ep01-戦車(タンク)またはRIG/WINDERと呼ばれるSTOP-MOTIONの職人道具
https://www.thisiscolossal.com/wp-content/uploads/2016/08/stop-2.gif
コマドリアニメーションの重要な職人道具にアーマチュアと戦車がある。
CGのリグのように、人形の骨格を可動関節を組み合わせてアニメートできるようにする為の素体だ。
針金なので作ることもあるが、金属骨格の周りを粘土などで包まれた重みをもつ状態で可動し、且つ保持できる事を要求される割と過酷なアイテムである。
一方戦車はそのアーマチュアを空中に支えたり、移動させたりするためにとても役に立つアイテムである。
なぜ火を噴くわけでも戦闘するわけでもないのに戦車などというのか?
日本のアーマチュア名匠の川村さん曰く
「戦車(タンク)とは国内特有の呼び方で、突き出し(ロッド)と、それを支える錘本体の外観が、そこはかとなく戦車に似ているところからきています。」
だそうで、海外ではRIG/WINDER(つまみ付?)と呼ばれている。
アードマンやドーモ君などのを作っているドワーフの人形アニメーションの中にも用いられているものである.
参考ムービー
事例、Polina KutukinaさんMAKING OF WELCOME
《その2》コ・マ・ド・リな風景
≪創意と工夫と締め切りの日々≫立体アニメーション撮影の情景 その壱
保田克史(ニャッキ、快動力リアル他)
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