JCGL−というフィールド 03 (2021.4.15画像更新)
そこは冷蔵室という形容が出来そうな電算室ーマシンルーム
いま、あなたの使っているパソコン本体はどこにありますか?
足元?モニターの後ろ?机の上?ノーパソ/Pad/スマホだから本体なんてないよ~等々。
今でも大型コンピューターやサーバールームなど、セキュリテイ面も考慮し独立したコンピュータールームを持つ会社もありますが、今や個人端末は個別どころか、そのうちクラウド化?
1980年頃はメインフレームと呼ばれるもの「主に企業など巨大な組織の基幹業務用などに使用される、大型コンピュータを指す用語wiki」が全盛期、しかし設置するのも大がかりで、その発する熱を冷やすために強力な冷房装置を必要としました。それらを一部屋にまとめて、コンピュータールームやマシンルームと呼ばれる、エンジニアにとっては冷蔵庫が出来たわけです。
JCGLにも冷房装置の轟音とマシンの唸りが止むことのないマシンルームがありました。
JCGLのワークスペースには通常CRTモニター、文字端末、キーボード、タブレットがセットになり、その本体は別部屋のマシンルームの中にありました。
JCGL初期システムのマシンルームには
主力である(数字は間違いではありません^^;) VAX11/780 32bitスーパーミニコン
* メインメモリ : 4MB
* 外部記憶装置 : 256MBHD ×2, 100MBHD ×1
* 上記システムが2系列
(昔、文化庁メディア芸術プラザ用に描いたものより、暫定お借り)
TWEEN/ベクター線画中割りシステム用 PDP11/44 16bitミニコン ×2
TWEEP/ペイント、背景描画システム用 PDP11/23 16bitミニコン ×6
DIcomed D48S フィルムレコーダー ×2
ジェニスコ社製フレームバッファ(今のビデオカード!)
ラインプリンター/テープ装置/冷房装置/後期にはコマドリできる1inchVTR_SONY-BVH2500!(しかしFrame bufferに画をロードする時間がかかりすぎ本領の連続コマドリが発揮できなかった)
オプチカルプリンター室
電源室(熱いから更に別室)等々
これだけの設備を何の目的で創り上げたのか。
その目的はこのコンピューターを使って(効率的に)アニメーションを創る。
そうJCGLはアニメを製作するために設立されたのです。
--to the next JCGL−というフィールド 04
1980~81年公開映画 世の中はまだSFXの世でVFXの夜明け前?
地獄の黙示録 ( アメリカ合衆国)
モスラ対ゴジラ ( 日本)
宇宙怪獣ガメラ ( 日本)
ラブバッグ モンテカルロ大爆走 ( アメリカ合衆国)
影武者 ( 日本)
地球へ… ( 日本)
ザ・フォッグ ( アメリカ合衆国)
世界崩壊の序曲 ( アメリカ合衆国)
復活の日 ( 日本)
スター・ウォーズ 帝国の逆襲 ( アメリカ合衆国)
ファイナル・カウントダウン ( アメリカ合衆国)
スタートレック ( アメリカ合衆国)
ヤマトよ永遠に ( 日本)
未知との遭遇 (特別編) ( アメリカ合衆国)
震える舌 ( 日本)
ブラックホール ( アメリカ合衆国)
フラッシュ・ゴードン ( アメリカ合衆国)
ブルース・ブラザース ( アメリカ合衆国)
機動戦士ガンダム( 日本)
宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち ( 日本)
ユニコ ( 日本)
宇宙の7人 ( アメリカ合衆国)
じゃりン子チエ ( 日本・アニメ)
アルタード・ステーツ/未知への挑戦 ( アメリカ合衆国)
ニューヨーク1997 ( アメリカ合衆国)
宇宙空母ギャラクティカ サイロン・アタック ( アメリカ合衆国)
スーパーマンII 冒険篇 ( アメリカ合衆国)
007 ユア・アイズ・オンリー (イギリス/ アメリカ合衆国)
機動戦士ガンダムII 哀・戦士篇 ( 日本)
さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅 ( 日本)
イレイザーヘッド ( アメリカ合衆国)
ウルフェン ( アメリカ合衆国)
スキャナーズ ( カナダ)
タイタンの戦い ( アメリカ合衆国)
マッドマックス2 ( オーストラリア)