場になれたら嬉しい。
ここで一歩進んで、またちょっと戻っちゃってもいいんじゃないかなあ、
たぶん前に比べたら0.3歩くらいは進んでる。
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私はこのイベントを、私や私みたいな人のために作っている。
ちっちゃな罪悪感を抱えている人に、届いてほしいなぁ
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