脳は自分の敵か、味方か。
こんばんは。
昨日は夫が休みで誕生日を祝ってもらおうと思いましたが、何も思いつかずバーゲンに行きました。
バーゲンでも欲しいものがみつからず。。。
最近、「安いから買っておこう」をやめました。
本当に欲しいものだけを買う。でないと、
今まで、安いから買っておこうと思って買った服。
結局着ないし、着てないからもったいなくて捨てられないし悪循環。
近所に古着屋さんを見つけたので、今度持っていこうと思います。
デパ地下でちょっといいお肉を買って、すき焼きを食べました。
クーラーが効いてる部屋で食べるすき焼きは、最高でした。
ちなみに、私はお酒がのめないので炭酸水。
本当に最高だったのは、すき焼きと冷えたビールを満喫した夫氏と思われます。
リモート面会に行って父に「最近調子はどう?」と聞くと、必ず「体が痛い」と言います。
父は左半身が麻痺しているのですが、左腕が痛いと言うのです。
私の感覚からすると麻痺してる腕が痛い、というのが理解できなくて、
最初の頃は左右を間違えているのかなと思っていました。
皆さんは、パーフェクトワールドという漫画をご存じですか?
と言いながら、私も漫画を全部読んでいませんが。(ネットで立ち読み)
事故で下半身不随になった主人公が、麻痺した脚が痛くて苦しむシーンが出てきます。
「お父さんも、これやん」
この漫画で初めて幻肢痛と言う言葉を知りました。
幻肢痛とは、
上肢や下肢を切断した場合、失われた手や足が存在しているように感じられるが、これを幻覚肢(幻肢)といい、成人では普通、切断後、数年にわたって経験される。この幻覚は切断時の感じがそのまま残るので、切断しなければならなくなった原因(外傷や疾病)のため切断された手や足に疼痛(とうつう)があったときには、切断後もその疼痛が残っている。これを幻肢痛という。これは、切断前に疼痛を感じたり、疼痛が強くなったりした動作で同じように感じるので、切断部が物に触れたりすると強く感じることが多く、義手や義足の装着、使用に障害となる。
[永井 隆]
出典:出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
切断だけじゃなくて、脳梗塞で麻痺して動かなくなったりしても幻肢痛は発症するらしいです。
失ったり、動かせなくなったりするだけでもつらいのに、その上痛いなんて。しかも、この幻肢痛には鎮痛剤があまり効かないとも聞きます。
根本的な治療法が確立されていないとの事。
幻肢痛で悩んでいる方の相談を読んでいると、夜も眠れないほどの痛さと書いてあります。父も、痛くて夜眠れないと言っていました。
一部には、脳が手足を失ったことを理解できていないから起こる痛みと言われています。でも、手足を失ったことを自分が知っているということは、自分の脳も知っているということでは?
脳が知らないはずないやん、って思うのですが。
脳っていったい何なのでしょうか。
どうして手足を失って苦しんでいる自分に、痛みなんていうさらなる苦しみを与えるのでしょうか。
自分の生命の維持を司る機能だから、自分の一番の味方。
自分が死なないように、いろんな指令を出してくれている。
自分の一番の味方と思っていたいのに、敵かも知れないなんて。
つらすぎる。
脳っていったい、何なんだろう。